はじめに
楽天市場を年間55万円以上使うなら「楽天プレミアムカード」がお得に
一方、楽天プレミアムカードを楽天市場で利用した場合は、以下の楽天ポイントがもらえます。
・通常購入分:100円(税抜)で1ポイント
・楽天カード利用通常ポイント:+1倍(通常ポイント・上限なし)
・楽天カード利用特典ポイント:+1倍(期間限定ポイント・月間獲得上限5,000ポイント)
・楽天プレミアムカード特典分:+2倍(期間限定ポイント・月間獲得上限10,000ポイント)
楽天カード利用特典ポイントに追加して、楽天プレミアムカード特典分のポイントが+2倍されるので、100円で5ポイントの楽天ポイントがもらえるようになります。楽天プレミアムカードの年会費は11,000円ですが、楽天ポイントの還元率は楽天カードの3%から5%にアップします。
このとき、楽天ポイントで年会費の元が取れる「損益分岐点」は、55万円です。
・楽天カード:55万円×3%=16,500ポイント
・楽天プレミアムカード:(55万円×5%)−11,000円=16,500ポイント
つまり、楽天市場を年間55万円以上使うならば、楽天プレミアムカードを選んだ方がいいというわけです。月額換算するとおよそ4.6万円です。
さらに、楽天プレミアムカードには「選べるサービス」があります。選べるサービスは、所定の買い物のポイントが+1倍になるサービス。次の3つのコースから1つ選べます。
・楽天市場コース:毎週火曜・木曜「プレミアムカードデー」の楽天市場の買い物で+1倍
・トラベルコース:楽天トラベルのオンラインカード決済で+1倍
・エンタメコース:Rakuten TVまたは楽天ブックスの楽天プレミアムカード利用で+1倍
つまり、毎週火曜・木曜限定ながら、楽天市場コースを選べば、楽天市場利用時の楽天ポイントの還元率は6%にできるのです。
還元率6%の場合の「損益分岐点」は、およそ37万円(厳密には、36万6700円)です。
・楽天カード:36万6700円×3%=11,001ポイント
・楽天プレミアムカード:(36万6700円×6%)−11,000円=11,002ポイント
この場合は、楽天市場を年間37万円、月額3.1万円ほど利用するならば、楽天プレミアムカードのほうがお得になります。
楽天プレミアムカードは、旅行保険がほぼ自動付帯になるほか、国内・海外の空港ラウンジが無料で利用できるなど、付帯サービスも充実しています。楽天ゴールドカード同様、誕生月の+1倍の特典もあります。
結論、月3〜4万円を楽天市場で買い物をする方は、付帯サービスも考慮すれば年会費11,000円を払って「楽天プレミアムカード」を選ぶメリットは大きいと考えます。
楽天カード・楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードを選ぶ「境目」を紹介してきました。ポイント還元率の面で見れば、楽天ゴールドカードを選ぶメリットはほぼありません。
楽天経済圏をフル活用するならば、楽天プレミアムカードに切り替えたほうがずっとお得になります。日ごろ楽天市場をどのくらい使うかを考えたうえで、自分にあった1枚を選んでみてくださいね。