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「ビジネスホテルとコンビニ」は最強の組み合わせ、電子レンジを制するものはホテル滞在を制す?
ビジホで「部屋食」
読者にはビジネスホテルのヘビーユーザーといったビジネスパーソンも多いことでしょう。訪日外国人旅行者や2020オリンピックを見据えたホテル開業ラッシュが続いていますが、特にビジネスホテルの新規開業が目立ちます。ビジネスホテルは業界では宿泊特化型ホテルといわれ、朝食の提供はあるもののシティホテルにあるようなレストランや宴会場、結婚式場などは基本的にありません(設備はビジネスホテル然としつつ一部コミュニティ機能のある施設もあり)。かように提供するサービスをはじめ客室面積なども限定的ですが、機能性や立地といった点も含め、安価で気軽に利用できるイメージのビジネスホテルは多くの人々に利用されています(中には繁忙期にシティホテルクラス並に価格高騰するビジネスホテルも)。また、昨今進化系ともいえるビジネスホテルが増加。広い客室や快適なベッド、大浴場を設ける施設、グルメな朝食を提供するホテルも増えています。多くのブランドが各地を席巻する中、差別化はビジネスホテルにとって大きなテーマです。
「ユニクロ」はイタリア人になぜ人気?現地で行列が続く繁盛具合
モードの街であるミラノで好調
2019年9月13日、カジュアル衣料ブランドのユニクロ(UNIQLO)はミラノのコルドゥージオ広場にイタリア初となる店舗をオープンしました。2018年9月にオープンしたオランダ、2019年4月にオープンしたデンマークに続き、ヨーロッパでは10ヵ国目の店舗となります。すでにイギリスやフランスでは一定の実績があるユニクロですが、イタリアではどのように受け止められているのでしょうか。オープンして3ヵ月ほどが経ち、ある程度浸透してきた現在の様子をレポートします。
医師免許を生かしてアルバイトで生活、近年都市部で増加中の「フリーター医師」
「健康診断」「予防接種」「レーザー脱毛」……
ドラマ「ドクターX」の効果もあって、「専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器」というフリーランス医師が注目されています。具体的には、「外部市場で売れる確かなスキルがあり、一日単位(あるいは、手術一件単位)で複数の病院と契約して報酬を得る医師」とされ、通訳やピアニストのようなワークスタイルになります。一方で、俗に「フリーター医師」と呼ばれる医師も東京を中心に増加中です。具体的には、「専門医資格やスキルが必要なく、医師免許があればできるレベルの仕事を、アルバイト的に請け負う医師」とされ、「健康診断」「予防接種」「寝当直(急病人のほとんど発生しない病院での管理当直)」などで稼ぐことになります。「ゆるふわ女医」の独身バージョンでしょうか。今回は、近年増加中のフリーター医師のお財布事情と人生を覗いてみたいと思います。※本稿は特定の個人ではなく、筆者の周囲の医師への聞き取りをもとにしたモデルケースです。
ここ数年で高性能化、「ドライブレコーダー」の“低価格モデル”があまりおススメできない理由
苦手な駐車時にも活躍
年末年始の帰省や冬休みのレジャー&ドライブなどクルマが活躍する機会が増える中、昨今注目を集めているのが「ドライブレコーダー(ドラレコと呼ばれる事が多いです)」です。しかし、実際多くの商品が出ている中、どれを選べば良いのか悩むところです。多機能かつ他機種にわたるドラレコ、これだけは抑えておきたい「基本中の基本」を教えます。 【写真14枚】人気のドラレコ、選ぶポイントは?
「二郎インスパイア系」が成功しないのはなぜ?ラーメン戦国時代の生き残り策
今までの「ラーメン屋の常識」は通用しない
一説によれば、現在日本では1日に30店ものラーメン店が開店しているそうです。大手チェーンから個人経営の小さなお店まで、常に新陳代謝を繰り返して新しいラーメンが生まれ続けているというわけです。マニアが新たな名店を発掘する一方、格安で商品を提供する大手チェーンが駅前に次々と出店。私たち消費者としての選択肢は無限といっても過言ではありません。そんな「国民食」の秘密に迫るべく、前編に続き、お話を伺ったのは、ラーメンプロデューサーとして独自の方法論をもとに400店以上のラーメン店をプロデュースしてきた藏本猛Jrさん。藏本さんが今年10月に上梓した書籍『誰も知らなかったラーメン店投資家になって成功する方法』(合同フォレスト)にはラーメン店の「オ―ナ―」として資金を投資して稼ぐノウハウが示されています。ラーメン店の経営の裏側について伺った前編に続いて、後編では現在のラーメン業界を「経営」という観点で斬ります。さまざまな味、見た目のラーメンが乱立するまさに「ラーメン戦国時代」にあって、上手な経営を実践しているラーメン店とは?
