5月7日(金)に発表された米4月雇用統計は、事業所調査による非農業部門雇用者数は前月比26.6万人増と、事前予想中心値の100万人増に比べて極めて弱い内容となりました。前月・前月分も併せて7.8万人下方修正されたことも考慮すると、あまりにも弱過ぎると言っても過言ではない内容です。こうなると、予想自体がいったい何を根拠にしていたのか気になってしまいます。
ふと思い出したのは、4月に発表された3月分の米雇用統計のことで、あの時は、事前予想よりもかなり強い内容だったこと、前月・前々月分も上昇修正されたことで、今回とは真逆の動きです。