アラフォーで出産、重なる教育費と老後資金「貯め時はいつ?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、今まであまり貯蓄をしてこなかったことを後悔しているという40代の共働き主婦。子どもを遅くに授かったため、教育費と老後資金の準備が重なるのに加え、親の介護費用も必要になる可能性があるといいます。FPの渡邊裕介氏がお答えします。子どもを遅くに授かりましたが、共働きで余裕があったため、旅行や買い物などに好きなようにお金を使っていたため、恥ずかしながら貯金があまりありません。その上、育休後は時短勤務になり収入が激減し思うように貯めることもできません。教育費に加え自分たちの老後資金の準備も必要な上に、親が高齢のため10年以内には介護が必要になるかもしれず、今後の家計を考えると貯め時を逃したことを後悔しています。保険は、出産前からのものに入りっぱなしで医療保険のみです。2人とも死亡保障を備えていません。私は3年前に手術をしているため、あと2年経たないと保険に入れません。夫の死亡保険は資料を取り寄せたものの、そのままになっています。老後は、夫の実家(ローン完
iDeCoは上限額まで拠出?40代フリーランスの資産形成
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、フリーランスのSEとして働く44歳の独身男性。自営業ため老後資金に不安があり、iDeCoを検討していますが、60歳まで引き出せないのが気がかりだといいます。FPの渡邊裕介氏がお答えします。老後に向けた資産形成のやり方を教えてください。44歳男性、独身、自営業で業務請負のSEとして働いています。現在は請負の仕事があり、毎月収入がありますが、去年までは無収入でした。今の仕事は請負のため長期継続はできませんが、老後に向けて家計を整えたく相談しました。支出の中の「その他」には、業務上必要な接待交際費や持ち出しになる備品代が含まれております。通信費は携帯電話(格安スマホ)と光回線代です、業務上ある程度高速安定な回線が自宅に必要なため、この項目はこれ以上の削減は厳しいです。自営業のため、所得税・国民保険などの分として貯蓄とは別に月20万円を蓄えております。貯金は生活費約2ヵ月分の50万円あります。ロボアドバイザーに月15万円を積立投資しておりますが、今後は
小遣いを減らしたくない夫と、これ以上節約できないという妻
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、老後のために貯蓄をしたいという30代の主婦。夫は貯蓄のためにお小遣いを減らしたくないと言い、妻自身は働きたくても働けないため、節約に励みますが、削れるところが見つからないと言います。FPの渡邊裕介氏がお答えします。老後のために貯金をしたいのですが、なかなか貯められません。夫は貯金ができなくても小遣いを減らしたくないと主張します。私自身は体を壊して退職し、現在、転職先を探していますが見つからない状況です。そのため、家計でほかに削れるところがないかと考えていますが、なかなか見つからないのです。アドバイスいただけないでしょうか。<相談者プロフィール>・女性、32歳、既婚(夫:31歳、会社員)、子供なし・職業:専業主婦・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:23万円・年間の世帯の手取りボーナス額:70万円・毎月の世帯の支出目安:20万円【支出の内訳】・住居費:8万円・食費:2.7万円・水道光熱費:1.7万円・教育費:なし・保険料:なし・通信費:1.2
50歳で早期リタイアできる?アラフィフ未婚のマネープラン
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、早期リタイアを考えている49歳の未婚女性。退職後は、自宅マンションを売却して、実家に帰ることも視野に入れています。このまま50歳でリタイアをしても、老後資金は足りるのでしょうか。FPの渡邊裕介氏がお答えします。早期退職を考えていますが、老後の生活費が足りるかどうか知りたいです。高齢の母が実家におり、場合により現在の自宅マンションを売却(売却相場は現時点で6000万円程度)し、実家に戻ることも想定しています。実家は数年前に建て替えており、ローンはありません。貯蓄、投資残高の他に企業型確定拠出年金の残高が850万円あります。マッチング拠出で、事業主掛金と合算し満額の2.75万円まで利用しています。その他、50歳時点での退職一時金の受け取り額は2000万円程度。他に確定給付企業年金が支給される予定です。<相談者プロフィール>・女性、49歳、未婚、一人暮らし・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・毎月の世帯の手取り金額:58.7万円・年間の世帯
メリットとデメリットから考える「賃貸か購入か」の答え
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、中古マンションの購入を検討している31歳の未婚女性。ローンを組むか、一括で購入するかで悩んでいるといいますが、そもそも今購入する必要が本当にあるのでしょうか。FPの渡邊裕介氏がお答えします。現在賃貸マンションに居住していますが、延々と家賃を払い続けるよりはと思い立ち、中古マンションの購入を検討中です。現在の貯蓄額で購入できる範囲の予算で考えていますが、ローンを組むか、一括で購入するかで悩んでいます。ローンを組む際の手数料や金利等は無駄に感じますが、住宅ローン控除を考えると購入すべきだとも考えられますし……。もし一括で購入するなら、現在投資に回している分を利益確定して現金化する必要もあります。今はまだ、預金を増やすことを優先すべきでしょうか。どうすべきか悩み、考えがまとまりません。<相談者プロフィール>・女性、31歳、未婚、一人暮らし・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:30万円・年間の世帯の手取りボーナス額:80万円・毎月の世
