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介護が必要になる確率は?保険より「貯蓄で備える」が正解
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。一昨年離婚して家を出ました。無一文からの再スタートで、現在は賃貸に住んでいます。手元にはやっとかき集めた300万円のみです。今はそのうちの150万円を、3年満期の宝くじ付き定期預金に預けています。つみたてNISAも月2万円で始めたところです。保険は個人の介護保険に入っています。見直したほうがいいところや、今後の資産形成についてアドバイスをお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、56歳、バツイチ、子供3人・職業:看護師(夜勤)・居住形態:賃貸・住んでいる地域:静岡県・手取りの世帯年収:400万円・毎月の支出目安:30万円
ハロハロ欠品に泣いた「ミニストップ」、今期の挽回策は?
2017年度は最終赤字に転落
「残念ながら、就任1年目にお恥ずかしい数字となりました。営業利益は昨年を大きく下回り、特別損失22億円を計上し、当期純利益は9.5億円の赤字でご報告させていただきます」4月11日に開かれた、コンビニ国内4位のミニストップの決算説明会。昨年5月に社長に就任した藤本明裕氏は、こう反省の弁を語りました。日販(1日当たりの店舗売上高)が前期比1.5%伸びることで、経費の同3%増を吸収するという「楽観的な計画」(藤本社長)に対し、日販が想定を下回り、期中で経費削減に努めたものの、補うには至らなかったというのが藤本社長の説明です。具体的に、どんな誤算が生じたのでしょうか。そして、今年度はどうやって巻き返しを図るのでしょうか。ミニストップの戦略を掘り下げてみます。
来週開催「日米首脳会談」にフツーの人も注目すべき理由
親密アピールだけでは済まない
来週4月17~20日、安倍晋三首相は訪米し、フロリダ州パームビーチの大統領別荘でドナルド・トランプ大統領と会談します。これは、日米双方にとって重要な会談となります。これまでの安倍-トランプ会談では、日米の友好関係を確認し、ゴルフや晩餐会で親密さが強調されてきました。しかし今回は、双方の主張をぶつけ合う場になるでしょう。その背景にはどんな事情があり、会談のどのような点に注目する必要があるのでしょうか。整理して考えてみたいと思います。
REITの分配金はどうなる?
利益構造からの整理と今後の見通し
REIT投資の魅力の1つに「高い分配金利回り」があります。分配金とは、株に置き換えると「配当」に当たるものです。今後の中長期的な分配金の見通しをどう考えればいいでしょうか。REITの商品性と分配金の原資となる利益構造を整理しつつ考察していきます。
生きにくい現代人の心のゆるめ方「0円で生きる」こととは?
私たちがお金で買っているものの正体
『完全自殺マニュアル』『無気力製造工場』『人格改造マニュアル』など、生きづらさをテーマにした著作で知られる鶴見済氏の『0円で生きる 小さくても豊かな経済の作り方』が、2017年12月に刊行されました。なぜ今、鶴見氏は経済に注目したのか。新刊で伝えたいことは何なのかを伺いました。
外国証券への投資を始める前に知っておくべき注意点
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。新しく外国投資を始めようと考えています。そこで気になったのは、外国投資を円建てで買うか、現地通貨建てで買うかです。証券会社の中には円建てで株を買える会社もありますし、いちいち為替を気にせずに買えるので便利です。たとえば昨今のドルに対する円高ニュースを知ると、ドル建てで買った方が得なのではと考えています。外国投資を始めたばかりの人は、「円建て」と「現地通貨建て」のどちらがよいのでしょうか?〈相談者プロフィール〉・男性、25歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸・住んでいる地域:東京都・手取りの世帯月収:25万円・毎月の支出目安:20万円
有望ベンチャーに個人が出資、「エメラダ」の投資妙味
資産運用に新フェーズ?
