はじめに

「fundnote日本株Kaihouファンド」とは

ファンドの当初募集は100万円以上で1円単位、当初募集期間は2025年1月10日(金)から24日(金)までで100億円を上限とし、27日から運用を開始する予定です。将来的には1000億円を目指します。年1.87%(税込み)の信託報酬のほか、実績報酬年率6%を超えた収益部分に対して22%を徴収するとしています。

ファンドのポイントとして、アルファ(投資助言を行うKaihouが考える企業の本源的価値と市場価格との乖離幅)が大きい国内上場株に厳選して集中投資、 投資先企業へのエンゲージメント(対話)によりアルファを創出し、 受益者へのリターンの向上を目指すとしています。

また、ファンドの特色として、「徹底的なリサーチとリスク管理、投資先企業へのエンゲージメントを通して、受益者へのリターンの提供を目指します」としています。

モデルポートフォリオ (2024年11月末時点)が販売用資料に掲載されています。組み入れ銘柄数は20銘柄で、時価総額1000億円以上:5銘柄、300億円以上〜1000億未満:8銘柄、300億円未満 :7銘柄となっています。

PER 12倍未満:5銘柄、8倍以上12倍未満:8銘柄 、8倍未満 :7銘柄としています。

PBR(株価純資産倍率) 1倍以上:7銘柄、 0.7倍以上1未満:4銘柄、0.7倍未満:9銘柄で中央値0.8倍です。

モデルポートフォリオ組み込み銘柄(2024年11月末時点) として、銘柄は非公開としながらもセクターで掲載され、建設3銘柄、卸売4銘柄、情報・通信4銘柄、医薬品2銘柄、証券・商品先物取引、輸送用機器、サービス、金属製品、電気機器、機械、ゴム製品が1銘柄です。新NISA(少額投資非課税制度)の対象外商品となっています。

販売用資料の担当者紹介の中で井村氏は、「投資以外の趣味はありますか?」の問いに対し「ありません。睡眠7時間、稼働時間17時間のうち、平均7~8割は株式投資に関する時間に費やしています」と書いています。

私も井村氏とは何度かお仕事を一緒にさせていただきましたが実際、仕事終了後にも「決算書を見るので」との言葉を残し、直ぐに帰宅されていました。彼の株式投資への熱意には本当に頭が下がります。

※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

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