はじめに
S&P500の厳しい選定基準
S&P500の構成銘柄に採用されるためには厳しい基準が設けられていて、主な条件は以下のとおりです。
・時価総額は180億ドル以上であること
・直近四半期および直近の連続4四半期の利益合計が黒字であること
このような基準を満たした優良企業のみが構成銘柄として名を連ねています。特徴としてS&P500に連動する投資信託は、S&P500という株価指数との連動を目指す商品です。
インデックス投資は市場と連動する指数を目指しているため市場平均を超える大きなリターンは狙いにくいと考えるのが一般的です。個別株に比べると大きな値動きが起きにくく、短期間で大きなリターンを期待することはできません。長期的にコツコツと運用する投資スタイルだと理解しておきましょう。
相場格言「辰巳天井」とは?
2025年は巳年ですが、相場格言では「辰巳天井」と言われ、巳(み)年は相場が上昇して天井を付ける傾向があるといわれています。1949年以降の日経平均株価の年間騰落率を十二支で見ると、巳年の平均上昇率は13.4%で上から6番目、ちょうど真ん中辺りの年となっています。
巳年相場には歴史的な転機が何度も訪れていて1989年は、80年代バブル相場の大天井形成年(大納会に日経平均高値)、2001年は、前年のITバブル崩壊後の下げに拍車が掛かり、9月には世界同時多発テロで全面安となる場面もありました。
2013年は、前年暮れの総選挙での自民党政権復帰を受けてアベノミクス相場、日銀の異次元緩和がスタートし、日経平均株価は年間で57%も上昇した年でもありました。2025年の日本市場はどのような相場となるのでしょうか。
※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
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