「年金には期待できない…」外国籍の夫を持つ、40代妻の悩み
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、外国籍の夫を持つ41歳の共働き主婦。やっと夫が給与の安定した仕事に就いたものの、年金には期待できず老後が不安で仕方がないといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。主人が外国人で、日本に来た10年前は日本語も話せず、英会話のバイトぐらいしか仕事がなく、今まではほぼ私の収入のみで暮らしてきました。お給料は低いですが、2年ほど前からやっと安定した給与の仕事に就いたので、これから生活を安定させたいと思っています。結婚前からコツコツ貯金していたことや、双方の両親が援助してくれたこともあり、住宅ローンは完済しています。現在はまだ子どもにそれほどお金がかからないので、月収の35%を貯蓄に回しています。内訳は、老後資金に7万円、教育費に7万円。ボーナスも本来は全額貯蓄できればいいのですが、1年に1回は主人の母国の義母に会いに帰るため、90万円が飛んでしまいます。しかし、主人の母が健在である以上、お金がかかっても帰省するのは義務ですし、孫たちにも会わせてあげた
47歳独身、定年後に備えてローンを組まずにマンションを購入したい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、定年退職後に備えて中古マンションを購入したいという47歳の独身女性。老後も今の生活水準を維持していくためには、購入価格をいくらに抑えたらいいでしょうか。FPの飯田道子氏がお答えします。47歳独身で、現在は賃貸住まいです。この先も結婚をする予定はないため、定年退職後に備えて、都内で中古マンションを購入したいと考えています。年齢を考えると、できればローンを組まずに購入したいと思っています。また旅行が趣味なので、健康なうちは旅行などの趣味も楽しみたいです。老後も今の生活水準を維持するためには、マンションの購入価格はいくらくらいが妥当でしょうか。また、老後資金として、いくら貯蓄があるといいのか教えてください。<相談者プロフィール>・女性、47歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の手取り金額:41万円・年間の手取りボーナス額:180万円・毎月の世帯の支出目安:22万円【支出の内訳】・住居費:6万円・食費:3万円・水道光熱費:2万円・教育費:なし・
40歳女性、貯金のない両親を抱える彼との結婚に踏み切れない…
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、いまの彼との結婚に不安を感じているという40歳の女性。というのも、彼の両親が息子の収入に頼って生活しているから。このまま結婚した場合、両親の介護費用と自分たちの老後資金を貯めていくことはできるのでしょうか。FPの飯田道子氏がお答えします。結婚を考えている40歳女性です。いまの彼と結婚することで、老後が不安定になるのではないかと感じています。私は手取りで年間250万円ほど。彼は46歳で、手取りは年間で300~350万円ほどです(土木関係のため、日当で勤務日数により変動あり。ボーナス、退職金はありません)。ともに実家暮らし、両親は健在ですが、数年後には介護など生活に支障がでる可能性があります。私の両親は計画的に貯蓄しており、経済的に援助が必要ということはなさそうですが、彼の両親(65歳、70歳)はほぼ貯蓄なしとのことでした。話を聞く限りでは、年金はあるようですが、彼の収入に頼り貯蓄はしていないようです。彼の家は一軒家でローンも完済しているので、家計
保険料に旅行費用、どれも必要で何を削ればいいのかわからない
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、住宅購入や2人目の子どもがほしいと悩んでいる34歳の主婦。旅行費用や保険料が高いと感じているものの、どれも必要な気がして、何を削ったらいいのかわからないといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。戸建ての家を購入するか、もっと広い家に引っ越したいと思っていますが、金銭的に厳しいのかなと感じています。また、子どもがもう一人ほしいとも思いますが、子どもの将来にかかる費用を考えると躊躇してしまいます。旅行が大好きで、3ヵ月に1回は近場に、1年に1回は遠出をします。また1年に1回北海道へ帰省もするので、貯蓄はしているものの、旅費として使うお金も意外と多いです(年60万円ほど)。教育費や車の購入費(維持費含む)、子どもをもう1人授かった場合のお金など、大きくかかる出費については、毎月積み立てています。また、生命保険料が高いような気はしていますが、どれを削ったらいいのかわかりません。内訳は以下の通りです(どちらもがん家系のため、がん保険は外せません)。・火
外国籍の夫を持つ44歳主婦、マイホームを持っていないことに焦り
