新着記事
すかいらーくが200店を閉店する裏で“大量出店”する理由
「コロナ以前の経営問題」に対するアンサーか
ガスト、バーミヤン、ジョナサンなどを経営するファミリーレストラン国内最大手「すかいらーくホールディングス」は11月12日、200店もの大量閉店を発表しました。その理由は、新型コロナウイルス感染拡大による日本人の「外食離れ」。でも、本当に課題はコロナだけなのでしょうか? 大量閉店の発表とともにリリースした「Withコロナの経営戦略」から、大量閉店の真相に迫ります。
イオンの「ブラックフライデーセール」、コロナ禍でも過去最長10日間も開催されるワケ
20日開始、予約販売会は前年比売り上げ300%超え
本場・アメリカのブラックフライデーにならって2016年から参戦しているイオンの「ブラックフライデーセール」。過去4回の開催では、セール期間中の売上が年々増加の推移を辿っています。今年はあらゆる業界が消費落ち込みに苦しんでいるコロナ禍中での開催です。苦戦が予想されますが、イオン側は昨年度以上の売上を目論んでいるのだとか。一体なぜなのでしょうか。今年のブラックフライデーセールにおけるイオンの戦略を探ります。
日本の財政政策は世界トップクラス、日本経済回復の支えとなる第三次補正予算に期待
Go Toも景気回復に寄与
日本の7~9月期の実質GDPは前期比年率+21.4%と、現系列で過去最高の成長となりました。全国的な緊急事態宣言などを受けて4~6月期の実質GDP成長率は前期比年率-29%と、これまでの史上最悪だったリーマンショック時(-18%)を大きく更新する落ち込みとなりましたが、そこから急回復を遂げています。<文:ファンドマネージャー 山崎慧>
夫と死別し天涯孤独になった50代女性、老後に向けて決めておくことは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、57歳、会社員の女性。夫と死別して天涯孤独になってしまった相談者。老後マネープランは大丈夫?決めておくべきことは? FPの飯田道子氏がお答えします。夫が亡くなり天涯孤独になりました。老後に向けての生活設計を教えてほしい。【相談者プロフィール】・女性、57歳、会社員、夫と死別・子ども:なし・住居の形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:16万円・年間の世帯の手取りボーナス額:40万円・毎月の世帯の支出の目安:13万円【毎月の支出の内訳】・住居費:6万3,000円・食費:3万円・水道光熱費:1万5,000円・保険料:5,000円・通信費:1万5,000円・車両費:5,000円・お小遣い:1万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:3万円・ボーナスからの年間貯蓄額:10万円・現在の貯蓄総額:1,800万円・現在の投資総額:0円・現在の負債総額:0円
年会費無料のクレジットカードを選ぶ基準は還元率やポイント?具体的なカードの検討案
自分に合ったクレカの見つけ方
現金を持ち歩くことなく、スマートに買い物ができるのが魅力のクレジットカード。持っているだけで様々な付帯サービスが付くこともメリットのひとつですが、やはりメインカードの一枚を選ぶなら、日常の買い物で貯まりやすいポイントと、貯まったポイントの使いやすさがとても重要です。そこで今回は、「年会費無料」で持てるカードの中から、選ぶ上で押さえておきたいいくつかのポイントに分けて、具体的なカードの紹介します。
黄金の出汁にすだち麹酢 大阪発・高級鶏すき焼きミールキットを取り寄せてみた!
コロナ禍で高級ミールキットが続々発売
師走が近づいてきています。例年なら忘年会、クリスマス、お正月と楽しい宴会の予定がそろそろ入ってくる時期です。しかし、11月に入り、新型コロナウイルスの感染者数が再び増加傾向となり、年末年始の宴会はかなり抑え気味になりそうです。せめて自宅で贅沢し、自分や家族への労いをしたいものです。そんな中、各飲食店からは「自宅で楽しめるミールキット」が続々と販売されています。特に高級ミールキットが売れているようですが、その中でも「1年間に2万杯以上を売り上げた親子丼の店」として知られる大阪の「蕎麦、地鶏と鴨、発酵料理の店 鼓道(以下、鼓道)」より「淡海地鶏の鶏すき焼きセット(2人前・税込5980円・送料別)」を取り寄せ、試食してみました。
「ディスクロージャ―優良企業」の株価は上がる?3年後の株価まで調べてわかった面白い結果
会社経営の自信を表す尺度
少し前になりますが、10月に「ディスクロージャー優良企業」が日本証券アナリスト協会より発表されました。10月15日付の日本経済新聞に発表記事が掲載されていたので、目にした方もいるのではないでしょうか。“ディスクロージャー”は情報開示という意味です。「投資家に対して、経営実態や活動状況の開示が充実している」と企業分析の専門家である証券アナリストが選んだ企業になります。今年の“優良企業”には東証1部企業からは18社が選ばれました。情報開示が優れた企業に関しては、これまで学術的な研究分野では株価は上がるという報告が見られてきました。そこで今回は、証券アナリストが選んだ「ディスクロージャ―優良企業」が投資の銘柄を選ぶ基準として使えるのか、検証してみました。
日経平均バブル以来の高値、でも上昇しているのは一部の銘柄…相場の勢いはどこまで続く?
