2018年に厚生労働省はモデル就業規則を改定し、これまで“原則禁止”だった労働者の兼業・副業の実施は“容認”へと大きく風向きが変わりました。さらに2020年には、働く人も企業も安心して兼業・副業を実施するためのルールを明確化した「兼業・副業の促進に関するガイドライン」が発表されました。
従業員の兼業・副業を認める企業も増加しており、兼業・副業への関心が高まっています。リクルートが全国の正社員を対象に行った「兼業・副業に関する動向調査」(2020年12月実施)では、全体の41.8%の人が「今後副業をやってみたい」と回答しました。年齢層別では30~34歳が最も高く、半数を超える50.3%の人が副業に興味を示しています。
はじめて副業を実施する人にとっては、どれくらいの収入が得られるかは気になるところです。実際に副業をしている人はどれくらい稼いでいるのでしょうか。さらに、満足度の高い副業を実践するためのコツをみていきましょう。