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、外国籍の夫を持つ44歳の主婦。会社の家賃補助があり、住居費はかかっていませんが、マイホームを購入していないことに焦りを感じているといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。主人は外国籍で、現在契約社員として働いています。会社からの家賃補助が全額出るため、住居費がかからずに20年生活しています。夫婦で45歳になるのに、まだ家を購入していないことを考えると本当に不安です。住宅を購入した方がいいのでしょうか。<相談者プロフィール>・女性、44歳、既婚(夫:45歳、契約社員)・子ども2人:13歳、12歳・職業:専業主婦・居住形態:持ち家(戸建て)・毎月の世帯の手取り金額:70万円・年間の手取りボーナス額:40万円・毎月の世帯の支出目安:48万円【支出の内訳】・住居費:なし・食費:12万円・水道光熱費:2.5万円・教育費:10万円・生命保険料:6.5万円・医療費:2万円・日用品代:2万円・通信費:2.5万円・車両費:2万円・お小遣い:5万円・その他:3万
「仕事を辞めたい」と口にする夫、老後の生活費が足りるか不安
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫の収入が安定しないため老後の生活費が不安だという49歳のパート主婦。いまある貯蓄で足りるのか知りたいといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。主人の仕事、収入が安定しません。これまで勤務先が2度倒産。現在は4社目ですが、事前通告もなく残業代カット、給料カットなどがあり、夫は「辞めたい」と口にするようになりました。転職を繰り返しているため、退職金は望めず、年金額も一般的な厚生年金の受給額よりかなり少なくなることが予想されます(月10万円ほどを想定しています)。子どもがいないため、将来的には施設に入りたいと思っていますが、老後の生活費が不安です。老後資金として以前から、外貨建て個人年金保険に加入しており、現在の払込済分が1800万円ほど、今後も16年間、月々約6万円(下記の毎月の貯蓄額がこれです)ずつ支払い、3000万円まで貯める予定です。田舎に、5年前に義両親から相続した古家がありますが、資産価値は低く、700万円ほどです。維持費に苦労してお
賃貸住まい、無保険の55歳独身「老後の住居と保険について知りたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、賃貸に住む、保険に未加入の55歳の独身男性。老後を考えて住宅購入した方がいいのか、また医療保険に加入した方がいいのか教えてほしいといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。50代の独身男性です。貯蓄はある程度ありますが、将来的に住居を確保した方がいいのか、賃貸のままでいいのか迷っています。また、入院保険など保険に加入していないので、どんなものに加入したらいいのか教えていただきたいです。よろしくお願いします。<相談者プロフィール>・男性、55歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸 ・毎月の手取り金額:25~30万円・年間の手取りボーナス額:450万円・毎月の世帯の支出目安:21万円【支出の内訳】・住居費:5万円・食費:10万円・水道光熱費:1万円・教育費:なし・保険料:なし・通信費:1万円・車両費:2万円・その他:2万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:5万円前後・現在の貯蓄総額:3000万円・現在の投資総額:2000万円・現在の負債総額:なし
退職金の受け取りは一括か、それとも最低20年保証の終身年金か?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、そろそろ完全リタイアを考えているという58歳の男性。社会保険料の負担などを考えると、退職金を一括か、年金で受け取るか悩んでしまうといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。4年前に32年間勤務した前職を退職し、地元にUターンしました。現在は地元の会社に勤務していますが、そろそろ退職し完全リタイアを考えています。現在の住まいは賃貸ですが、最近マンションをキャッシュで購入し、間もなく引っ越し予定です。負債はありません。よって、今後は住宅費用が10万円減額できます。完全リタイアを計画するにあたり、前職での退職確定給付金を60歳の時に一括で受けるべきか、年金で受けるべきか考えています。一括(1500万円前後)なら所得税は発生しません。年金は最低20年保証(80歳まで)の終身保証で、月額8.3万円の給付ですが、源泉徴収で7%程度の所得税が発生するようです。私自身の厚生年金は64歳からの特別年金で130万円、65歳からの老齢と合計して年間200万円、妻の年
34歳男性、投資で大きな損失「借金で何も手につきません」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、投資に失敗して貯金を使い果たした上に、借金まで背負ってしまった34歳の男性。これからどのように家計を立て直せばいいのでしょうか。FPの飯田道子氏がお答えします。投資で失敗をしてしまいました。貯金400万円をすべて失い、銀行のフリーローンの借入もしてしまいました。借金のことを考えると、何も手につきません。今後どのように貯蓄し、家計を立て直していけばいいのでしょうか。<相談者プロフィール>・男性、34歳、既婚(妻:33歳 ※現在パートを休職中、下の子どもが1歳で復帰予定。月収6万円程度)・子ども2人:4歳、0歳・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て) ・毎月の手取り金額:32万円・年間の手取りボーナス額:100万円・毎月の支出目安:30万円【支出の内訳】・住居費:6.5万円(住宅ローン)・食費:4万円・水道光熱費:1.2万円・教育費:2.5万円・保険料:4.7万円・通信費:1.2万円・車両費:1.8万円・お小遣い:2万円・その他:2万円・ローン返