困難を極める"多胎育児"、「ネガティブな感情を持ったことがある」は93.2%
100人に1人の妊婦が多胎児の親となるいま、決して他人事ではない
認定NPO法人フローレンスが実施したアンケート調査により、多胎育児家庭の93.2%はネガティブな感情を持ったことがあることや、外出の困難、睡眠不足などの、過酷な現状が明らかになりました。地縁血縁による支えがかつてよりも見込めなくなっているいま、双子や三つ子を育てる母親のためには、それを支える社会的なサポートが何よりも必要とされています。
心臓外科医が美容外科医に “異色転職”で給料は4倍以上、働き方も「脱年功序列」
知られざる医師の転職事情
「白い巨塔」時代に外科医を志し、激務で知られる心臓外科医になったものの、「新研修医制度」「新専門医制度」などの制度変更や、表面的な「働き方改革」で燃え尽きた、園田先生のお財布と人生を前回は紹介しました。今回は、北関東のE県立病院心臓外科を辞めて、都内の美容外科クリニックに転職した後編をご紹介します。※本稿は特定の個人ではなく、筆者の周囲の医師への聞き取りをもとにしたモデルケースです。
マイナー鉄道「相鉄」が「タモリ倶楽部」で取り上げられるまでの一部始終
鉄道会社がここまで熱を入れるワケ
11月30日、相模鉄道(相鉄)とJRの相互直通運転が始まります。相鉄は大手私鉄の一角でありながら、神奈川県内にしか路線がありません。東京都心への乗り入れは長年の悲願でしたから、今回の相互直通運転は一般の経済メディアでも盛んに取り上げられています。その相鉄が、このたびテレビ番組の「タモリ倶楽部」に取り上げられました。それも、先週金曜日(11月22日)と開業前日となる本日(11月29日)の2週連続企画です。他の大手私鉄に比べると、必ずしも知名度が高いとはいえない相鉄。そんなマイナー鉄道が人気番組で取り上げられるまでには、どんな紆余曲折があったのでしょうか。 【写真】どれだけ知っている?相鉄線を走る車両の数々
株高はどこまで続くか?「12月相場」で注目したい“2つの指標”
日経平均が年初来高値を更新
日経平均株価の上昇が続いています。11月26日には、一時2019年の高値となる2万3,608円まで上昇しました。株価が上昇している背景として、一般的には米中貿易交渉の進展が多く用いられます。しかし実際には、次の2つの要因も大きく影響を与えていると考えられています。
7年間の“不倫同棲生活”を終え…38歳女性の今
お金と男と女の人生ルポ vol.13
不倫の恋といっても、その形はさまざまです。昨今、多いのはお互いに既婚で、家庭を壊さないようにつきあうダブル不倫ですが、中には夫が家を出て独身女性の元へ身を寄せるケースもあります。
激務に耐える心臓外科医、後輩が入らず「いつまでも下っ端」で見えない希望
「男なら外科だろ」と言われて進んだものの……
医師の「働き方改革」に関連して、勤務医のブラック労働が話題になっています。全診療科の中でもブラック労働で筆頭に挙がるのが外科、中でも心臓外科でしょう。昭和時代から数多くの医療ドラマで主人公となり、かつては花形として若手医師(多くは男性)を惹き付けていたのですが、近年の女医率増加やワークライフバランス重視の中で志願者が急減し、絶滅危惧種と言われるまでになりました。今回は、北関東の公立病院でブラック労働に悩んでいる心臓外科医、園田先生のお財布と人生を覗いてみたいと思います。※本稿は特定の個人ではなく、筆者の周囲の医師への聞き取りをもとにしたモデルケースです。
消費増税でじわじわ家計が圧迫…増税に負けない家計の見直しポイント
家計負担はどのくらい増えた?
