はじめに

こんにちは。野菜料理家の越野美樹です。

旬のお野菜1品を使ったレシピシリーズ。一年中お野菜が出回る昨今、こんなお野菜が今は旬なのだということを感じていただければうれしいです。今回は、里芋を使った使い切りレシピをご紹介します。

今回ご紹介する「里芋の青のりバター」は、蒸し煮した里芋を、フライパンで焼くだけ。和風料理に使いがちな里芋。バターの風味を加えてカリッと焼くことで、新しい里芋の食べ方が楽しめます。青のりをたっぷりまぶすことで磯の香りも加わり、どんどん手が伸びるはず!


「里芋の青のりバター」材料

材料 分量
里芋 5個(300g)
ひとつまみ
片栗粉 大さじ1
お好みの 大さじ1
バター 10g
ひとつまみ
青のり 適量

「里芋の青のりバター」作り方

1. 里芋は皮をむいて縦4等分に切る。塩ひとつまみを加え、まな板の上で転がすようにしてから流水で洗い、水気を切っておく。

2. 鍋に1と100ml(分量外)の水を入れて中火にかけ、沸騰したら弱火にしてフタをし、柔らかくなるまで10分ほど火にかける。

3. 柔らかくなったら中火にして水気を飛ばす。

4. ボウルに3を入れて青のりと片栗粉を加え、全体にまぶす。

5. フライパンを弱火に熱してお好みの油を入れる。4を入れてバターを加え、木べらなどで混ぜながら全体が狐色になるまで炒める。

6. 塩を加えて、全体に広がるようによく混ぜる。

「里芋の青のりバター」を美味しく作るポイント

里芋は塩で下ごしらえするとぬめりが出にくく、吹きこぼれを防ぎます。鍋の水気を飛ばすと里芋が鍋底にくっつくので、木べらなどでそっとはがしてください。ホクホクで、バター香る里芋の新しい調理法、ぜひお試しください!

【調理時間】20分

レシピ/ 越野 美樹
藤野料理教室にじ主催。調理師。 忙しい毎日の献立に悩む方に、食事作りが楽しくなるようなレシピ提案をしています。Instagramでは主に平日のお弁当と週末の美味しいものを投稿中。

(この記事はケノコトからの転載です)

この記事の感想を教えてください。