FPよしおさんの知って得するお金の制度
お金の制度はたくさんありますが、実際に知らないと損をしてしまうことも…。見落としがちな意外な盲点をFPよしおさんが解説します。
TOPIXと日経平均どちらが人気?日本株のインデックスと将来性を解説
NT倍率で知る、日本株市場の動き
2022年1月以降米国株をはじめ株価が世界的に不安定な動きをしています。しかし、長期的にみれば世界の株価は伸び続けていきます。金利や為替、災害、経済、地政学リスク、投資家心理などにより振れ幅があるので株価は上がったり下がったりするものの、世界でみると人口が増えて、生産性があがれば経済が発展していくからです。世界経済の発展を見込んで投資を行う場合、投資信託を通じて全世界の株を丸ごと買うこともできますし、日本株、日本を除く先進国株、新興国株など、アセットクラスごとに分けて持つこともできます。今まで複数回にわたり、全世界株、先進国株、米国株など様々なインデックスを紹介してきましたが、今回は日本株のインデックスについて一緒に学んでいきたいと思います。
楽天経済圏に衝撃!ポイント付与大幅減の方針、何が変わる?対策は?検討すべき事項を解説
他のサービスと比較しながら、得るものは得よう
2021年12月27日、楽天銀行は預金金利を下げ、楽天証券は保有している投資信託に付与するポイントを大幅に少なくする、というニュースが飛び込んできました。楽天経済圏(楽天の各種サービスを利用してお得に楽天スーパーポイントを貯め、お得にポイントが貯まるSPU=スーパポイントアッププログラムを利用すること)の住人の間で衝撃が走ったこのニュース、今回はその変更内容を確認し、どのように対応したら良いかを考えていきます。
米国株式に投資できる投資信託にはどんなものがある?知っておきたい指標や注意点
初心者が知っておくべきこと
2022年こそ投資を始めようと思っている方も多いかもしれませんが、最初に始める金融商品として「投資信託」はもってこいと言えます。少額の100円から投資を始められる上に、複数の投資先に一気に投資することが可能だからです。今まで、全世界の株式を対象にした投資信託や、先進国の投資信託について話してきましたが、今回はアメリカの株式市場に連動する投資信託を考えていきましょう。
「つみたてNISA」投資信託の選び方、先進国株式はどんな商品?全世界株式とどっちが良い?
eMAXIS Slim・ニッセイ・SBIの先進国株式
投資信託はさまざまな株をまとめて購入できる便利な金融商品ですが、その分ざっくりとして「自分が何に投資をしているのか」が分からなくなることがあります。長期投資では投資対象が上がったり下がったりするので、しっかりと保持するためにも、自分が何に投資をしているのかを理解することが重要です。世界の株式は大きく2つにわかれます。先進国株式と新興国株式です。先進国の株式は、日本と日本以外の先進国にわける場合や、北米とヨーロッパを分けて整理することもあります。全世界の株式時価総額は、2021年10月時点で約69.8兆ドルと言われています。その内訳をみていくと、先進国(日本含む)が62.7兆ドル、新興国が7.2兆ドルで、世界の時価総額のほとんどが先進国です。今回は「先進国株式インデックスファンド」について解説します。前回紹介した「全世界株式インデックスファンド」とどちらがいいのか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
「つみたてNISA」投資信託の選び方、全世界株式にも種類があるけどそれぞれの特徴は?
eMAXIS Slim・SBI・楽天の全世界株式
つみたてNISAの口座開設者数は、2020年12月末時点で302万口座を突破して、2021年も大きく口座数をのばしています。つみたてNISAは、金融庁が指定した投資信託の中からつみたてる商品を選択していくのですが、商品の特性をあまり理解せずに購入している人も多いです。つみたてNISAで買うことのできる投資信託の中から、全世界株式、先進国株式、米国インデックス、新興国、日本のインデックスと、バランスファンドについて、具体的な商品を参考にしながら特徴をおさえていきましょう。今回は、つみたてNISAで買える、全世界株式について考察します。
「日本の将来が不安だから外貨でも資産を持ちたい…」日本国内で外貨を持つ方法とリスクを解説
外貨預金、FX、外貨建てMMF、外貨建て株式・ETF
「日本円だけでなく、外貨を持ったほうが良いですよ」資産形成している人であれば、どこかで耳にする言葉ではないでしょうか。事実、資産形成において日本円だけでなく、海外の通貨を持つことは分散効果もあり良いのですが、その理由をしっかり理解している人は少ないようにも思います。また、「そうか、外貨を持とう!」と闇雲に始めてもやり方によってはただ損をすることになりかねません。今回は、通貨分散の意味と方法をいっしょに考えていきたいと思います。なお、今回引用した金融機関の金利や各種手数料、さらに為替相場水準はいずれも2021年10月時点のものです。取引をする際には、必ず最新の情報を取引金融機関に確認をお願いいたします。
S&P500の具体的な買い方、投資信託や日本のETF、米国ETFで買うのは何が違う?