金融緩和の終わりについて考える
アメリカ大統領選という最大のリスクイベントを通過した後、大規模な金融緩和を背景に急速に回復していた世界の株式市場に更なるリスクオンムードが漂っています。日経平均株価も例に漏れず、アメリカ大統領選直前の10月30日(金)には一時2万3,000円を割れる場面もありましたが、翌週は大幅に上昇。11月第2週以降は米ファイザーとモデルナが相次いでコロナワクチンの開発が順調であることを発表したことでリスクオンが加速し、バブル以来29年ぶりの2万6,000円台到達となりました。一方で3月の急落の要因であるコロナウイルスの流行は世界でも収まっておらず、日本においても11月に入り過去最高の感染者数を記録するなど第3波の発生が不安視されています。また企業業績とあまりにも乖離して上昇を続ける株価に対し疑問の声も上がっています。今後も金融緩和を背景とした世界的な株高は続くのでしょうか。現状の金融政策を踏まえてみていきましょう。
銀行口座に残高がないから大丈夫と思っていたら、マイナスに!?気を付けなければならない落とし穴
改めて確認を!
銀行口座からの不正引き出し事件が相次いで発生しました。自分のお金が誰かに引き出されてしまうなんて、怖いですよね。被害に遭わないようにするために意図的に口座にお金を入れていない、あるいは残高を限りなくゼロに近い金額にしている人もいるかもしれません。しかし、「口座にお金が残っていないから大丈夫」と油断していると、知らぬ間に借金が膨らんでいた、定期預金残高が減っていた、などということが起きてしまう可能性があるのです。これは銀行の「自動融資」サービスが原因なのですが、自動的に付帯されているため気が付かない人、または自分でそのサービスを申し込んだけれども忘れてしまっている人もいるかもしれません。
共働き夫婦の誤算「産休・育休に入って家計が赤字に転落」貯蓄体質への立て直し方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、34歳、会社員の女性。共働きで比較的余裕のある生活をしていた相談者。ところが、産休・育休に入ったら赤字に転落。家計のどこを見直せばよいでしょうか? FPの横山光昭氏がお答えします。共働きの夫婦です。妻の私が産休、育休に入ってから、毎月の家計が赤字になってしまいました。夫のボーナスや貯金で赤字を補うので、貯金が増えませんし、むしろ減っています。今後に備えて何とか支出を抑えたいと思うのですが、どのように減らせばよいのかわかりません。子どもが生まれるまでは、夫婦の手取りは合算して月に60万円ほどあり、比較的ゆとりがありました。欲しいものは何でも買って当たり前というような暮らし方をしてきたと思います。ですが、それでも毎月多少のお金は残り、黒字でやってこられました。産休、育休で家にいるようになれば、自然に支出は減るだろうと思っていたのですが、新しい支出が増えたりし、なかなか減りません。家計簿をつけると支出が分かり、支出カットしやすいと聞いてつけてみたので
キャリア30年の銀行員が語る、コロナで住宅ローンが返せない人が取るべき唯一の道
自宅を諦めない
前回までは、住宅ローン返済に困ったときに選べる2つの道を解説しました。今回は、最も選んでほしい道である「リスケ」についてお話します。住宅ローンが返せないならリスケ、これ私の銀行員経験から出した答えです。リスケの概要とメリットとデメリットを解説します。
20万円の自宅に住んだ投資家が語る「“やってはいけない”指値と納得させる指値の違い」
不動産は「定価」のない世界
中古マイホームを検討しているとき、仲介業者の提示価格をそのまま受け入れてませんか? 不動産に「定価」はありません。不動産投資歴10年、総家賃収入1億円超、総投資額12億円超で、20万円の自宅に住んでいた経験を持つ、個人投資家の広之内友輝が、サラリーマンでもできる中古住宅の値引き方法を前回に引き続き解説します。
隣室も使って「32時間滞在」“プリンスらしからぬ”最新ホテルとは?
