楽しく“浪費”していても将来の貯金は不安、オタク女子の「仕事」と「懐事情」
積もり重なるチケット代、グッズ代に嬉しい悲鳴
昭和の頃、“アイドルのファンは結婚したら卒業するもの”という認識がありました。しかし、平成に入って以降、その価値観は徐々に変わっていき、現在では30代や40代になっても、アイドルのライブ会場に足を運べる風潮が出来上がりました。好きな人をずっと追い掛けられる時代に突入したのです。 その分、お金のやり繰りという悩みは増えたかもしれません。平成元年生まれで、今年30歳を迎えるオタク女性4人組から構成される『劇団雌猫』の中から、ジャニーズJr.の『美少年』を推しているユッケさん、韓国のアイドルグループ『SEVENTEEN』(以下、セブチ)と『宝塚歌劇団』を愛するかんさんは、どのようにお金と向き合っているのでしょうか。前回に引き続きオタク女子とお金の問題を語ってもらいます。
ジャニーズ、宝塚、K-POP…“推し”に年間100万以上捧げる「オタク女子」の金銭感覚
オタク女子サークル「劇団雌猫」に聞く、“推し”につぎ込む生き方
日本全国を飛び回るだけでなく、海外公演にも赴く。ツアーの模様を収めたDVDが発売されると即座に買い求め、グッズ収集にも余念がない。雑誌を集め過ぎるも捨てられず、部屋が傾きそうになる――。“推し”に人生を捧げている“オタク”は一体、どのようにお金をやり繰りしているのでしょうか。平成元年生まれのオタク女性4人組から構成される『劇団雌猫』の中から、ジャニーズJr.の『美 少年』を推しているユッケさん、韓国のアイドルグループ『SEVENTEEN』(以下、セブチ)と『宝塚歌劇団』を愛するかんさんにお話を聞きました。前後編の2回に分けてお届けします。