はじめに
ボーナスと持株会への拠出分が減ったら?
仮に、手取り収入は維持して、ボーナスが無くなり、持株会を購入している分が減っても、資産は90代後半まで保つことになります。
この場合、少しの家計改善で十分に100歳まで資産を伸ばすことができると思いますので、先の改善ポイントを参考にしていただけたらと思います。
将来の展望を妻と共有することが大切
現状の収入は高く、ライフプランシミュレーション上は有利になりますが、支出コントロールができていれば収入をある程度減らしても問題がなさそうです。体が最大の資本であることを考えると、ある程度の収入減を覚悟しても、精神負荷がかかり過ぎず長期的に労働が可能な環境に移ることは良い選択だと思います。まずは、ご自身の市場価値を調べて見る上でも転職の情報を集めてみてはいかがでしょうか?
また、将来の展望についても奥様と共有することが大切です。
「今後どのような人生を歩みたいか?」
「想定されるライフイベントにはどのようなことがあるか?」
「今後の資産推移はどのようになりそうか?」
などをしっかりと話し合わないと、転職して収入が減った場合に不要な心配をかけてしまいかねません。ライフプランニングを通じて夫婦で目線を合わせて、どのように100年時代を乗り越えるべきかを考えていただくきっかけになれば幸いです。
連載「みんなの家計相談」でお悩み募集中!読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのFPが答えます。相談はこちらから。