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今後は「逆張り投資」?それとも「モメンタム投資」?
業績予想の修正が示唆する方向は
株価が大きく下げた会社の株を買う投資方法を「逆張り(ぎゃくばり)投資」と言います。例えば、日経平均株価に採用される225銘柄のように、日々の出来高がある程度は確保されているような銘柄のうち、前の週に下落が大きかった銘柄に投資するといったやり方です。前の週という短期間ではなく、もっと長い期間をみて年間下落率ランキングの大きい銘柄に注目するといったやり方もあります。とても単純な戦略ですが、伝統的に効果的な戦略として良く知られるものです。しかし近年は、これとは真逆の戦略となる「モメンタム投資」の効果が高くなったと言われます。モメンタム投資とは、これまで株価が上昇してきた銘柄に投資するという方法です。今回はこの「逆張り投資」と「モメンタム投資」、今後はどちらが良いのかの予測を紹介しましょう。
42歳独身フリーランス「実家に居づらいのでひとり暮らしを始めたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、42歳、自営業の女性。現在実家暮らしの相談者。40歳を過ぎて居心地が悪くなり、ひとり暮らしを始めたいと考えているそうです。ただ、不安定なフリーランスのため、老後資金のことも考えると、現実的なのでしょうか? FPの黒田尚子氏がお答えします。 「結婚するまでは家にいればいい」と言われてずっと実家暮らしですが、40歳をすぎていよいよ居心地が悪くなり、実家を離れてひとり暮らしをしようと考えています。ただ不安定な収入でひとり暮らしを始めた場合、老後資金が確保できるか心配です。フリーランスなのでひとり暮らしする場合は仕事用の部屋が欲しくて、2DK以上で考えていて家賃(共益費、管理費込み)で7万円台を想定しています。今まである程度の貯金はできていますが、ひとり暮らしを始めたら貯金ができなさそうです。収入は手取りで月10〜40万円と不安定で、ゼロになる可能性もなくはありません。もっと小さな部屋で我慢すべきか、ひとり暮らし自体を断念しないといけないのか教えていた
「家計簿アプリ」は最初の設定が肝心!使いこなして家計管理を成功させるコツは?
「マネーフォワード ME」で簡単に家計を把握
前回「なぜ資産形成が必要?『家計簿アプリ』を使いこなして人生100年時代を生き抜く」、家計簿アプリの「マネーフォワード ME」を活用して自分の支出を管理しようということで、セキュリティや口座の整理、連携についてお話をしました。今回は、金融機関やクレジットカードを「マネーフォワード ME」に連携した後の基本設定と、家計管理や仕分けの考え方をお伝えします。
コロナ禍で苦境のコンビニ3社、徹底比較で見えてきた“差”
新しい生活様式への対応力と海外展開
新型コロナウイルスの感染拡大は人々の生活様式を変化させました。その結果、人々の生活に寄り添う形で成長を続けてきたコンビニエンスストア(CVS)業界も大きな変化を余儀なくされています。特に歓楽街やオフィス街などの店舗は、外出自粛の考え方が浸透したことにより苦戦を強いられています。一方で、住宅地に位置する店舗はおうちごはんや家飲みといった、新しく定着した生活様式の恩恵を受けています。コロナ禍を約1年間経験したCVS業界のこれまでを振り返り、これからの展望を考えてみたいと思います。
世帯年収420万の41歳専業主婦「あと9年で老後資金を1000万増やしたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、41歳、専業主婦の女性。子どもたちの教育費は積み立てているものの、老後資金に関してはノータッチできてしまったという相談者。夫の定年までにあと1,000万円は貯めたいといいますが、どのような貯蓄計画を立てるべきでしょうか? FPの飯田道子氏がお答えします。 貯金が630万円、ふたりの子どもに学資保険を200万円と140万円積み立てています。しかし老後資金に関しては全くの手付かずで、夫は50万円の貯金しかありません。この先どんなふうに生活のビジョンを持つべきなのか、どんなふうに貯めていけばよいのか見当がつきません。せめて私が50歳になるまでに収入を増やすか、貯蓄に回す金額を増やすかしたいです。夫の定年までに最低あと1,000万は貯めておきたいのですが、あと9年余りで出来ることを教えてください。【相談者プロフィール】・女性、41歳、専業主婦・同居家族について: 会社員の夫(50歳)、勤続13年ほど。子ども2人(8歳、12歳)・住居の形態:持ち家(マン
米4月雇用統計の事前市場予想は大ハズレ、弱すぎる内容でも気にしなくてよい理由