保険プランナーの話に疑心暗鬼、外国籍の夫を持つ日本人妻のマネープラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、ドル建変動型個人年金を勧めるプランナーに疑心暗鬼になっている31歳の主婦。外国籍の夫を持ち将来帰国する可能性もある中で、教育費や保険、住宅購入についてどのように考えていけばいいのでしょうか。FPの飯田道子氏がお答えします。老後資金のことを考えると背筋が凍る思いです。子どもの教育費に加えて、老後資金を貯めるためにはどうしたらいいでしょうか?1年前からつみたてNISAで毎月満額積立て、将来のお金にと備えています。しかし、子どもの教育費のことを考えると、これで大丈夫なのか不安です。保険会社に相談したら、ドル建ての変動型個人年金を勧められましたが、本当に良いのかよくわかりません。当初iDeCoを検討しようと思っていたのですが、ライフプランナーさんから私には節税効果があまりなく変動型の個人年金の方が良いと言われました。勧められた商品は月々15000円程度、10年で払込が終わるものです。また、夫が外国籍のため帰国のリスクがあります。永住ビザもまだないため、
高齢で貯蓄のない両親、「親の介護」はいくらかかる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、貯蓄のない両親の介護費用について悩んでいる43歳男性。もしもの時のためにいくら備えておけばいいのでしょうか。FPの飯田道子氏がお答えします。親の介護に備えて、いくら貯めておくべきなのでしょうか。事情により、両親ともに貯蓄はほぼありません。二人とも70歳を超えていますが、今もパートで働き、月数万円ずつの収入にプラスして年金があります。月の収支はトントンです。両親ともにまだ介護の必要はないのですが、すでに高齢でいくつか持病も抱えているため、いずれ介護が必要になるかもしれません。もしもの時のために、いくら備えておけば安心でしょうか。<相談者プロフィール>・男性、43歳、未婚・職業:私立大学教員・居住形態:賃貸(一人暮らし) ・毎月の手取り金額:30万円・年間の手取りボーナス額:110万円・毎月の支出目安:16.5万円【支出の内訳】・住居費:4.8万円・食費:4万円・水道光熱費:0.7万円・教育費:なし・保険料:0.2万円・通信費:0.5万円・車両費:
30年3000万円の住宅ローン「繰上げ返済はいつから、貯蓄の何割まわす?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、なるべく早く繰上げ返済をしたいと悩む41歳のパート主婦。いつから、貯蓄の何割を繰上げ返済にまわしたらいいのでしょうか? FPの飯田道子氏がお答えします。住宅ローンは、いつ繰り上げ返済したらいいのでしょうか? 2年半前に4300万円のマンションを購入し、借入額3000万円で返済期間30年の住宅ローンを組みました。残債は2700万円です。はじめの10年間は固定金利0.9%、その後は変動金利になります。なるべく早く繰上げ返済をしていきたいと考えているのですが、いつ頃、また貯蓄の何割くらいを繰り上げ返済にまわしてもいいものなのでしょうか? アドバイスよろしくお願いします。<相談者プロフィール>・女性、41歳、既婚(夫:44歳、会社員)・子供2人:13歳、10歳・職業:パート・居住形態:持ち家(マンション)・毎月の世帯の手取り金額:54万円・年間の手取りボーナス額:30~120万円(変動が大きい)・毎月の世帯の支出目安:約36万円【支出の内訳】・住居費:
27歳美容師の財布事情「生活費月13万、もっと節約できる?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、美容師として働く27歳の女性。基本給は月13万円、あの手この手で家計をやりくりしますが、今の生活のままではお金に対する不安が払拭できないといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。20歳で専門学校を卒業して美容師として7年目に突入しましたが、経済的な不安があり、これからの人生設計を見直しするために相談させていただきました。月収は歩合制で、基本給は13万円。そこから売り上げの10%が上乗せされます。売り上げはその月ごとに上下しますが、大体3万~4万円です。少しでも将来のために貯蓄をしようと、手取りが13万円以上あっても、毎月13万円分しか引き落とししません。手取りが15万であれば2万円の貯蓄、手取りが13万円であれば0円の貯蓄といった感じです。月13万円の支出内訳ですが、そこから7万円を引き落とし専用口座(通信費、コンタクト定期料金、保険料、車のローン)に入れます。残りの6万円の内訳ですが、2万円は食費、2万円はお小遣い(ガソリン代、洗剤などの生
