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8年連続増益へ、「大和ハウス」の多角経営がスゴいワケ
何が他の多角化企業と違う?
読者の皆さんは「ダイワハウス」にどんなイメージをお持ちでしょうか。女優の上野樹里さんを起用したテレビCMはかなりのインパクトですから、賃貸仲介の会社というイメージでしょうか。タレントのリリー・フランキーさんと女優の深津絵里さんのCMは一戸建て住宅なので、ハウスメーカーのイメージでしょうか。ダイワハウスの正式社名は大和ハウス工業です。社名に「ハウス」と入っている通り、ハウスメーカー、それも大手の一角ではあるのですが、実際には実にいろいろなことをやっている会社なのです。そんな同社が5月10日、2018年3月期決算を発表します。過去9ヵ月累計の進捗は年間計画を上回る伸びを示しており、従来予想を超過した着地も見込めそうです。日本企業の事業多角化というと失敗例が多いという印象ですが、なぜ大和ハウスはうまくいっているのでしょうか。その秘密に迫ってみます。
本日発表「トヨタ決算」が注目に値する“単純ならざる理由”
3月期企業の決算発表がピーク
今週決算を発表する企業数は今日が200社超、明日は400社超、そして明後日は800社近くと倍々ゲームのように増えていき、金曜日がピークとなります。まさに決算発表は佳境を迎えています。さて、注目銘柄ですが、多くの市場関係者が決まって挙げるのがトヨタ自動車です。言うまでもないことですが、日本の時価総額最大企業であり、本邦企業で初めて純利益が2兆円を突破した、押しも押されもせぬ日本の株式市場を代表する銘柄です。実際にトヨタの決算発表は印象深いものが多かったです。
相次ぐ事故も逆風ではない?「自動運転技術」の有望銘柄
活躍が期待される異業種の企業
現在の自動車の基本形となるフォード・モデルTが発売されたのは、1908年にさかのぼります。箱の四隅にタイヤを配置し、ハンドルで操舵する構造のまま100年余りが経過した現在、自動車は大きな変化のタイミングを迎えています。内燃機関(エンジン)からモーターへの転換、そして運転の自動化です。関連する企業は幅広い分野に存在します。従来の自動車とは異なる業種で、どのような個別銘柄があるのでしょうか。
「夫婦別財布」は上手くいかない? 結婚後の家計管理
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。今お付き合いしている彼女に年内にプロポーズをしたいと考えています。ただ、結婚費用とその後の生活費に不安があります。また、親のすすめで生命保険に加入しているので、結婚に伴ってこの保険も見直したほうがいいのかについても教えてください。 〈相談者プロフィール〉・男性、独身・手取りの月収:30万円、ボーナス年間で約60万円・毎月の支出:28万円、うち生命保険2万円(医療保険・がん保険・介護保険)・毎月の貯蓄:2万円
アマゾン「家庭用ロボット開発」報道がアツい“3つの理由”
私たちの暮らしをどう変える?
米国の経済メディア、ブルームバーグが関係者の話として、ネット通販大手のアマゾン・ドットコムが家庭用ロボットの開発を進めていると報道しました。これに対してアマゾンは「噂や憶測にはコメントしない」と述べたそうですが、巷ではこの報道に対するさまざまな反応があふれています。仮にこの報道が真実だったとして、アマゾンはなぜ家庭用ロボットに参入するのでしょうか。その意図を考察してみましょう。
くすぶる貿易戦争の“火種”はドル円相場をどう動かす?
