はじめに

コロナ前とのウェディングパーティーの費用の違い

コロナ禍前と現在でパーティーにかかる費用に、大きな変化はありません。コロナ禍前の2019年度では354.6万円、コロナ禍となった2020年度で325.0万円とやや減っているものの、2021年度では341.9万円とコロナ前の水準に戻ってきています。

パーティーが縮小して行われていても、平均額は300万円を超えています。一部オンラインにしても極端に費用が安くなるということはありません。通常のウェディングパーティーと同様、招待客の人数にかかわらず固定費が掛かります。固定費とは、挙式料、会場費、装花、音響設備、司会、衣装代などです。

一部オンラインで変わるのは、ゲストの人数が減ることによる変動費です。変動費は、料理・フリードリンク、引出物などの費用です。仮に料理を2万円、フリードリンクが5,000円、引出物が5,000円の場合、1人当たり3万円となります。招待客を80名とし、オンライン参加がそのうち10名の場合、30万円減ることとなりますが、オンライン設備費用が10万円かかったとすると、総額からは20万円の減額となります。

したがって、どのようなウェディングパーティー形式でも実施できるよう、2人でしっかりと資金準備を行うことが欠かせません。


2人で挙げる結婚式は一生に一度の思い出として、きちんと作りたいと思う人も多いと思います。大切な門出の日だからこそ、多くの人に祝福し喜んでもらえる大切な思い出となるよう、この記事が参考になれば幸いです。

出典
結婚総合意識調査2021(リクルートブライダル総研調べ)
結婚総合意識調査2020(リクルートブライダル総研調べ)
ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ

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