はじめに

キャッシュレスがどんどん進んでいます。

銀行では「通帳」をつくった場合に、手数料がかかるケースが増えていることをご存じですか?

今回は、大手銀行で新しく口座をつくったとして、通帳を利用しようと思ったら、どれくらい手数料がかかるかを見ていきましょう。


大手銀行の新規口座開設時の通帳発行手数料は?

さっそく、大手銀行から見ていきます。

●三菱UFJ銀行
年間550円(税込)
※1月末時点で18歳未満、70歳以上の人は対象外。

●三井住友銀行
年間550円(税込)
※18歳未満または75歳以上の人は対象外。

●みずほ銀行
1冊1,100円(税込)
※70歳以上の人は対象外。

●りそな銀行
年間550円(税込)
※口座開設時70歳以上は対象外。りそなクラブのステータスがパール以上も対象外。

●ゆうちょ銀行
新規口座開設での通帳発行手数料はなし。

以上をまとめると、大手5行では、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行では年間550円、みずほ銀行では1冊1100円、ゆうちょ銀行ではなし、です(年齢等による対象外の人を除く)。

みずほ銀行の場合は「通帳発行のたびに」1,100円かかるので要注意。ただし、入出金や振り込みなどの印字回数が少なく、通帳発行の頻度が減れば、年間550円かかる他の銀行よりも手数料が抑えられるでしょう。

手数料が必要になる銀行や対象の年齢の人は、新規で口座開設をする場合に「通帳をどうするか」をよく考えてからにしたいですね。

また、最初は通帳を発行しておいても、途中からWEB通帳(紙の通帳を発行しない方法で、「通帳レス」などともいいます)に切り替えることもできます。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward HOME]