毎月コツコツ貯められない…貯金はボーナス頼みでもOK?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は前野彩氏がお答えします。社会人2年目になり、忙しかった1年目の反省から、お金の管理を始めることにしました。現在、会社寮で一人暮らししており、毎月2~3万円の貯金をしていますが、友人の結婚式やら引っ越しやらで、貯金がすぐになくなってしまうような状態です。そんな中、ボーナスで1年分の貯金額になりそうな金額が振り込まれました。それほどお給料が上がることも期待できない中、今後、貯金はボーナス頼みになるような気がしています。今の生活で、さらに節約をするとなると、職場での付き合いや長期的なキャリアのためにやっていることを削ることになってしまうのですが、ボーナス頼みの貯金は再考したほうがよいのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、20代前半、未婚・職業:会社員・居住形態:会社寮・手取り世帯月収:26万円
未来を見ていたらお金が貯まらない?家計見直し5ヵ条
貯蓄への近道は「今の自分」を知ることから
お金を貯めよう!と思ったとき、「いくら貯めたらいいの?」「投資をしたほうがいい?」「おススメ商品はなに?」と、未来にばかり目が行っていませんか?実は、貯まる家計にとって大事なことは、「未来」の前に「今」なのです。
意外な年金の落とし穴、学生時の特例制度で老後の受取が減!?
学生納付特例の結末は3パターン
新入社員やすでに社会人2、3年目のみなさんの中には、大学生や大学院生時代に、「学生納付特例制度」を使っていた人も多いはず。「学生納付特例のその後」によって、老後の年金はもちろん、今、納める税金まで変わることをご存知ですか?
社会保険料いくら納めて何をしてくれる?活用したい福利厚生制度
新入社員は、会社の福利厚生をチェック!
新入社員の4月は、毎日が研修続き。ビジネスマナーや書類の書き方等、業務に直結する研修で気が抜けない中、先輩社員からは、「会社の福利厚生研修はあまり聞いていなかった……」という声も聞こえます。でも、それはもったいない!福利厚生制度を知っているか知らないか、そして、それを活用できているかできていないかで、あなたの未来が変わります。福利厚生は自分の人生に直結する制度ですから、この春、しっかりと確認しておきましょう。
子供のケガは医療費控除よりおトクな「全額給付」を
2年までさかのぼれる手厚い制度
2月16日から確定申告が始まりました。医療費控除は、身近な確定申告のひとつだと思いますが、2月下旬までに健康保険から届く「医療費のお知らせ」を確認しましたか?今年の医療費のお知らせには、平成28年10月~平成29年10月までの受診分が掲載されています。その中に、子供が学校でしたケガの治療費があれば、全額給付となる「災害共済給付制度」の申請のチャンスです。
保険の断捨離:安い保険へ乗り換えがいいと思ったら大間違い!?
入り過ぎ"メタボ保険"を解消しよう
保険会社から届くお知らせや街中の保険ショップを見て、「保険の見直しをしなきゃ」と思ったことはありませんか?「少しでも良い保険に入ろう!」「保険料が安いのはどれだろう」と調べることは、一見すると、保険のお得な選択に思えます。でもその考え方、知らないうちに『保険の加入が大前提』の考え方になっていませんか? もしかしたら、あなたには『そもそも保険は必要ない』という結論が最適かもしれないのです。