新着記事
2025年株式市場を振り返る、史上最高値更新と明暗を分けた銘柄
躍進する半導体と資源開発
2025年も残すところあと10日となりました。2025年の日本市場は、11月に日経平均株価が52,636円という史上最高値を記録するなど、堅調な推移を見せました。記録的な上昇相場の中で、どのような銘柄が市場を牽引し、一方でどのような企業が苦境に立たされたのか。2025年の騰落銘柄を検証します。
預金だけでは不安な時代に注目されるお金の預け先
なぜ今、一時払終身保険なのか
銀行預金の金利が長く低水準だった日本では、「お金を増やす」という視点を持ちにくい状況が続いてきました。しかし近年、金利が緩やかに上昇し、資産の置き場所を見直す人が増えています。その中で注目されているのが、一度に保険料をまとめて払い込む「一時払終身保険」です。資産運用と保障の両面を兼ね備えたこの商品が、なぜ今再び脚光を浴びているのか。メリット、デメリットを整理しながら、その特徴と魅力をわかりやすく解説します。
30〜40代が無理なく投資を始められる目安は? 貯蓄でみる「投資スタート安全ライン」
年収 × 貯蓄でみるケーススタディ
「物価が上がって貯蓄だけでは不安。投資で増やしたい」。一方で、年収や貯蓄の平均を見て「うちは大丈夫かな」と不安になることもあるでしょう。この記事では、30〜40代が「安心して投資を始められるライン」を一緒に整理していきましょう。
年末年始を安心して楽しむための5つの備え
非日常に潜むリスクから身を守るには?
年末年始は、どのようなご予定がありますか?長期休暇を利用して旅行へ出かけたり、実家へ帰省したりと、普段とは少し違う生活になる方が多いのではないでしょうか。しかし、こうした“非日常”の時間には、思わぬリスクが潜んでいます。たとえば、交通事故による死亡事故が最も多いのは12月です。年末年始は事故が増える傾向があるため、十分に注意したいものです。そこで今回は、年末年始に役立つ保険をいくつか紹介します。
投資や資産形成は「お金の話」である前に、「人生設計の話」である
老後・教育費・働き方で変わる! 続けられる投資に共通する3つの条件とは
投資の世界で注目されがちなのはリターンや利回りですが、それだけで投資判断は成り立つのでしょうか。投資が途中で続かなくなる背景には、人生設計と投資内容のズレが潜んでいることも少なくありません。本稿では、老後資金や教育費、働き方、リスク許容度といった視点から、無理なく続けられる投資の考え方を整理します。
住宅ローンは早く返すことが正解ではない。ボーナスを繰上返済にあてる前に確認したい「3つのチェックポイント」
金利上昇時代のボーナス活用術
もうすぐ年末。ボーナスを「住宅ローンの繰上返済にあてたほうがいいのかな?」と思っていませんか? 特に変動金利で借りている人は、金利が上がる中、「今のうちに少しでも元本を減らさないと…」と落ち着かない気持ちになっているかもしれません。一方で、物価高の中、家計のやりくりはシビアになっています。「ボーナスの多くを繰上返済に回してしまって本当に大丈夫なのか」と不安になる人も多いはずです。残念ながら住宅ローンの繰上返済は、「とにかく早く返すのが正解」という単純な話ではないのです。重要なのは、長い目でみた資金の割り振り戦略です。
ローソンも無印良品も50%還元! 12月後半の注目キャンペーンまとめ
セブン-イレブンで最大30%還元も
12月後半も見逃せないキャンペーンが多数登場しています。その中から、実際に使いやすく、お得度の高いものを中心にピックアップしました。
「一風堂」「山岡家」「町田商店」ラーメン御三家、2025年の騰落率トップは?
今こそ“視聴率の低い”ラーメン銘柄に注目すべき
暦の上でも、肌感でも、紛れもない冬がやってきました。毎年のことですが、この季節になるとやっぱり“ラーメン”が食べたくなります。そして、やっぱり投資家としては「ラーメン御三家」の現在地を確認したくなります。残念なことに、2025年はラーメン御三家の名前を市場のニュースで耳にすることはほとんどありませんでした。投資家の興味は、ラーメンから生成AIにすっかり移ってしまったようです。では、人々がラーメンを食べなくなったか?といえば、そんなことはありません。相変わらずラーメン屋さんには行列ができていますし、海外でもラーメン屋さんをたくさん見かけました。株式市場には「人の行く裏に道あり花の山」という有名な格言があります。これは、投資で大きな利益を得るためには、群集心理に流されず、他人とは逆の行動をとることが重要であるという教えです。さらに「幽霊と相場は寂しいほうに出る」という類似の格言もあります。お察しのとおり、人気のない銘柄や市場にこそ好機があるという意味です。これらの格言に従うならば、今こそ“視聴率の低い”ラーメン銘柄に注目すべきかもしれません。
iDeCoは利益がゼロでも税金はかかる? 注意したい受取時の課税の仕組み
拠出時の税制優遇と出口での課税
税制優遇制度として認知度が高まるiDeCoですが、やはり受取時の課税の仕組みについては相当の注意喚起が必要であると感じています。今回は、確定拠出年金を中心に四半世紀活動しているファイナンシャルプランナーとして改めて注意点をまとめます。
楽天証券iDeCoが9本のファンドを除外、拒否の意思表示期限は年内まで
除外・入替の問題点とは?
