はじめに

頭金は親からもらうor借りるのも一手

とはいえ、やはり頭金は多めに用意しておいたほうが安心。当然のことですが、頭金が多いほど借入額は減り、支払う利息も少なくて済むからです。頭金を多めに入れることで、金利を優遇してくれる金融機関もあります。

そこで、頭金の援助の可能性を探る意味でも、早めに親に相談するのがおすすめ。聞いてみると、実は積み立てをしてくれていた、などというケースもあります。

また、親・祖父母などの直系尊属から資金の提供を受けて、住宅を新築・増改築した場合に、贈与税が一定額まで非課税になる制度もあります。(住宅資金贈与の非課税の特例)

援助を受けるにせよ、頭金を一旦借るにせよ、資金援助の金額が大きければ大きいほど、住まいの選択肢の幅が広がることもあります。まずはダメモトでも聞いてみましょう。

結婚予定なら早めたほうがスムーズ

今回の相談者さんは未婚のカップルです。未婚でも購入できないことはないですが、結婚の予定があるなら、その手続きを済ませてから住宅を購入したほうがスムーズです。

なぜなら、住宅ローンを組む際に、ふたりの収入を合算したほうが借入額も増やせるからです。金融機関によっては婚約していれば合算OKという銀行などもありますが、結婚していればさらにスムーズに手続きできます。

若いふたりが住宅という大きな買い物をするとなると、資金援助の有無にかかわらず、親に相談することが多いでしょう。結婚前提なら、住宅購入を機に結婚を早めることを考えてみてもいいかもしれません。親にもよく相談して、後悔のない買い物をしましょう。


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