はじめに

クレジットカード払いにするとポイントがお得になる

さらに支払方法をクレジットカード払いにすると、カードのポイントが付与されるので、さらにお得になります。では、どのくらい節約できるのかを計算してみましょう。先程の保険を例にして説明をします。

保険料を年払いにすると、年間の保険料は20万4023円でしたね。還元率が1%のクレジットカード払いにすると、2040ポイントが付与されます。年払いで得する分とポイントで得する分をあわせると、年間約6000円の得になります。

【計算】
月払いを年払いにすることで、年間3961円の得
クレジットカードのポイントが、年間2040ポイント=2040円の得(1ポイント=1円で計算)
3961円+2040円=6001円の得

先程も述べましたが、生命保険の支払いは長期になります。20年間支払ったとすると、約12万円の得になります(6001円×20年=12万20円)。

生命保険料控除で税金が戻ってくる

さらに、忘れてはいけないのが、「生命保険料控除」です。生命保険の保険料を支払うと、一定の金額が所得から控除されます。どのくらい税金が安くなるのかというと、契約をした時期が2012年以前と以降では異なります。

2012年以前の契約は、2種類に分けられていましたが、2021年以降は3種類に分かれています。2012年1月以降の契約は、それぞれ1年間に8万円以上の保険料を支払うと、所得税の控除額は4万円、住民税の控除額額は2万8000円です。

たとえば、年間8万円以上の保険料を支払っている人で、所得税の課税が10%の場合は、所得税と住民税をあわせて6800円の税金が戻ってきます(所得税4000円+住民税2800円=6800円)。

会社員や公務員は、年末調整のときに、生命保険料控除の書類を提出することで、所得税・住民税の控除が受けられます。一方、自営業者などは確定申告のときに記入をします。保険会社から生命保険料控除の書類が送られてきます。くれぐれも手続きを忘れないようにしてください。

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