はじめに

家計簿アプリ「マネーフォワード ME」に、新機能「ポイントが貯まる家計簿」がリリースされました。

マネーフォワード MEのアプリに「ポイント」というタブが追加され、銀行や証券口座の連携、マネーフォワード MEアプリの起動といったアクションに応じて、ポイントを獲得できるようになります。貯めたポイントは50ポイント単位でVポイントに交換ができるようになります。

2012年より家計簿アプリとしてスタートした「マネーフォワード ME」に、なぜ今“ポイントが貯まる”機能なのでしょうか。

「ポイントが貯まる家計簿」機能とはどういったものか、なぜポイントが貯まる機能なのか、マネーフォワードの中の人、マーケティング部・部長の大野義博さんに話を伺ってきました。


マネーフォワード MEのポイントが貯まる新しい機能とは

伊達有希子(以下、伊達):まず「マネーフォワード ME」をまだ使ったことがない方のために、アプリの紹介をお願いします。

大野義博さん(以下、大野):「マネーフォワードME」は家計簿も資産管理も1つのアプリで完結できるサービスです。1つのスマホアプリで、銀行や証券口座、クレジットカード、ポイントサービスなど、自分の収支や資産の状況を把握することができます。

伊達:今回、マネーフォワード MEにポイントが貯まる機能が追加されましたが、開発のきっかけを教えていただけますか?

大野:お金の管理を始めたり続けたりすることにハードルを感じているユーザーが一定数いることは感じていました。ポイントを貯める楽しみをプラスすることで、ユーザーのモチベーションを高め、より積極的にお金の管理に取り組んでもらいたいと考えました。

伊達:実は、「マネーフォワード ME」を使っている私も、最初に連携をする作業が億劫で、利用を挫折しかけたことがあるんです。家計簿や資産管理って、忙しいとついつい後回しにしてしまって…。

大野:そうですね。おっしゃるように、最初の連携が面倒だと感じる方や続けることが大変という方は一定数いると思います。

そういった方のサポートという意味でも、ポイントを獲得するためのアクションを実行していただければ、上手にお金の管理ができる状態を作れる仕組みが必要でした。

もちろんすでにマネーフォワード MEを使いこなしているユーザーの方も、これまで通り使っていただくことでポイントが貯まるので、新機能のメリットは感じていただけると思います。

伊達:なるほど。これからはその連携や管理という心理的ハードルを、ポイントが後押ししてくれますね。

大野:お金の管理というと難しそうに聞こえますが、最初に銀行や証券口座、クレジットカードなどの連携作業さえしていただければ、あとは収支を見ていただくだけでも変わってくると思います。

例えば、「来月のクレジットカードの支払いは、口座にある残高で大丈夫かな?」など、頭に浮かぶ不安をアプリで確認するだけでも安心感が全然違います。もし「あ、やっぱり足りない…」となっても、すぐに対策が取れることは大きなメリットだと思います。

伊達:今回のポイント機能の実装は、「ポイ活」をしてほしいというものではなく、家計簿を付けることの後押しということですね。

どんなアクションでポイントがもらえる?

伊達:実際にポイントを獲得するために、どのようなアクションが必要でしょうか?

画像:「マネーフォワード ME」スクリーンショット

大野:ぜひチャレンジいただきたいのは口座連携です。銀行口座、証券口座、クレジットカード、ポイントサービスの連携に対して、ポイントが付与されます。

この4つを連携することで、家計の把握ができ、お金の管理がしやすくなるので、まずはここから初めていただくことをおすすめします。有料プランへのアップグレードは必要ですが、5件連携、10件連携…など、連携数を増やすことでもポイントが貯まる仕組みになっています。

伊達:最初に何を連携すればいいのか迷う方もいそうなので、そういった方への利用ガイドのようになっているんですね。

大野:はい。連携することで資産管理の網羅性が高まり、ポイントを貯めるアクションによって、気が付いたら家計全体の管理に繋がっていくのが最大の特徴です。

それ以外に、マネーフォワード MEアプリの起動や月次で家計・資産などの状況を表示するマンスリーレポートの確認など、定期的に利用することでもポイントが付与されます。

伊達:家計簿の習慣化でもポイントが付与されるようになっているのはいいですね。

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中のひとはマネーフォワード MEをどう使っている?

