はじめに

お金を貯めるなら、貯金?投資?

お金の貯め方として、貯金をすべきか、投資をすべきか、迷うこともあるかもしれません。この数年、投資をすべきだという風潮が強くありましたから、貯金より投資、と思われる方もいることでしょう。

貯金だけ、投資だけと偏った考えは危険。生活を守るために使えるお金をしっかり持ち、その上で投資をするということを基本に考えてほしいと思っています。「投資をすべき」と言われ始めてから、「毎月の黒字部分はすべて投資する」「投資は怖いから全部貯金する」と偏る方も多く見受けるようになりました。

投資に偏る人は、「お金が必要になれば売ればいい」と考えていることが多いのですが、いざというときが売りたくない時であったり、急ぎでお金が必要な時なのに、お金を手にするまで数日待たなくてはいけないなどなりやすいものです。また、貯金ばかりに偏ると、数千万円などの貯めたい金額に、届く見込みが立たちにくいでしょう。

そうならないために、預貯金等である程度の現金を持ってから投資をする、現金が不足していてたまるには時間がかかるのなら、現金を貯めながら一部で投資をするという、自分のいまを守りながら、将来に備えることを考えましょう。貯金と投資のバランスが大切なのです。ですから、今の自分の貯金の状況はどうかを把握してから、貯金をしていくのか、投資も併せていくのかを検討されると良いでしょう。

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