報道トーンに変化の兆し
マーケット関連の各種報道のトーンが変わり始めたようです。世界貿易戦争勃発の可能性を指摘していた人たちがいなくなったわけではありません。その可能性を指摘するコメントがフェードアウトしてきたためです。「今年は二度と1ドル=109円台までのドル円の上昇はない」と主張していたにもかかわらず、その水準を回復したことを受けて、コメントに困っているのかもしれません。
【第1回】そもそも「iDeCo」って何?老後のためにできること
メリットは?どんな制度か詳しく解説
雑誌や書籍、テレビ、WEBなどさまざまなメディアで、「iDeCo(イデコ)」という言葉をよく目にします。実際iDeCoに加入する人は年々増えています。しかし、iDeCoがどういうものなのか、しっかり理解されている人は多いとはいえないようです。そこで今回は、そもそもiDeCoとは何なのか、どんな人が利用できるのか、解説していきます。
「サービスに不安…」格安スマホは本当に節約効果がある?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。妻が節約のために家族全員のスマートフォン(夫・妻・長男)を格安スマホに変えたいと言っています。ですが、私自身は仕事でスマホを使うため、つながりにくかったり、速度が遅くて使いにくい状況になることがとても不安なため、変えたくありません。また、格安スマホを使っていることを同僚に知られたらカッコ悪いと感じてしまいます……。妻や子どもだけ変えるという方法もあると思いますが、家族間通話が無料になるサービス等が使えず通話料が高額になってしまわないか心配ですし、パケットを使いすぎてインターネットがすぐ使えなくなるということも聞いたことがあります。最近はテレビCMなどでも格安スマホの会社をよく目にしますが、やはり常用することには不安があります。一方で、安くスマホを使いたいという気持ちもあり、迷っています。格安スマホにすると料金はかなり安くなるのでしょうか。変えてよかったと思えるのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・男性、38歳、既婚(妻37歳)、
コスパ抜群「もやし」をもっと使い尽くす!選び方と保存法
プロが伝授「おいしい野菜の見極め方」
旬の野菜をおいしく食べる——それだけで、生活はより豊かになります。野菜の旬がいつなのか、おいしく食べるための賢い選び方や、上手に保存するためのひと手間について、日本野菜ソムリエ協会認定の野菜ソムリエ・小宅祐子さんに教えてもらいました。今回の野菜は、節約レシピでひっぱりだこの「もやし」。その見極め方をご紹介します。
先輩社員必見!新人との円滑度を上げる4分類対処法
採用は難く、離職は簡単?
ゴールデンウィークが終わり、新入社員を迎え入れる職場も多いことでしょう。「売り手市場」と言われている昨今、企業は有能な学生を獲得するのに多大な時間とコストを投じてきました。にもかかわらず、新人が1年を待たずして退職をする事態が少なくありません。厚生労働省の調査によれば、新入社員(新卒)大卒の11.3%、高卒の17.3%が1年以内に退職をしています。さらに3年以内になると、その数字は40%を超えています。退職理由として、職場の人間関係や上司との関係は必ず上位に挙がります。組織のリーダーにとって、年度初めは職場のコミュニケーションを円滑にし、新人の受け入れ体制を作る重要な時期です。そこで、今回は新人を迎える組織の皆さんに、今日から役立つコミュニケーション術をお伝えしたいと思います。
年収2000万の投資初心者「節税のための投資を始めたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。50代前半、現在は人材提供などを行う従業員10名程度の会社でみなし役員をしています。年収は2,000万円弱で、預金は8,000万円ほど、マンションのローンは終了しています。今まで資産運用をしておらず、不動産や株なども持っていません。確定拠出年金には毎月6万8,000円を支払っています。今後のことを考え、課税所得を減らす(節税)ために税制上のメリットがある商品を運用したいのですが、おすすめはありますか。会社に出資はしていますが役員として登記をしていない“みなし役員”ですので、小規模企業共済は資格から外れるのではないかと思います。アドバイスをいただけると幸いです。(50代前半 男性 既婚・子供なし)
カンタン作り置きおかず「やみつきキュウリ」
保存袋に入れて叩き割って揉みこむだけ!