34歳男性「無謀な住宅ローン、早く繰り上げ返済したいけど…」
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、住宅ローンの返済計画に無理があったのではと不安に感じている、34歳の男性。早々に繰り上げ返済をしたいといいますが、一方でこれから授かりたいと思っている子どもの教育費もきちんと用意したいといいます。繰り上げ返済と教育費は、どう折り合いをつけて準備したらいいのでしょうか。FPの渡邊裕介氏がお答えします。住宅ローン返済がこれから始まりますが、無理のある計画をしてしまったのではないかと不安に感じています。繰り上げ返済を早期に行い、ローンの返済期間の短縮を行うべきだと思いますが、将来子どももほしいため養育費の貯蓄もしていきたいと思っています。バランスを考えると、繰り上げ返済と貯蓄のどちらを優先するべきでしょうか?<相談者プロフィール>・男性、34歳、既婚(妻:36歳)、子どもなし・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・毎月の世帯の手取り金額:55万円・年間の世帯の手取りボーナス額:180万円・毎月の世帯の支出目安:50万円【支出の内訳】・住居費:15
進学は待ったなし!教育費の準備に欠かせない「3つの視点」
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、3人の子供を抱える40歳の主婦。子供の教育費のために月5万円を積立てていますが、運用することで効率的に教育費を貯められる方法があれば知りたいといいます。FPの渡邊裕介氏がお答えします。子供の学費として 月々5万円ほど積み立てています。学資保険に2万円ほど支払った後は現金で積立をしているのですが、ほかに何か有効な運用方法があれば教えてください。<相談者プロフィール>・女性、40歳、既婚(夫:39歳)・子供3人:小学生、幼稚園、未就園児・職業:専業主婦・居住形態:持ち家(戸建て)・年間の世帯の手取り金額:350万円・毎月の世帯の支出目安:16万円・現在の貯蓄総額:800万円・現在の投資総額:100万円・現在の負債総額:なし
住宅ローン返済中の中古マンション、なかなか売却できません
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は、中古マンションがなかなか売却できないという45歳男性からの相談です。ローン返済は月5.8万円ですが、管理費等が月4万円を超えるため、住居費が家計を圧迫。現在、住宅ローン残高と同額で売りに出していますが、このまま売れるのを待っていた方がいいのか、それとも売値を下げて売却を急いだ方がいいのか、悩んでいるといいます。FPの渡邊裕介氏がお答えします。4年前に購入した中古マンションを、住宅ローン残高と同額の1,570万円で売りに出していますが、管理費と修繕積立金で4万円を越えるためか、なかなか売却できません。売値を下げて売却を急いだ方が良いのか、現在のままで、できるだけ持ち出しせずに売れるのを待っていた方がいいのか悩んでいます。もともとは二人で居住する予定でしたが、予定が変わり一人で住んでいます。毎月の住宅ローン返済は5.8万円くらいですので、管理費等と合わせると毎月10万円の支出です。返済は75歳まで続きます。マンション自体は、駅から徒歩10分、3LDK(64
家計は「3つの期間」に分けて考える、出産後のマネープラン
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、昨年双子が誕生した32歳の男性。出産後に増えるイレギュラーな支出入の管理方法がわからないといいます。またこの先、同じタイミングで2人分かかる教育費や、全国転勤があり得る中での住宅購入のタイミングなど、どのように考えていけばよいのでしょうか。FPの渡邊裕介氏がお答えします。昨年、双子が生まれました。妻が産休・育休に入って月々の給与が減ると共に、出産一時金、出産手当金、育児休業給付金(2カ月毎)、児童手当て(4カ月毎)、出産祝いが不定期に入ってきます。一方で子供関連のイベント支出も多く、育児用品の購入、ワクチン接種(任意分)、定期健診、お宮参り、保育園入園があります。近々でいえば、給与は6カ月平均で27.0万円に対して、支出は39.4万円であり、毎月赤字です。ただ、お祝いをいただく機会も多く、全体の収支は大幅な黒字です。このようなタイミングで、収支管理はどのようにするのが適切でしょうか。ボーナス含め、臨時支出入をどう管理すればいいのでしょうか。また
老後は持ち家を売却して、賃貸に住み替えた方がいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、年金暮らしの65歳の女性。これから先、夫が亡くなった場合も想定して分譲マンションを売却し、賃貸に住み替えることを検討しています。老後の住まいについて、何を優先して考えていけばいいのでしょうか。FPの渡邊裕介氏がお答えします。現在、家族3人と犬でマンションに住んでいますが、万が一、夫が亡くなり、犬が亡くなった場合、賃貸もしくは住み替えをした方がいいのか悩んでいます。娘には、そろそろ一人で暮らしをしてもらおうと思っています。現在のマンションは7年前に3600万円で購入しましたが、人気のエリアのため現状4000万円くらいに値上がりしているようです。一人で住むには3LDKは大きいし、これから管理費も上がってくると思うので、いっそのこと賃貸に住み替えた方がいいのかなと。老後の住まいは、どのように考えていくべきかアドバイスいただければ幸いです。<相談者プロフィール>・女性、65歳、既婚(夫:67歳、無職)、子供1人(38歳・未婚)・職業:無職・居住形態:持