伊達:少し話はそれますが、マネーフォワードの中の人がどのようにマネーフォワード MEを使っているのか気になります。

大野:僕は朝晩の1日2回はチェックするようにしています。貯まったポイントを確認したり、各資産の日々の変動を見たりするのが楽しいです。

伊達:習慣化しているんですね。いつ頃から使い始めたんですか?

大野:社会人1年目からすぐに使い始めたので、ユーザーとして9年くらいは使っていますね。

伊達:社会人になってすぐにお金の管理とは、意識が高いですね。

大野:社会人になって、お給料が入ってくることで貯蓄が積み上がって、アプリ上の資産推移のグラフが右肩上がりになっていくことをイメージしたらワクワクしたんです。でも、現実はそんなに甘くなかったです(笑)。

伊達:社会人になり立ての頃は定期的な収入が得られる喜びと共に、貯金がザクザクできる妄想は膨らむものの、現実は理想とは裏腹に身の丈に合わない出費が続いて大幅赤字…なんてことはよくありますよね。

大野:そうですね。その時代は、銀行口座や証券口座も含めて資産がどれだけあるか、クレジットカードの支払いがどれだけあるかをよく確認していました。支払いが可能なのかのチェックですね。自分の持つ資産の中で支払いが可能なのかがわかるだけでも、気持ちの部分ではかなり違いました。

もちろん、“家計や資産の見える化”をしたからって、急に家計が変わる訳ではないのですが、自分のお金の癖を知ることが、お金の管理の第一歩だとおもいます。

伊達:おっしゃる通り、自分のお金の癖を知るって本当に大事ですよね。

少し余談になりますが、ライフプランを作る際に、家計の管理を今まであまりしてこなかったお客様に対して「マネーフォワード ME」をオススメすることがあるんですよ。

大野:それは嬉しいですね!

伊達:無料でも十分な機能があり、連携もしやすいので顧客も家計管理の一歩として取り入れやすいからです。今回のポイント機能の実装で、さらにお客様の家計管理の後押しができそうです。

大野:ありがとうございます。ぜひポイントを貯めながら、マネーフォワード MEをつかいこなしていただけたら嬉しいです。

伊達:最後にポイント機能をどのように利用していただきたいか教えてください。

大野:これまであまりマネーフォワード MEを使ってこなかったユーザーに、ポイントを通じて、家計・資産管理の最初の一歩を踏んでいただきたいです。まずはマネーフォワード MEの起動からでもいいですし、口座連携やレポートの確認などを進めていただいて、習慣化の後押しをしていきたいです。

これから始める方だけでなく、一度使ってお休みしていた方の再開のきっかけやすでに習慣化されている方にも、使い続けるモチベーションのひとつにしていただきたいですね。

伊達:本日はありがとうございました。

大野:こちらこそ、ありがとうございました。

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家計簿は未来につながる投資行動

マネーフォワード MEが新機能「ポイントが貯まる家計簿」をリリースした背景には、ポイントを獲得しながら、家計簿を使って上手に家計管理をしてほしいという思いがありました。

ポイントを貯める楽しさを感じながらとった行動が、家計簿や資産管理の習慣を生み、その結果未来に大きな差がついていく…。これは、ある種の未来につながる投資行動だなと感じました。

「ポイントが貯まる家計簿」機能をきっかけに、「マネーフォワード ME」で家計管理を始めてみるのはいかがでしょうか。

「ポイントが貯まる家計簿」はこちらよりご確認ください。
※「ポイント」のタブはアプリ版サービスのみでご確認いただけます。Web版サービスをご利用のお客さまはアプリをインストールしてご確認ください。
※iOSをご利用の方はVer.18.0.0以降のアプリにてご確認いただけます。「ポイント」のタブが表示されない場合はiOS版アプリのアップデートをお願いいたします。
※Androidをご利用の方は、Ver.18.0.0以降のアプリにてご確認いただけます。「ポイント」のタブが表示されない場合、順次アップデート可能となりますので、ver(18.0.0)のリリースをお待ちください

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