はじめに

「副業で得られる収入額」の現実とは?

ゼニス調べ

さらに、これら副業によっての収入額を見ていきましょう。また、現在行っている副業が果たして本業になり得るかも考えてみます。
まず、「副業での収入額は毎月どれくらいですか?」という質問に対する回答では、「1万円未満(33.2%)」が最も多いという甘くない結果が出ました。次いで「1万円以上3万円未満(24.3%)」「3万円以上5万円未満(16.2%)」と続き、副業によって10万円以上の収入を得ている人は全体の1割に満たないことも明らかに。パソコンやスマートフォンさえあれば簡単にできそうな副業ですが、実際に稼ぐのは難しいことを数字が示しています。

また、こういった厳しい副業状況を反映し、「現在している副業が本業になり得ますか?」という問いでは、「いいえ」が83.6%にも及びました。「本業になり得る」と考えるには、まず生業と同等かそれ以上の収入を得られないといけません。この回答結果は当然のようにも思いました。
 

副業を行う上で避けて通ることができない「困ること」とは?

ゼニス調べ

さらに、「副業をしていて困ることを教えてください」の回答結果を見ていきましょう。副業をする人に共通するものとしては「想定していたよりも収入額が少ない(45.3%)」がトップになりました。

また、「確定申告などの手続きが煩雑(20.6%)」「忙しくて本業に影響が出る(20.4%)」といったものもあり、これらの労力に対し、取り組む副業が相応しいかどうかも見極めないといけないことがわかります。

一方、「自宅住所を晒すリスク(7.3%)」「代金未払いのリスク(5.7%)」といったものもランクしています。様々な問題へのヘッジを準備するとなると、副業へのハードルは予想以上に高いこともうかがえます。