はじめに

【2】iFree NEXT FANG+インデックス

次に新NISAのつみたて投資枠、成長投資枠どちらも対象となっているiFree NEXT FANG+インデックスをご紹介します。

エヌビディア、ネットフリックス、ブロードコム、スノーフレイク、アマゾン、アルファベット、など代表的な米国のIT企業の株式に投資し、NYSE FANG+指数(円ベース)の動きに連動した投資成果を目指すインデックスファンド。原則として為替ヘッジは行いません。マグニフィセント・セブンに新NISAを活用して投資したいなら選択肢となるのではないでしょうか。5年の騰落率は24年2月末でプラス413.83%と高パフォーマンスとなっています。

FANG+は2244とよく比較されますが、 2244は20銘柄、FANG+は10銘柄への分散投資となっています。またコスト面で比較するとFANG+は0.7755%で、2244は0.4125%です(ともに年率、税込)。参考にしてみてください。

【3】NASDAQ-100

もっと分散投資をするならハイテク株100銘柄に分散投資できる楽天・NASDAQ-100はいかがでしょうか。ナスダック100はNASDAQ市場に上場している銘柄のなかから金融銘柄を除いた時価総額上位100銘柄で構成されている株価指数です。米国中心のハイテク企業100社に分散投資できる指数であるといえます。信託報酬率は年0.198%とコストが安いこと、また100銘柄に分散投資できるので長期で保有するなら有力な選択肢となると思います。

【4】グローバルX テック・トップ20-日本株式 ETF(2854)

最後に、日本のハイテク株に投資できるグローバルX テック・トップ20-日本株式 ETF(2854)をご紹介します。

グローバルX テック・トップ20-日本株式 ETFはNISAの成長投資枠対象です。日本を代表するテクノロジー関連企業20銘柄へ投資をし、信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を「FactSet Japan Tech Top 20 Index(配当込み)」の変動率に一致させることを目的とするETFです。

2024年2月末時点での組み入れ銘柄は、東京エレクトロン(8035)、キーエンス(6861)、リクルートホールディングス(6098)、任天堂(7974)、ソニーグループ(6758)、ファナック(6954)、HOYA(7741)、キャノン(6702)、富士通(6702)、富士フイルムホールディングス(4901)、アドバンテスト(6857)、TDK (6762)、ディスコ(6146)、日本電気(6701)、ルネサスエレクトロニクス(6723)、エムスリー (2413)、オービック(4684)、楽天グループ(4755)、LINEヤフー(4689)、ZOZO (3092)の20銘柄となっています。


中長期的にハイテク株の成長が期待できそうだと考える方は、分散投資をしながらETFや投資信託で保有をする選択肢もありだと思います。

新NISAには今年使った枠も来年には復活するという特徴がありますので、成長投資枠に余裕のある方は、短期的な利益を狙って売買をするのもありなのではないかと思います。

皆様の投資の参考に少しでもなれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございます。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward] ※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

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