はじめに
失業保険は延長申請を
働きたいけれど働けない場合は、失業保険も申請できます。
失業保険は、「就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、職業に就くことができない」という人が対象。ですから、病気やケガの治療、療養のためにすぐには働けない人は受け取れません。
しかし、諦めなくても大丈夫です。その場合は、延長申請をしましょう。病気などが原因で、30日以上継続して職業に就くことができなくなったら、できるだけ早めに申請します。最長3年間まで失業手当受給開始を延長する事が出来ます。
ただ、病気療養中だと自分でハローワークまで行かれないことも多いと思います。そのため、受給延長申請は郵送または委任状を持った代理人でも手続きが可能。申請方法をあらかじめ電話で聞いておくと、準備するものがわかって便利です。
身体を壊して働けず、お金も心細い。そんな時にはまず、公的な社会保障です。
ひとりで抱え込まず、市役所や区役所、信頼できる友人、家族に相談してください。ファイナンシャルプランナーや社会保険労務士の無料相談があれば、そちらも利用してみてください。
困ったときはお互い様。時には周りを頼ることも大切ではないでしょうか。