ベンチャー企業への投資といえば、ベンチャーキャピタル(ベンチャーへの出資に特化した投資ファンド、VC)やエンジェル投資家(創業まもない企業に出資する富裕層)に限られたもの。そんな認識を持っている方は多いかもしれません。しかし、近年は日本国内でも株式投資型のクラウドファンディング(CF)が複数登場。個人であっても、ベンチャー企業に投資することの可能な時代が到来しようとしています。その中でも特異な事業モデルで注目を集めているのが、2年前に設立された「エメラダ」です。いったいどんな特徴があり、投資妙味はいかほどなのか。最新案件を軸に探ってみます。
日本にも関係大?アジアで広がるインフレ機運の実情
アジア各国で何が起きているのか
日本では4月に入ってから各所で値上げのニュースが散見されます。内閣府が発表している月例経済報告の基調判断を見ても、最新号(3月)では前月の「消費者物価は横ばいとなっている」から、「消費者物価はこのところ緩やかに上昇している」と表記が変更されました。長いこと政府が掲げている「デフレ脱却」が実現されるのかに注目が集まります。また、日本だけでなく近隣諸国であるアジア各国の状況を把握することで、マーケットや経済を高いレベルで分析できるようになるため、今回はアジアの他の国の物価事情も少し見ていきましょう。
定年後の生き方を考えたら老後資金への備えが気になった
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。今年の秋に30年勤続のリフレッシュ休暇を取ることにしました。すでに子供2人は就職し、家計も独立しています。2年前から老後の資金を考慮して、投資信託などを始めました。現状の計画で問題がないかどうか専門家のご意見をお聞かせください。この休暇をよい機会に、定年後の仕事や生き方をじっくりと考えてみるつもりです。【現在の収入と支出額】年収は額面で1,200万円程度。妻はアルバイトで月6万円程度の収入があります。基本的な生活費は月27万円ほどです(食費、車、固定資産税、生活用品、水道光熱費、新聞通信等)。【今後の収入と予測される特別な支出】2年後の役職定年後、年収は現在の8割程度になる見込みです。定年は60歳で退職金は2,500万円、確定拠出年金が500万円程度の予定です。また、60歳まで毎月20万円を財形や投資信託にまわす計画を立てています。【保有する金融資産・貯金】財形貯蓄が500万円、投資信託200万円、持株会500万円相当を保有してい
ICOが諸悪の根源? 金融庁「仮想通貨研究会」の行方
第1回会合を振り返る
4月10日に開かれた金融庁の「仮想通貨交換業等に関する研究会」の第1回会合。同庁の会議室は傍聴者や報道陣で超満員となり、仮想通貨に対する世間の関心の高さがうかがわれました。世間の耳目が集まる中、初回の会合ではどのような議論が展開されたのでしょうか。オブザーバーによる説明と会合メンバーから出された意見の要旨を振り返ってみます。
優待マニア主婦が選ぶ4月の「おいしい」優待銘柄!
少ない中から厳選した3企業
今年の桜は早かったですね。まだまだゴールデンウイークまでは、時々寒い日があるので、気温差で体調を崩さないように気を付けましょう。さて、株式の方も4月からは新しい会計年度を迎える企業が大変多くて、優待のある会社も3月は800社あったのに対して4月は31社ととても少ないです。しかしながら魅力的な優待がある会社もありますので3社をご紹介しますね。すでに株価がかなり高い会社もありますので、覚えておいて、日経が大暴落した日か権利落ち後の安値を狙って投資するのも手だと思います。※購入は自己責任でよろしくお願いします
株初心者にこそ使ってほしいテクニカル分析ツール
「グランビルの法則」をご存知ですか
日経平均株価は2018年1月23日に 2万4,129円と、1991年11月以来、約27年ぶりとなる高値を付け後、調整局面に入っています。この調整局面がいつまで続き、どの段階で反転上昇に向かうのか、株初心者では判断がつきづらい状況です。しかし、足元のような状況においても、トレンドや移動平均線を活用したテクニカル分析を用いれば、重要な下値メドや戻り高値のメドをあらかじめ予測することが可能です。