だんだんと暑くなってくると食べたくなるのがキーンと冷えたおかず。陽も長くなってきて、明るいうちから乾杯したり、夕ご飯を食べ始めたりすると、なんだか贅沢な気持ちになりませんか? そんな日には、時間もかけずに作っておいた、冷蔵庫にあるやみつきキュウリをとりあえずで始めてみましょう。ささ、今日のお休みは明るいうちからまったりしましょ。
社会人1年目の投資の手始め、確定拠出年金の賢い選び方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。今年から新卒で入社しました。投資の手始めとして、確定拠出年金を選択したのですが、上手な運用方法などは正直3時間程度の説明では理解できませんでした。おそらく勤務先の企業は業務が忙しく、今後、運用まで気が回らないと思います。ですので、効率の良い運用の仕方、毎年確認したほうがよいポイント、気をつけていた方がよい情報、ニュースなどありましたら教えてください。せっかく貰えるお給料なので、より自分に利益があるように運用していきたいと思っています。よろしくお願いいたします。今後の月収は30万円で、これから少しずつ収入が上がっていく見込みです。現在は資産と負債は一切ありません。(20代前半、男性、独身)
食べ頃のアボカドの選び方と可能な限りおいしく保つコツ
プロが伝授「おいしい野菜の見極め方」
旬の野菜をおいしく食べる——それだけで、生活はより豊かになります。野菜の旬がいつなのか、おいしく食べるための賢い選び方や、上手に保存するためのひと手間について、日本野菜ソムリエ協会認定の野菜ソムリエ・岡明理恵さんに教えてもらいました。今回の野菜は、一見しただけでは食べ頃かどうかが分かりづらい「アボカド」。その見極め方をご紹介します。
夫と死別「年金が少なくて老後が心配」、どう備えたらいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は川口幸子氏がお答えします。主人が自営業者で、6年前に亡くなりました。国民年金でしたので、遺族年金はありません。私の年金は会社員として働くまで掛けていませんでした。平成12年より正社員として働いています。年収300万円弱ほどでしたが、2年前に倒産し、転職しました。現在の収入は夜勤手当てを入れての給料です。65歳までは働くつもりですが、年金が少ないので老後の生活が心配です。少しでも貯金をしなければと毎月積み立てをしています。住宅ローンはありませんが、家は古く、築40年です。数年前に老後に1人暮らしをしやすいように、キッチン、お風呂、外壁と少しリフォームしました。働けるのもあと数年。どのようにお金を貯めて、老後に備えたらよいのでしょうか。働けなくなったら、老後はどのような生活をすればよいのか、アドバイスをお願いします〈相談者プロフィール〉・女性、57歳、寡婦、子供2人・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・手取り世帯月収:23万円・毎月の支出目安:12万~
JALやANAを利用するツアーが便利、お得に使い倒すには?
往復で異なる路線が選べるのが魅力
JAL(日本航空)やANA(全日本空輸)のホームページを開くと、国内線の航空便予約とともに「往復航空券+宿泊」のタブがあるのに気づくと思います。JALは「JALダイナミックパッケージ」、ANAは「旅作(国内ダイナミックパッケージ)」と呼ばれるツアー旅行商品です。ツアーというと決められた行程で旅をするイメージが強いのですが、これらは往復の航空路や宿泊先、宿泊日数などを自由にセレクトできる使い勝手の良さが魅力のツアー旅行商品です。意外と便利な航空会社のツアー、今回はこの旅行の魅力とおトクな使い方について紹介します。
共働き夫婦がはまりやすい「メタボ家計」の立て直し方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。夫婦と娘の3人家族です。現在は共働きですが、私(妻)は退職を検討しております。2人目の子どもについても考えていて、教育費にはできるだけお金をかけたく、子ども2人は幼稚園から大学まで私立に通わせたいと思っています。ただ、教育費にいくらくらいかかるのかが具体的によくわからず、私が退職しても問題ないかどうかがわかりません。今は節約などを意識せずに生活していますが、今の生活水準のままでやっていけるかについても知りたいです。〈相談者プロフィール〉・女性、既婚、子ども1人・手取りの世帯月収:60万円(夫婦とも手取り30万円ずつ)・資産:800万円(預貯金600万円、会社の持株会200万円)・毎月の支出:60万円(うち貯蓄12万円、食費7万円、日用品5万円)
日本のビジネス界に伝わる商道徳の言葉~明治以降のCSR探訪~
お金のことば21:商道徳の言葉(後編)
日本のビジネス界に伝わる「商道徳」の言葉を、前後編の2回に分けて紹介しています。前編では江戸時代の言葉を紹介しましたが、後編の今回は明治以降の言葉を紹介することにしましょう。CSR(企業の社会的責任)の概念が伝わる前の日本には、一体どのような商道徳が存在したのでしょうか?