はじめに

キャッシュレス事業が激化し、様々な決済ツールに付帯するポイントを効率良く得る「ポイ活」といった言葉も生まれています。肝心のポイントには様々な種類があり、混乱している人も少なくないのではないでしょうか。

もはやポイントは、現金同様、または現金に次ぐものといったきらいもありますが、今回は「カードレビュードットコム」を運営するOffice Withが発表したアンケート結果をもとに、多くの人がどのような「ポイ活」を行っているかをご紹介したいと思います。


ポイント残高から見る「ポイ活」

まず、ポイントを取得している人が、どれくらいの残高を持っているかを見ていきましょう。

ポイントの取得残高の大半は「0~1,000(39%)」、「1,001~10,000(28%)」、「10,001~50,000(31%)」でほぼ3分割された結果となり、「50,001」以上の人は2パーセントほどと極めて少数でした。

「0~1,000」が39%と最も多かった理由は、必ずしも「ポイ活」に無関心というわけではなく、期間限定で失効するケースや、消費スピードが早く「ポイントを繰り返し使うことで、所有ポイントが少なくなっている」という場合もあるでしょう。

また、 次に多かった「10,001~50,000(31%)」「1,001~10,000(28%)」は、高額の消費を行った結果、あるいはコツコツと貯めた結果、それだけのポイントが貯まっていると考えられます。これらを少しずつ切り崩して使うというより、目指す数まで貯めた段階で一気に使う、あるいは別の何かに転じるように思いました。

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