子供を授かったら10年は専業主婦、今すべきお金の準備は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、30代の共働き夫婦。この先、子供を授かったら、妻は10年間専業主婦になる予定です。それを前提とした場合、将来を考えたときにいくら貯金があれば安心できるのでしょうか。FPの飯田道子氏がお答えします。現在は自分の収入から月6万円、妻の収入から月12万円ほど貯金しています。しかし、今後子供を授かった場合、妻は10年間ほど仕事をしない予定です。そうなると、月々の支出はどれくらいが適切なのか、また今後の教育費や老後に向けてどれくらいお金を貯めていけばいいのかわからず不安です。アドバイスよろしくお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・男性、32歳、既婚(妻:30歳、派遣社員)、子供なし・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・毎月の世帯の手取り金額:53万円(夫:37万円、妻:16万円)・年間の世帯の手取りボーナス額:なし・毎月の世帯の支出目安:35万円【支出の内訳】・住居費:9万円・食費:5万円・水道光熱費:2.5万円・教育費:なし・保険料:2万円・
「気楽に働きたい」46歳独身がセミリタイアの前にすべきこと
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、海外に赴任中の46歳の独身女性。今よりも気楽に働きたいとセミリタイアを希望していますが、現在の資産で足りるのか、また親に介護が必要になったら日本に戻り住宅購入すべきか、悩んでいるといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。46歳独身です。現在、会社の転勤で海外に駐在中です。アーリー・セミリタイアを希望しています。20代から転職を繰り返しているので、厚生年金のみで、企業年金・退職金がほとんど積み上がっていません。現在の会社も40代になってから入社しているので、中途採用の退職金は非常に少なく、60歳まで勤めても数百万円程度だと思われます。以下、2つの相談にアドバイスいただけないでしょうか。よろしくお願いします。相談1: 現在の資産を考えると、セミリタイア(年収は額面で400万円程度で、健康保険と厚生年金を目当てに今よりも気楽に働ける先に転職したいと考えています)は何歳から可能ですか。相談2: 今はまだなんとか両親だけで都内に賃貸で暮らせていますが、
貯金できずに後悔する毎日、支出の優先順位がつけられない
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は27歳の未婚女性。我慢ができずについ散財してしまい、貯金ができなかったことをいつも後悔しているといいます。どの支出を優先して家計管理すべきなのでしょうか。FPの飯田道子氏がお答えします。つい、我慢するのを忘れてしまいます。優先順位はそんなに高くないはずなのに、まわりから勧められたり、ずっと気になっていたことなどに、いつの間にかお金を費やしてしまい、気づいたら節約とは無縁の生活です。食費、化粧品、趣味、便利グッズ、仕事関係などにお金を使ってしまいます。「今やらなきゃ後悔する」「将来への投資だ」などと思うと我慢できません。貯金ができなかったことをいつも後悔します。それなのに、また新しいことにお金を使ってしまっています。お金が貯まる人は、どう優先順位をつけて、何を我慢しているのでしょうか。自分は何を我慢すべきなのかがわかりません。〈相談者プロフィール〉・女性、27歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:18.5万円・年間の世帯の