はじめに

楽天証券とPayPay証券

楽天証券は、楽天スーパーポイントで投資信託の購入が出来たり、また、品揃え・手数料ともにSBI証券と並んでもっとも有能な証券会社と言えるでしょう。PayPay証券は、元々OneTapBUYという小口でも米国株やETFが買える証券サービスが前身で、1,000円から大企業の株が買えるので投資初心者が少額から投資を始めるにはメリットもあります。ただしNISAに対応していないなどの欠点も多く、あくまで楽天証券やSBI証券で投資をしている人のサブ証券的なポジションと言えるでしょう。

それぞれの最新動向は?

PayPayはLINEPayとの連携が進むという発表があり、LINEPay上からもPayPayの支払が可能になる方向。8,000万人以上が使うLINEのアプリ上からPayPayが決済できるようになれば、さらなる利用者が増えるものと思われます。Yahoo!JAPANとLINEが連携することでPayPay経済圏がより発展していくことが期待されます。

楽天は楽天Mobileも利用範囲を広げて利用者の囲い込みを強めると共に、楽天ポイントの利用先を拡大させてく模様です。楽天全国スーパーを2021年から展開し、全国のスーパーを楽天ネットワークに引き込んでいく戦略です。

楽天は楽天西友ネットスーパーで培った注文やデリバリーの仕組みを、2021年内から全国のスーパーへ提供。楽天ポイントが100円の購入につき1ポイント貯まるのはお得な上、一定の買い物以上で送料が無料になります。また楽天スーパーポイントによる購入もできるのでポイントの利用価値が高まっていくことになります。

また、楽天Payも2021年8月26日からアプリに追加機能があり、楽天カードの利用明細や楽天銀行の預金残高を、アプリから簡単に遷移して確認できるようになりました。アプリからRakutenPashaのレシート送付や、クーポンなども獲得しやすくなるようです。最終的には、楽天の機能がオールインワンのアプリポータルを目指しているのかもしれません。

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