はじめに

ラムの美味しい注目の食べ方は?

有木さんによると、このラム肉ブーム再来は食べ方のバリエーションが増えたことも牽引しているのではといいます。

「王道のジンギスカンやラムチョップはもちろん人気ですが、ラムバーグやラム茶漬けなど、今までなかったメニューも登場しています」

中でもラムしゃぶがおすすめだそうです。

「元々、ラムはタンパクですが、ラムしゃぶはさらに脂が落ち、さっぱりといただけるためいくらでも食べられます。また、ラムの美味しい脂が落ちただしでラーメンを作るととても美味しいですよ。いわゆるラムラーメンです」

特別なラム肉・メニューが食べられる おすすめ店舗3店

最近は、その店でしか味わえない特別な肉やメニューを売りにする店が増加しているといいます。そこで有木さんにおすすめのお店を教えてもらいました。

札幌ジンギスカン しろくま
希少価値の高い北海道産のチルド羊肉を使用したジンギスカンが楽しめます。他にも、アイスランドやニュージーランドなど各地の羊を食べ比べることができます。深夜2時までやっていて、ラムなので深夜に食べても胃もたれせず楽しめます。

羊肉酒場 0,19
ラムチョップはもちろん、ラムロースト丼、ラムバーグ、から揚げ、ラムぺい(とんぺい焼き風)など、さまざまなラム肉の食べ方が楽しめます。

羊肉酒場 悟大
1頭からわずか4人前しか取れない稀少部位「超厚切り特上肩ロース」や、数量限定の「壺漬け特上肩ロース」などがおすすめの羊肉専門店です。ラム茶漬けやラムそぼろめしなど、アレンジメニューも豊富で色々な食べ方を楽しめます。さらにジンギスカンは、本場・北海道で羊肉に定評ある食肉生産・加工会社から直接仕入れをすることで、東京でも安価で提供しています。


健康志向の高まりと、流通システムの変化によって、再び身近な存在になり始めたラム肉。再度味わってみると、今までとは違ったラム肉の変化を感じられるかもしれません。

有木真理
ホットペッパーグルメ外食総研 上席研究員
食のトレンドや食文化の発信により、外食文化の醸成や更なる外食機会の創出を目指す。自身の年間外食回数300日以上。ジャンルは立ち飲み~高級店まで多岐にわたる。食を通じて「人」と「事」を繋げるイベントオーガナイザーも務める。
ホットペッパーグルメ外食総研

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