S&P500について考える
最近、書店の投資・ビジネス関連のコーナーにいくと「米国株投資」の書籍の多さに驚きます。ここ数年の株式市場の盛り上がりや、老後不安に対する資産形成意識の高まりからも投資を開始する人が増えていますが、中でも米国株への投資が注目を集めています。長期的に見ると、株式市場は経済の発展と相関関係があります。科学技術の発展、労働生産性が上がることの期待や人口の増加からも米国は非常に有望な投資先になっています。個別の銘柄をひとつひとつ調べて株を購入する方法もありますが、米国全体の成長の果実を得やすいのはさまざまな会社の株から算出されるインデックスを利用した方が網羅性があったりリスクが平準化しやすいと言われています。今回は米国株の株式インデックスの指標や注目度の高い株式インデックス指数であるS&P500の買い方について考察します。
自分に合ったFIREとは?達成時におこりうる“FIREの落とし穴”
自分に合ったFIREの見つけた方
空前のFIREムーブメントが到来し、「具体的に自分の場合はどうしたらよいのだろうか?」と早期リタイアメントを考えてライフプランを立てはじめた方も多いのではないでしょうか。FIREといってもさまざまな種類があります。そしてFIREは達成したら終わりではなく、意外な部分でその後の生活に影響していきます。今回は5種類のFIREと達成時の注意点について解説します。
「楽天経済圏」と「PayPay経済圏」サービスを徹底比較!自分にあったものはどっち?
楽天経済圏 VS PayPay経済圏【第3回】
「楽天経済圏」と「PayPay経済圏」のポイントアップについて解説してきました。第1回 「楽天経済圏」とは?“最新版”ポイントを増やすコツ第2回 「PayPay経済圏」を徹底解説!ポイントを倍増させるには?今回は、それぞれの経済圏の主力サービスも比較することでそれぞれの経済圏の魅力を考えていきます。
「PayPay経済圏」を徹底解説!ポイントを倍増させるには?
楽天経済圏 VS PayPay経済圏【第2回】
ソフトバンクグループ傘下のZホールディングスは、主力のYahoo!JAPAN事業に加え、2021年3月に株式交換により8000万人以上が利用するといわれるLINEを完全子会社化しました。そして、Yahoo!JAPANが元々展開していたQRコード決済サービスPayPayの名の元に金融サービスをブランド統合しはじめています。このYahooグループとLINEの金融サービスやポイントプログラムはPayPay経済圏とも呼ばれ注目を集めています。
「楽天経済圏」とは?“最新版”ポイントを増やすコツ
【第1回】「楽天経済圏 」VS 「PayPay経済圏」を徹底比較
楽天のポイントを活用できるサービス群は「楽天経済圏」と呼ばれ、楽天の提供する銀行やクレジットカード、携帯電話、インターネット通信、証券等様々なサービスを利用することで、SPU(スーパーポイントアッププログラム)という圧倒的にポイントが貯まる仕組みが提供されます。非常にお得なポイントプログラムですが、この1年で楽天経済圏の改悪が縦続いており、「このまま楽天経済圏を利用するかどうか悩む」という声も聞こえてきます。一方でソフトバンクグループ傘下のZホールディングスの金融サービスやポイントプログラムも「PayPay経済圏」とも呼ばれ注目を集めています。圧倒的なポイントの仕組み持つ楽天経済圏か、新た動きをみせるPayPay経済圏か、どちらを使うべきなのか徹底比較していきたいと思います。今回は「楽天経済圏」の解説です。
最新版「楽天証券とSBI証券」iDeCoやつみたてNISAを買うならどちらがオススメ?