大浴場にはサウナ・水風呂も
プリンスホテルといえば、都市部やリゾート地に多くのホテルを展開していますが、近年の多様化するスタイルのホテルにあって“ベーシックの王道”ともいうべきイメージのホテルブランドです。本連載では個性的なホテルを紹介してきましたが、今回はそんなプリンスホテルのイメージを覆す9月1日開業の「東京ベイ潮見プリンスホテル」をレポートします。
テンセント出資、最新鋭技術で不動産業界を変える中国テック企業の正体とは?
VR内覧、AI案内、CG家具配置 革新的な「貝殻找房(BEKE)」
中国経済は2020年1~2月をボトムに投資主導で回復が続いています。固定資産投資は1~2月の24.5%減から1~9月には0.8%増へと小幅ながらもプラス圏に切り返しました。分野別には不動産開発投資が1~6月にプラスに転換した点は注目に値します。今回は、「PropTech」(Property x Technology:不動産テック)として注目を集め、米NY市場に上場した「貝殻找房(BEKE)」を紹介します。
固定費が圧迫する26歳会社員の家計。「3つのお金」の見直しで改善へ
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、26歳、会社員の女性。姉とルームシェアをしている相談者。しっかり家計を管理しているものの、固定費に圧迫されて生活が苦しいとのこと。改善する方法はあるのでしょうか。FPの三澤恭子氏がお答えします。今、姉と二人暮らしをしている者です。今後は一人暮らしをと考えていますが、毎月の収入が夜勤の回数で変動する職業をしております。夜勤の回数が減っているので、家計管理が今後上手くいくか不安です。また、奨学金の返済もあり、来年完済するのを目標にその分の貯蓄もと考えております。財形貯蓄代3万円を引いた手取りの最低金額が17万円なので、そこにあわせて管理をできればと考えております。家計管理の中に、毎年大きい支出がある項目を予め予備費として毎月4万円をプールとして貯めたり使用したりしています。予備費の内容としては、仕事保険+資格取得の為の学会費2.4万、帰省費5万、定期代12カ月分17万、冠婚葬祭+お祝い事用費9万、コンタクトレンズ12カ月分代6万、美容院代6万円です
希望は専業主婦、高年収相手を求める婚活女性の“非現実度”
親の時代とは異なるデータが
結婚を希望する男女のマッチング現場において、男性がぶつかる大きな壁が「女性の年齢」、つまり、イメージしているほど若い女性との結婚の実現は甘くない、という壁です。一方、女性がぶつかる壁は「年収」というのを、たまに耳にします。
白たまごと赤たまごは何が違う?鮮度の見分け方や栄養価、サイズなど「たまごトリビア」
意外と知らないたまごのこと
スーパーの売り場の一角に陳列された、たまご。いくつか種類がある中で、何を決め手に選びますか? 価格、色、サイズ、それとも賞味期限でしょうか。一見すると、赤たまごの方が価格が高めに設定されていることが多く、その分おいしく栄養価も高いような気がしてしまいますが、それは誤解だといいます。知っているようで意外と知らないたまごについて、沖縄県にある徳森養鶏場の代表・ノーマン裕太ウエインさんに聞きました。
デジタル庁設置、世界14位とアナログな行政サービス変わる?関連銘柄もピックアップ
国連の電子政府ランキング
7月に発表された国連の電子政府ランキングでは、日本は14位と前回の10位から後退し、TOP10からも外れる結果となりました。一方で、コロナ禍における一律10万円の給付は大混乱をきたしました。日本のデジタル化の遅れが浮き彫りとなり、喫緊の課題となっています。そのような中、菅首相は就任して間もなくデジタル庁設置を表明。平井デジタル改革相は9月30日にデジタル改革関連法案準備室を設置しました。12月に2021年度予算案を閣議決定、デジタル改革基本方針を取りまとめたうえで、21年秋の設置を目指しています。デジタル庁が設置されると、この国のデジタル化は本当に進むのでしょうか。