何を根拠にしていたか分からない強過ぎる市場予想中心値に翻弄される
5月7日(金)に発表された米4月雇用統計は、事業所調査による非農業部門雇用者数は前月比26.6万人増と、事前予想中心値の100万人増に比べて極めて弱い内容となりました。前月・前月分も併せて7.8万人下方修正されたことも考慮すると、あまりにも弱過ぎると言っても過言ではない内容です。こうなると、予想自体がいったい何を根拠にしていたのか気になってしまいます。ふと思い出したのは、4月に発表された3月分の米雇用統計のことで、あの時は、事前予想よりもかなり強い内容だったこと、前月・前々月分も上昇修正されたことで、今回とは真逆の動きです。
投資先は自分の興味ある業界から探すのがいい理由、銘柄選択の具体的な方法を探る
投資のアイディアは身近なところにあり
株式投資を始めてみたいけど、どの株に投資をすればいいか分からない。このような話をよく耳にします。たしかに3,700社以上も上場企業があると考えると、これから株式投資を始める人にとって、最初から銘柄選択という大きな障壁が存在することになります。今回は自分が興味のある業界から銘柄選択する方法を紹介します。
戸建に住み替えを検討中の夫婦「新築か中古、建売か注文住宅、向いているのは?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、41歳、会社員の女性。結婚前にマンションを買った相談者。コロナ禍で、家で過ごす時間が増え、住み替えを検討しています。新築か中古か、建売か注文住宅か、それぞれの資金計画面での注意点や向き不向きを知りたいといいます。FPの渡邊裕介氏がお答えします。 まだ独身だった12年前に、新築分譲マンションを購入しました。その後、結婚しても手狭ながら住み続けていますが、コロナ禍に家で過ごす時間が増え、気になる点が増えてきました。そこで一戸建てへの住み替えを検討しています。新築分譲マンションを購入した反省からコストパフォーマンス的には中古を、と以前から思っていたのですが、断熱性能や耐震強度など考えると、やはり新築も捨て難く、色々調べているうちに、建て売りではなく自分の納得のいくように、パッシブハウスのような注文住宅に大変魅力を感じています。そこで、新築建て売りを買う場合、中古住宅のリフォームする場合、土地を買って家を建てる場合、それぞれ資金計画の気をつけなければな
お金のプロが考える、世帯年収700万円30代共働き夫婦2人の理想の家計と貯蓄術は?
DINKSの陥りがちの落とし穴と改善策
高収入の共働き夫婦2人の場合、家計に余裕がある上に教育費もかからないので、その分浪費してしまう傾向があります。その結果、意外に貯蓄ができていないというケースも少なくありません。今回は、高収入のDINKS世帯が陥りがちな落とし穴とその改善策に加えて、効果的な貯蓄術についてもお話します。
暗号資産(仮想通貨)投資に興味をもったらまずすべきこと
投資判断できる足腰を鍛えよう
こんにちは、マネックス証券 マネックス・ユニバーシティで暗号資産アナリストを務める松嶋(まつしま)です。この度、暗号資産(仮想通貨)投資に関する連載を始めることになりました。「仮想通貨、価格が上がっててすごいね!自分も投資に興味があるんだけど、何から始めればいいの?」「ビットコイン、最近すごくニュースで名前を聞くけど、何が起こってるの?」暗号資産アナリストという仕事柄、こういった相談を周囲から受ける機会が増えました。メディアでも「仮想通貨」や「ビットコイン」といった言葉を多く目にします。今、多くの方が暗号資産(仮想通貨)投資に興味をもち始めているのではないでしょうか。一方で、2018年に起きた大規模な国内取引所のハッキング事件等を受けて、国内では暗号資産(仮想通貨)に対するネガティブなイメージも根強いと思います。しかし、グローバルに目を向けると、昨年あたりから米国を中心に暗号資産(仮想通貨)に対する考え方が大きく変わりつつあります。本連載では、なぜ暗号資産(仮想通貨)が投資対象として改めて世界的に注目されているのか、投資をする上では何がポイントとなるのか等について、暗号資産(仮想通貨)
私たちの選択が「自分の意思によるもの」と言い切れない科学的理由
遺伝子はどこまで「行動」に干渉するのか?
私たちが自分の意思で「選択している」と思い込んでいるものは、実は「遺伝子」によって先天的に決められているのかもしれない。人間は遺伝子によるコントロールから逃れられないのだろうか――。『「運命」と「選択」の科学』では、注目の若手脳神経科学者・ハナー・クリッチロウが、そうした疑問の解明に挑みました。同書のポイントを紹介します。文:日本実業出版社WEB編集部
4月から定年70歳延長に改正、社会保険や公的年金、お金の面で生活に影響する?
改正高年齢者雇用安定法について解説!