楽天証券が運営管理機関となっている、楽天証券iDeCoの運用商品入替の時期が迫っています。今回、除外対象となっているファンドの本数は9本。除外対象ファンドを保有もしくは掛金拠出をしている加入者には、10月下旬から順次、除外に関する通知がメール等で届いているはずです。除外に同意できない場合は、「運用商品除外に関する回答書」で、その意思表示をする必要があります。
旅行でスーツケースが壊れたら保険で直せる? 知っておきたい航空会社の補償とクレジットカード付帯保険の注意点
実際に破損したときはどうすればいい?
空港のターンテーブルを流れてきたスーツケース。「あれ? キャスターが取れてる…」。そんな「まさか」のトラブル、実は保険でカバーできる可能性があります。年末年始の旅行・帰省シーズンに向けて、旅行保険やクレジットカード付帯保険を上手に活用すれば、旅の安心度は上がります。“泣き寝入りしないための備え方”を解説します。
「iFreeNEXT FANG+インデックス」が1兆円ファンドの仲間入り! 組み入れ銘柄で好調だった5社は?
1兆円ファンドは13本に
純資産総額1兆円超の投資信託(投信)が新たに登場しました。大和アセットマネジメントは12月3日、同社が運用する「iFreeNEXT FANG+インデックス」の純資産総額が1兆円を突破したと発表しました。これにより、2025年10月時点で過去最多の12本となっていた1兆円ファンドは、12月3日現在で13本へと記録を更新しました。
「オルカン」一本で大丈夫? オルカン投資家が考えるべき次の投資戦略
実は偏っている「オルカン」
新NISAの開始以降、SNSでは「オルカン(全世界株式インデックスファンド)一本でOK!」という投稿を頻繁に見かけます。実際、つみたて投資家の多くが最初に選ぶ商品がオルカンです。世界中の株式に分散でき、少額から始められるうえ、信託報酬も低コスト、まさに“投資初心者の味方”といえる存在だからでしょう。「全世界に投資しているから安心」「これ一本で分散できている」と感じる人も多いかと思いますが、数年続けていると誰もが一度はこう考えます。「オルカン一本で本当に十分なのだろうか?」「もし世界経済が停滞したら、どうなるのだろう?」結論からいえば、オルカンは優秀な“土台に据え置くべき投資商品”ですが、万能ではありません。たとえば、地域の偏り、為替の影響、株式100%ゆえの値動きの大きさなど、「一本化ならでの弱点」も存在します。この記事では、オルカンしか持っていない人が次に考えるべき“第2の柱”を、FPの視点から解説します。
確定拠出年金3.6万人調査:運用満足度を高める要因とは?「長期継続」と「企業規模」から見る好調の背景
DC運用実感と属性の差
制度導入25年目となる本年に実施した「確定拠出年金3万6,000人調査」について、今回からテーマを分けて紹介していきます。最初のテーマは「確定拠出年金(DC)の運用はうまくいっているか?」です。前回記事:「確定拠出年金」を老後資金と見なしていない人は多い?― 3万6,000人調査でわかったDCの現在地
心配しすぎ?老後は想像より幸せだった!
老後の不安は「取り越し苦労」なのか
生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」によると、自分の老後生活に不安を感じている人は82.2%にのぼります。また、メットライフ生命の「全国47都道府県大調査2024」でも、「将来の不安は何か」という質問に対し、「老後の生活」と答えた人が67.0%でトップでした。つまり、多くの人が老後に大きな不安を抱えていることがわかります。では、実際の老後は、本当に不安ばかりの毎日なのでしょうか?実は、現在の高齢者の中には、思いのほか明るく楽しい生活を送っている人が多くいます。この調査結果と現実のギャップは、どこから生まれてくるのでしょうか?
12月相場を読み解く4つの判断軸──アノマリー・税金・損出し・NISAや優待をどう使うか
投資家年末の行動ひとつで、“手取り”も“来年の設計”も変わる!
12月は相場の季節性、税金、損出し、NISAなど、投資判断に関わる要素が重なる特別な月です。本稿では、アノマリーの背景、税制の基本、損益通算や繰越控除の考え方、NISAと優待の位置づけまで、投資家が年末に整理したい4つの判断軸をまとめました。「この一年をどう締めくくるか」を主体的に考える一助になれば幸いです。
2026年、日経平均株価が6万円の大台に迫るか【日本株相場展望】
上昇すると考えられる二つの国内要因
2026年の日本株相場は、日経平均株価が6万円の大台に迫ると予想されます。2025年末の日経平均が5万円程度の水準で着地すると仮定すると、20%の上昇が見込まれる計算です。この強い上昇見通しは、主に「企業業績の継続的な改善」と「日本株のバリュエーション(PER)の見直し」という二つの国内要因が、米国株の良好な外部環境と相まって推進されるためです。
焼鳥チェーン「鳥貴族」の業績がV字回復! 上場来高値の更新はそう遠くない?
“焼鳥の会社”からの脱却
ここ最近、地方都市へ出かける機会が何度かありました。そのたびに、駅近くで見かけたのが「鳥貴族」です。2014年に上場したときは大きな話題となりましたが、私自身は今まで一度も株式を保有したことがありません。全品280円(税抜)という“均一・低価格”を武器に成長してきた当社は、2017年10月、価格を298円(税抜)均一に改定。これは約28年ぶりの値上げでした。しかし、このわずか18円の値上げが、「安さ」「お得感」を重視していた客層には想像以上に響きました。