男性下着ブリーフ「子供が履くもの」にいつからなったのか
主流はボクサーパンツに
昔は、男性の下着について「ブリーフ派か、トランクス派か」なんて議論をよく耳にしたものです。「トランクス派」の「ゆったりしていて楽ちんで良い」とか、「ブリーフ派」の「ピッタリしているから落ち着く」などの言い分を聞いたことのある人も少なくないのでは。しかし、気づくと今、男性の下着売り場において、ブリーフの占める割合は非常に少ない気がします。かつて「ブリーフ」と「トランクス」は二大派閥として語られていましたが、ブリーフのほうはいつからかだいぶ劣勢になっているのではないでしょうか。しかも、その代わりに台頭してきているように見えるのが、「ボクサーパンツ派」。ブリーフは本当に減っているのか。もし減っているとしたら、なぜでしょうか。
ネオバターロールの穴はどこ?マーガリン注入方法の秘密
フジパン「中の人」も発見困難
バターロールの中にマーガリンを詰めるという画期的な商品であり、今ではすっかり食卓の定番になっている、フジパンの「ネオバターロール」。そのまま食べても美味しいけれど、温めたときに、中のマーガリンがトロッと溶け出す魅力は、やっぱり格別です。しかし、実は一つだけ困った点があります。それは、温めると、中のマーガリンが溶けて、食べるときにこぼれ落ちてしまうこと。ロールパンにマーガリンを注入した穴をなんとか見つけようとするものの、なかなか見つからず、一か八かで食べてみると、結果的に無事こぼれずに食べられるときと、失敗してこぼれ落ちるときとが、体感的には半々くらいという印象です。どこからマーガリンを注入したのか全くわからないほど精巧に作られている、その技術力には恐れ入りますが、その一方で「もう少し穴がわかりやすくてもいいんじゃないか」という気もしてきます。なんなら、穴のあるほうに目印の焼き印などつけてもらってもいいと、個人的には思うくらいです。なぜこんなにも穴のありかがわかりにくいのか。そして、どうやって見つけたらいいのか。フジパンのマーケティング担当者に聞いてみました。
山菜なのになぜ中国産?ワラビは輸入モノが大半の理由
“日本の食”というイメージがあるが……
春の味覚といえば、タケノコ、菜の花のほか、ふき、ウド、タラの芽、ぜんまい、ワラビなど、ちょっとクセのあるほろ苦さが大きな魅力。なかでも、菜の花やウド、タラの芽、ふきなどは基本的に生で売られているため、ほぼ春にしか巡り合えません。タケノコの場合は、水煮の加工品として年中買うことができますが、生のモノとはやっぱり別物。その一方で、ぜんまいやワラビは、おそらく袋詰めされた水煮で食べるケースが多いのではないでしょうか。山菜は、炊き込みご飯や煮物にしたり、うどんやそばに入れたりしても美味しく、「日本の食」のイメージ。でも、不思議なことに、スーパーで売られている、ぜんまいやワラビを中心とした水煮の加工品「山菜ミックス」は、圧倒的に中国産などの輸入モノが主流です。もちろん国産のものもありますが、割合としてだいぶ少ない印象で、値段が高いうえに、あまり多く取り扱いがありません。旬の春でも同じです。なぜ山菜は、輸入モノが多いのでしょうか。日本の食のイメージがあるのに、意外と日本では採れない、作れないものなのでしょうか。「山菜文化産業協会」に聞きました。