2021年4月からの改正高年齢者雇用安定法の施行を受けて、企業には従業員に70歳まで働く機会を確保する努力義務が生じることになりました。この改正で定年廃止や、70歳までの定年引上げ、再雇用を拡大するなど、上場会社でも「生涯現役」へと舵を切りはじめました。改正法では、少子高齢化で人口が減少していく中、働く意欲がある高齢者に活躍できる環境を整備することを目的としています。いったい改正高年齢者雇用安定法の施行で、私たちの生活にどのような影響があるのでしょうか。働き方が変わることによって、他の社会保険の制度や公的年金にどのような関わりが出てくるのか見ていきます。
FPも感心!35歳でセミリタイアの目処を立てた女性経営者の運用方針は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、35歳、会社経営の女性。家族のためにがむしゃらに働き、総資産8,600万円を貯めたという相談者。今後は仕事をセーブしながら暮らしたいといいますが、現在の運用方針でセミリタイアは叶うでしょうか? FPの伊藤亮太氏がお答えします。 自分で会社を経営しています。早くに父が亡くなったため、家族に楽をさせてあげたい一心でがむしゃらに働いていたら、いつの間にかそこそこの資産を築けていました。ただ、今の仕事は昼夜逆転の生活が多く、これからは仕事量をセーブしてゆっくりと働いていきたいと思っています。今は株式会社ですが、個人事業主に戻ることも検討しています。今後は40歳になったら投資信託から年間120万円取り崩しつつ、働いて150万円くらい稼ごうと思っています。資産運用を始める前に銀行に勧められるまま投資信託を購入し、1,000万円ほど失って以来(今考えても恐ろしい額です……)、このままじゃダメだと奮起して自分で投資を学び、なんとか自己流でやっている状況です。こ
お箸がすすむ「新ごぼうと芽ひじきのサラダ」
旬食材を手軽に!
「新ごぼう」に「芽ひじき」、今回は今の季節に旬を向かえる食材をたっぷり食べることができる簡単なサラダを紹介します。下処理は最低限で手軽に、そしてガーリックパウダーを加えることで、お箸がすすむ1品に仕上げます。新ごぼう、芽ひじきを手に入れたら、ぜひ作ってみてください。
日本でもキャリア女性の卵子凍結サポートは進むか?試験導入した企業も
米国では企業の人材獲得に貢献
仕事などを理由に今すぐではないけれども、いつかは妊娠して出産したいと考える女性に注目されているのが卵子凍結です。しかし日本産科婦人科学会 は、健康な女性の卵子凍結については様々なリスクがあるとして推奨しておらず、希望する女性は自費で大きな金額を負担する必要があります。一方、米国のFacebookやappleでは、数年前に女性社員の卵子凍結に関する費用を会社が負担する福利厚生制度を導入しました。日本でもこうした動きは続くのでしょうか。妊活・不妊治療・卵子凍結のクリニック検索サイト「婦人科ラボ」を運営する株式会社ステルラの代表取締役・西史織さんに詳しく話を聞きました。
旬を味わう「そら豆とカリカリベーコンのポテトサラダ」
塩味がきいておいしいレシピ
初夏になるとよく見かけるそら豆。ビタミンCやたんぱく質、鉄分が豊富な季節の味覚です。今回はポテトサラダにそら豆を入れたレシピを紹介します。塩味のきいたカリカリベーコンと合わせることで食感も美味しい一品です。
新婚夫婦「二人暮らしの適正な生活費と、家計管理の方法が知りたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、37歳、会社員の女性。最近、40歳になる彼と入籍したばかりという相談者。新婚生活の生活費の目安はいくらなのか、どうやって家計を運営していけばいいのか知りたいと言います。FPの横山光昭氏がお答えします。 最近、彼と入籍し、同居を始めました。今まで互いに一人暮らしだったため、二人で暮らすとなると生活費にいくらかけるべきなのかが分かりません。何にいくらをかけるのが正解なのか、適正な金額または割合を教えていただきたいです。食費や生命保険料、こづかいなどの金額はいくらにするとよいのでしょうか。家計管理の方法は、自分の収入から出し合う形でいこうと思っています。ただ、別々な管理をすると良くないという話も聞きますので、それぞれに管理しながらも家計を共有できるような方法があれば、それも教えていただきたいです。【相談者プロフィール】・女性、37歳、会社員。夫、40歳、会社員・手取り収入:相談者月収25万7,000円、夫月収29万2,000円・年間の手取りボーナス:
女性の活躍が進まない日本、ジェンダーギャップ指数改善にまず取り組むべきこととは?
女性の活躍を後押しする企業に注目
世界経済フォーラムが3月に「Global Gender Gap Report 2021」で、各国における男女格差を測るジェンダーギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)を発表しました。この指数は、経済、教育、政治、健康の4つの分野のデータから作成され、0が完全不平等、1が完全平等を示しています。日本の総合スコアは0.656で156カ国中120位(前回は153カ国中121位)でした。分野ごとの順位を見ると、経済が117位、教育が92位、健康が65位、政治が147位で、特に経済と政治の分野でスコアの低さが目立ち、足を引っ張ったようです。トップはアイスランドで10年以上トップを維持、上位には北欧の国が並びます。残念ながら日本はG7では断トツの最下位、アメリカは30位、ドイツは11位、同じアジアの国では中国が107位で韓国が102位です。この指数が各国の男女間格差を全て正確に反映しているとは限りませんが、日本の順位は気になるところです。特に重く受け止めなければならいのは、この10年間、日本のスコアは0.65-0.67でほぼ横ばいで推移する一方、他の国はスコアを向上させ、結果とし