両者の違いを徹底比較!
コロナ禍の株高で投資に興味を持つ人が増え、特にネット証券の口座開設数が伸びています。中でもネット証券の先頭を切るSBI証券は今年の3月22日に600万口座を突破したとプレスリリースを発表。次いで、楽天証券が5月19日に600万口座を突破したと発表しました。ネット証券をリードするこの2つの証券会社はどのような特徴があり、どのような人に向いているのでしょうか? それぞれの特徴や最新動向をお伝えします。
1億円の資産があっても老後の生活は安泰じゃない?シミュレーションで見えた答えとは
漠然とした不安をなくしたい
「お金持ちになりたい」と思っている人は多いですが、いくらあればお金持ちと言えるでしょうか。1億円があれば豊かな暮らしができるのでしょうか。今回は、お金持ちの指標として取り上げられることも多い「1億円の純資産」について考えてみます。
つみたてNISA、iDeCoの次を知りたい!「投資金額」を増やすのにベストな方法は?
投資信託のメリット・デメリットを知る
2019年12月のNISA口座数(一般・つみたて)は1,363万口座。2020年12月には1,523万口座を超える伸びとなっています。この1年、コロナ禍において株高になっていることや、レジャーなどの機会も減り自宅にいる時間が増えたことも、多くの方が株式に興味をもつ要因になっているのではないでしょうか。「投資をはじめるなら、まずはつみたてNISAから。老後資金をつくりたいなら、iDeCoなど確定拠出年金の枠を利用しながら投資信託を買おう」という話はよく耳にすると思います。今回はその一歩先、「投資金額の増やし方」について一緒に考えていきましょう。
いま知りたい住宅ローン最前線、変動金利の最安はどこ?変動金利と固定金利はどちらが有利?
住宅ローンを借りる前に知っておきたい注意点
コロナ禍の緊縮財政で家計を絞る人が多い一方で、意外にも住宅を新規で購入する人も増えているという話しを聞きます。緊急事態宣言を受けて自宅にいる時間が増えたり、リモートワークが一般化してきたことから以前よりも自宅にいる時間が長くなった分、居住性の質や広さを求める方も増えていようです。今回は、そんな中で変化し続けている住宅ローンについて2021年4月時点の最新動向を紹介します。
子供が家具を壊しても対象?火事だけじゃない、意外と知らない「火災保険」の補償
いざという時に頼りになる補償内容
ファイナンシャルプランナーとして数千人の家計相談を行い、いつも感じるのは「保険」を使いこなせていない人が本当に多いということです。保険と聞くと、生命保険を思い浮かべる人が多いのですが、今回は、ほとんどの家庭が加入しているけれど、いまいち理解していない「火災保険」について紹介します。
長くなる人生に備えるべきはどういう保険?特約になんとなく加入に要注意
何が保障されているのか改めて確認を
ファイナンシャルプランナーとして寿命や、保険について「知っているかどうかで人生が変わる」と思える情報を発信したいと思います。備えるべきはどういう保険なのか、選び方はどうすればいいのか、例を上げつつ解説します。寿命や医療について触れるのはセンシティブな話ですし、具体的な治療方法や手段の良し悪しはお医者様に聞いていただくとして、考えるきっかけが共有できたら幸いです。
楽天経済圏を使い倒すには?何のサービスを使ってポイントを倍増させられるか
自分にあったサービスを賢く選ぼう!
今後の経済の動向もどうなることやら……不安定な世の中だからこそ、少しでもお得で、便利なサービスっていいですよね。さまざまなポイント制度が乱立していますが、その中で勢いがあるのは楽天スーパーポイント。SPUという、楽天のポイントアッププログラムを活用しながら、お得に楽天のサービスを利用することを、楽天経済圏で生活すると呼んでいる人もいます。楽天経済圏の中でも、「サービス自体が良いもの」を使い倒しポイントを活用してお得に生活する。この見極めが重要と思い今回は筆をとることにしました。注意が必要なのは、あくまで「サービス自体にメリットがある」からサービスを利用するべきで、「ポイントが貯まるからサービスを使う」とならないことです。主従関係が逆転してしまい本末転倒になります。今回は「サービスも良くてポイントも貯まる」というサービスを中心に、楽天経済圏を「お得に活用する方法」と、「注意点」についてお話をしていきたいと思います。