教育費と老後資金を考慮した「無理のないマイホーム」はいくら?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、そろそろマイホーム購入を検討しているという40代夫婦。これからかかる教育費や老後資金も考慮して、最適な購入時期と無理なく返せる購入額を知りたいといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。賃貸に住んでいるので、そろそろ家を購入したいと思っています。教育費と老後資金など考えると、いくらなら無理なく購入できるのか、また時期はいつがいいのか、教えていただきたいです。子供は高校まで公立に通ってもらおうと思っています。今は専業主婦をしていますが、あと2年のうちに仕事を見つけ、扶養の範囲で働きたいと思っています。また、家計を見直してはいるものの、改善できるところがあれば教えてください。 <相談者プロフィール>・女性、42歳、既婚(夫:44歳)・子供2人:11歳、9歳・職業:専業主婦・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:35万円・年間の手取りボーナス額:100万円・毎月の世帯の支出目安:約31万円【支出の内訳】・住居費:8.9万円・食費:4万円・水道光熱費
海外生活で日本の年金は未払い、リタイア後帰国したらいくら必要?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、長年海外で暮らし日本の年金は払ってこなかったというアラフォーの共働き夫婦。充分な資産を保有していますが、セミリタイアして日本に戻ったときにいくら必要になるのか知りたいといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。長年海外で生活し、夫婦ともに金融機関に勤務しています。私(夫)が55歳になったら夫婦そろって日本に戻り、中古住宅を買ってセミリタイアしたいと考えています。それまでにいくら用意すれば安心でしょうか。日本の年金は支払っていないため受け取れませんが、海外で支払っている年金があります。夫婦それぞれ62歳以降、日本円にして月12万円ほど受け取れる予定です。現在住んでいる海外のマンションは、7年前に3800万円ほどで買いましたが、現時点で売れば5000万円程になる見込みです。また、今のところ親の介護の必要はありませんが、今後もし妻の母(現在71歳)に介護が必要になった場合は、同居しようと考えています。〈相談者プロフィール〉・男性、41歳、既婚(妻:3
夫の収入が減少、教育費がかさんでも「抜けない浪費癖」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫の出向に伴い収入が減り、月10万以上の赤字を抱える40代の共働き主婦。浪費癖がなかなか抜けない上、4人の子供の教育費や食費が家計を圧迫し今後が不安だといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。4月から夫の手取りが50万円から28万円(財形天引き後)に減りました。栄転とはいえ出向することになり、残業なし土日出勤なしのため収入が激減しています。私は大手金融企業に時短勤務で勤めています。2年後、フルタイムに戻れれば私の年収は500万円くらいになると思います。夫の今年の年収はおそらく750万円くらいです。2年後には、出向から戻るので元の年収(1080万円)になると思います。世間一般から見れば低くはない世帯年収ですが、子供が多いため私立高校の学費に塾代、習い事、保育園代と教育費が多くかかります。食費も、時間をあまりかけられないということもあり、宅配やお惣菜などを買うためかさみます。毎月天引きで財形貯蓄にまわしているものの、赤字がかさんでくると解約し補填
「退職金には手をつけたくないけれど…」定年後も続くローン返済
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、親の介護のために妻と娘と離れて暮らす58歳の男性。定年後も住宅ローンや奨学金の返済が続きます。退職金で一括返済することも可能ですが、老後のことを考えるとどうやりくりするのがいいのでしょうか。FPの飯田道子氏がお答えします。親の介護で家族と別居しています。一緒に住むことができればいいのですが、事情があってそれは叶いません。妻と娘は2人で暮らしています。私は、あと2年で定年を迎えます。無事に定年を迎えられれば退職金が2200万円受け取れます。現在、妻と娘の住んでいるマンションのローンが約1000万円と、娘の奨学金の借入が400万円残っています。定年後は再雇用されますが、年収は半分程度になってしまいます。退職金には手を付けたくないのですが、老後のために今からできることは何かありますでしょうか。〈相談者プロフィール〉・男性、58歳、既婚(妻:56歳)、子供1人(26歳)・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・毎月の世帯の手取り金額:50万円・年間の
国際結婚で数年後に夫の国へ移住、外貨預金を始めるべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、国際結婚のため近い将来、夫の国へ移住するという35歳の女性。資産のほとんどを普通貯金に預けていることをもったいないと感じているといいます。今後を見据えて外貨預金を始めた方がいいのでしょうか。FPの飯田道子氏がお答えします。現在は共働きで安定した生活、また貯蓄ができておりますが、資産のほとんどは金利がほぼ付かない普通貯金であることが気になっております。国際結婚のため、将来的に夫の国への移住を視野に入れており、4~5年後を考えて計画中です。夫は専門職なので移住後もすぐに仕事が見つかると思いますが、私の分の収入はしばらく見込めないと思うので、収入が下がっても大丈夫なように、今のうちに貯蓄に励み、生活水準を上げすぎないように気をつけています。投資や運用への知識が乏しいため、ほぼ全資産が貯金になってしまっていてもったいないのですが、今後移住する際に外貨に変えることや、移住先で家を購入すること考えると、今はどのようにしたらいいのかわかりません。今から日本円