投資用物件4つ保有するも毎月3万の赤字…立て直すには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。投資用のマンションを4件持っており、8,000万円の借り入れがあります。同時に金融資産を2,500万円運用しています。現在、借入金の繰上げ返済をすべきか、金融資産をそのまま運用するか悩んでおります。マンションの収入は30万円程度で、ローン返済や管理費など33万円程の支払いがあります。完済は最も早いもので70歳、遅いものだと80歳です。年収は手取りで600万円程度。生活費で500万円というところでしょうか。どのような観点で運用していけばよいでしょうか。(40代前半 既婚・子供1人 男性)
住民税が決まる仕組みとは?意外と知らないその内訳
住民税は納税の問題だけでは終わらない
「どうせ住むのなら、この市区町村に住みたい!」と思ったことはありませんか?周辺環境だけでなく、行政のサービスはそれぞれの市区町村で違います。行政の一般経費をまかなうために徴収するのが住民税です。毎月の給料の中から引かれている税金や社会保険料、年金のことは、普段気にとめて考える機会は少ないでしょう。その中でも「住民税」は、給与明細書で金額を見るだけかもしれません。特に、手取り収入がいくらなのかだけ考えると、税金、社会保険料、年金は同じ括りのもので、混乱してしまいます。今回は、自分の生活に直結する個人住民税について知識を整理していきます。
ニトリと大塚家具、財務データに映る明暗の根本原因
どうして状況はこんなに対照的?
4月4日、ニトリホールディングスの株価が一時、1万9,490円を付ける場面がありました。この価格は年初来高値であるだけでなく、上場来最高値でもあります。3月27日発表の2018年2月期決算の好調ぶりを受けてのことでしょう。ニトリは2018年2月期が創業50周年にあたり、その記念すべき年に31期連続での増収増益も達成しました。一方、同じ家具の小売りでありながら、対照的な状況に陥っているのが大塚家具。前期比で減収になるのは3期連続、営業赤字は2期連続です。いったい何が両社の明暗を分けたのでしょうか。財務データをひも解くことで、その根本原因を探ってみます。
為替市場は「貿易戦争」懸念を適切に消化できているか
報道やムードに惑わされるな
3月下旬には一時、1ドル=104円台まで円高ドル安が進行したドル円相場。足元は1ドル=107円前後で推移しており、一時のような円高局面は一巡した感があります。では、この先の為替相場どのように見通せばいいのでしょうか。各種の経済指標の動きや米政権関係者のコメントなどから、読み解いてみます。
資産いくらで外貨資産を検討すべき?分散投資のすすめ
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。通貨の分散投資は、資産がどのくらいになるタイミングで検討する必要がありますか。結婚、子供が産まれたことをきっかけに、資産運用に取り組み始めました。投資歴は5年ほどですが、本格的に始めたのは、ここ3年となります。投資の目的は、教育費の積み立てと老後資金の確保です。長期投資を前提に、まずはやってみようということで、これまで日本個別株への投資、インデックス投資信託、海外個別株、海外インデックス投資信託、ETFなどにチャレンジしてみました。海外個別株、ETFにチャレンジする中で、為替手数料や購入にかかる手数料が日本株と比較するとそれなりにかかることから、ある程度資産ボリュームが出てから取り入れたほうがいいのではと考えるに至りました。そのため、日本円で購入できる投資信託で、しばらくは日本と米国を対象にしたインデックス投資を積み立てしながら資産形成を進めようと考えておりますが、資産がどのくらいになったタイミングで通貨分散を考慮する必要がありま
積立投資の有効性と「つみたてNISA」「iDeCo」の活用法
イベントレポート
2018年2月17日に開催されたイベント「【マネーリテラシー】が身につく1Dayスクール〜お金に困らない人生を送るために役立つ知識とは〜」。本イベントでは、これから新しい時代を生き抜くための人生設計とお金について、さまざまなセミナーが開催されました。その中から本記事では、大和証券株式会社営業企画部 副部長・長島義浩氏による「現役世代の積立投資 ~つみたてNISA・iDeCoの活用法~」と題したセミナーの内容を紹介します。