ついに消費税が10%になりましたね。消費税が上がったことで、以前よりも家計負担が増えたご家庭は少なくないことでしょう。まずは、消費税が2%に増えたことによりどれくらい家計負担が増えるかを知って、増税に負けない家計作りを始めていきましょう。
FXの損失100万円“塩漬け”状態、損切りの決断ができない
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、塩漬けになったFXをどうすべきか悩んでいる39歳の主婦。余剰資金ではあるものの損失額は100万円にも上り、損切りしたくてもなかなか踏ん切りがつかないといいます。FPの伊藤亮太氏がお答えします。塩漬けになったFXをどうするべきか、迷っています。2015年くらいに購入した米ドル、ユーロ、オーストラリアドルのFXが、マイナス100万円くらいになっています。余剰資金なので早急に現金化する必要はなく長期保有しておこうという気持ちがあるものの、マイナスを見るのは気持ちがいいものではないので損切りしたいとも思います。しかし、100万円となると躊躇してしまい、迷っているうちにここまで来てしまいました。アドバイスをいただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・女性、39歳、既婚(夫:40歳、会社員)・子供1人:6歳(保育園)・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:85万円・年間の手取りボーナス額:400万円・毎月の世
「結局いつも同じ鍋料理」から抜け出すヒントは最新トレンドにあった!
あなたの「鍋料理あるある」を解決
ひと雨ごとに寒さが増す、この季節。夕食に鍋料理を考える人も増えているのではないでしょうか。しかし、日本の冬の風物詩といえる鍋料理だからこそ、簡単には解消できない2つの悩みも存在します。「いつも決まった鍋になってしまう」ということと、「子供と親で食べたい鍋が違う」というものです。そんな「鍋料理あるある」を解決するには、どうすればよいのでしょうか。ヒントは、鍋料理の最新トレンドにありました。
東京は“世界で最も客室の多い都市”だった?「ホテル不足問題」の虚実
最新「世界の都市総合力ランキング」を読み解く
来年に迫った東京オリンピック・パラリンピックの開催。大勢の外国人観戦客の来日が想定され、五輪開催決定の直後から東京の「ホテル不足」を指摘する声が聞かれるようになりました。しかし、一般社団法人森記念財団の都市戦略研究所が11月19日に発表した「世界の都市総合力ランキング 2019」によると、上記のような世間一般の認識とは異なる現状が明らかになりました。世界の主要48都市の中で、東京はホテルの客室数が最も多い都市だというのです。なぜ、客室数が最多であるにもかかわらず、五輪開催時のホテル不足が指摘されているのでしょうか。その理由を深掘りしてみると、東京が都市として再び活性化していくためのヒントが見えてきました。
「ねんきん定期便」が届いたら始めたい、老後資金の不安対策
「今すぐ始める」のが不安を減らすカギ
人生100年時代という言葉が広がり、幅広い年代の人が「老後のお金」に不安を抱いています。こうした漠然とした不安は、原因となる問題を明確化して具体的な対策を始めることで和らぐものです。そうはいっても、何から始めればよいのか分からなければ動くことができません。そこで、「ねんきん定期便」が届いたら気軽に始められる老後資金の不安を吹き飛ばす方法をご紹介します。ねんきん定期便は「中身を眺めたら終わり」にせず、老後対策を始める足掛かりにしましょう!
“泥沼化”必至なコクヨの敵対的買収、ぺんてる「次の一手」を予想する
「白馬の騎士」と「毒薬」が登場?
オフィス用品大手のコクヨが11月15日に表明した文具大手・ぺんてるに対する買収が、泥沼化の様相を呈し始めています。オフィス用品大手のプラスがぺんてる側に立って買収防衛策を講じており、膠着状態に陥っているのです。文具だけでなく、オフィス家具でも大手シェアを誇るコクヨの売上高は約3,150億円と、ぺんてるの10倍近い水準。その圧倒的な資金力の差をみると、ぺんてるに勝ち目はないように思われます。しかし今回、コクヨはぺんてるの買収にかなり手こずっているように思われます。確かに、ぺんてるは非上場企業ということもあり、取引所を通じた買収が進められないという制約もあります。しかし、コクヨにとって最大の障壁は、やはりぺんてる側で買収防衛策を講じる企業たちの存在でしょう。ぺんてるはこの先、どのようにしてコクヨと渡り合って行くのでしょうか。筆者個人の観点から予想してみたいと思います。
利益35億円突破、勝ち続ける個人投資家の「損切り」と「買い増し」のルール
勝っているときに買い、負けているときに売る
「貯まるから増やすへ」。投資に挑戦したいが、何から手を付けてよいのかわからないという初心者から、腕に自信がある中上級者までを対象に、わかりやすく投資を語り合う連載「みんなの投資広場」。 前回に引き続き、デイトレードから投資を始め、10数年で利益35億円を稼ぎ出した、テスタ氏に話を聞きました。