日本で消えた爆買いは中国国内で進行中、二極化が進む中国消費の今
アフターコロナのインバウンド再開へ期待
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、海外旅行が制限されたことで姿を消した外国人観光客、特に中国人観光客による爆買いの蒸発は国内インバウンド事業に大きな打撃を与えました。しかし、ある程度新型コロナウイルスの感染がコントロールされた中国国内では、高所得者層の消費意欲が確認されています。コロナ禍の収束後、再びインバウンド需要の戻りに期待できそうです。
Go Toトラベルを利用した列車旅、「地域共通クーポン」で引き換えられるきっぷがおトクと話題に
列車をとことん楽しもう!
国内旅行の喚起を目的とした政府観光庁の「Go To トラベル」事業(旅行代金の最大35%割引+旅行代金の15%の地域共通クーポン配布=最大50%割引)が、10月から全都道府県を対象としたものとなり、一時は利用者増に対応して割引率を下げる旅行代理店が出るほどでした。現在は当初の予定通り、日帰りおよび宿泊旅行に対しての補助が行われ、旅行代金の15%の「地域共通クーポン(1,000円単位)」が配布されています。「地域共通クーポン」は紙クーポンと電子クーポンの2種類があり、それぞれ使える店舗が限られていますので注意が必要です。また、東京都に宿泊した場合、利用できるのは東京都と隣接する県(千葉・埼玉・神奈川・山梨)に限られ、利用日も宿泊当日と翌日となります。一部の鉄道会社では、「地域共通クーポン」とのみ引き換えられるおトクなきっぷ類を期間限定で設定しており、便利でおトク度が高いと話題になっています。そこで、今回は「地域共通クーポン」でのみ利用できるきっぷ類を紹介します。山陰本線の快速列車
復活を遂げた伝説のモデル、ハンターカブで片道160kmツーリング
クロスカブとどう違う?
現代の装備を満載して復活してきたスーパーカブの派生モデル、レジャーバイクのCT125・ハンターカブに跨がり、秋の陽射しを浴びながらトコトコとツーリングに出掛けてきました。カブファミリーの中ではもっともワイルドな性格のハンターカブですが、どんな世界を見せてくれたのでしょうか?【写真20枚】ハンターカブの“ワイルド”な構造やデザイン
Go Toトラベルはいつ終わる?年末年始の旅行には早めの予約がマスト
ホテルがまさかのワンコイン
10月1日、東京が対象に加わり、地域共通クーポンの配布も始まった「GoToトラベル キャンペーン」。利用者が急増し、“使った者勝ち”の様相を呈しています。自治体独自の補助や各種クーポンも配布されているため高級温泉旅館に格安で泊まれるのはもちろん、ほぼワンコインでホテルに宿泊できるケースもでてきています。すでに補助が終了したり、旅行商品の販売が終わったりしたものが出てきています。年末年始の利用を考えている人は、早めに予約した方がよさそうです。このキャンペーンをうまく使えたとして、実際はどの程度お得なのでしょうか?
給料は減少、今後は旅行やレジャー、外食にお金を使う?家計消費の温度差
6月以降の家計消費
新型コロナウイルスの感染拡大によって消費は大きく落ち込みましたが、9月の4連休は人出が増えるなど、消費は徐々に持ち直しつつあるようです。これまでコロナ禍で、旅行や外食などの外出型の消費が大幅に減る一方、食事やゲーム、家具などの巣ごもり消費が活発化していましたが 、その後どのような状況になっているのでしょうか。また、一律10万円の「特別定額給付金」は給付されたものの、雇用環境が急速に悪化していることで、家計収入に陰りも見えてきたようです。総務省「家計調査」を中心に、足元の家計消費の状況を見ていきましょう。
初の欧州ツアーは約670万円!日本人の海外パッケージツアーの歴史に迫る
国産初のパッケージツアー「JALパック」
新型コロナウイルスの感染拡大により、海外旅行が厳しく制限されています。出入国合わせて1か月近くの待機時間が必要で、よほどの理由がなければ「旅行しない」という選択が現実的です。旅行好きにとってはかなりの苦痛です。「日本人が海外旅行に行き始めたのはいつなのか」という疑問がふと頭をよぎりました。戦前はごく限られた人だけが海外旅行ができました。では戦後は、どのタイミングから日本人の海外旅行が始まり、今日の市場に至ったのでしょうか。国産として初のパッケージツアーブランド「ジャルパック」を1964年に誕生させ、日本人の海外旅行をいち早く後押しした日本航空グループのジャルパック広報の長尾哲さん、黒永祥子さんに話をお聞きし、「日本人の海外旅行56年」を振り返ります。
贅沢に味をしめ、節約ができないシニア夫婦。楽しみも諦めず老後破綻を避けるには
FPの家計相談シリーズ
今回の相談者は、無職の61歳男性。定年後、旅行で贅沢を知ってしまい、結局現役時代と同じ支出のまま生活している相談者。減ってゆく老後資金に不安を覚えているといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。再雇用を希望せず、60歳の定年で退職しました。退職金も2,000万円もらえ、これまでの貯金と合わせて2600万円の老後資金がありましたし、自分は60歳から企業年金が月に約10万円、妻が趣味でやっている商売の収入が月に11万円ほど、合計で21万円ほどあります。現役時の生活費は約40万円かかっていましたが、これからは仕事に出かけることもありませんし、お金のかかる趣味もありません。節約して暮らせばこの21万円ほどの収入で年金受給が始まるまで暮らしていけると思っていました。ですが、今までの妻への感謝と自分へのねぎらいの意味も兼ね、クルーズ船の旅行に行ってから、生活が変わってしまいました。いままでろくに旅行に行ったこともなかったのですが、29日間の旅程で、スイートの部屋に泊まりました。一人約110万円。夫婦で220万円、それに加え100万円ほど旅行で使ってしまいました。食事も設備もイベントも素晴ら
「やめなさい」は逆効果、夏休み明け"子どものゲーム依存"スマホ利用とどう向き合う?
親も子も肩の力を抜くことも大事
前回、子どものオンラインゲームやスマホの利用に悩む保護者たちの声を取り上げました。スマホやパソコン、ゲーム機でのゲームへの過激な熱中、依存は「ゲーム障害」としてWHOの『ICD-11』の国際疾病分類に認定されています。新型コロナ感染拡大による臨時休校、短縮された夏休みが明け、コロナとの共存が求められる現在。子どもたちのスマホ利用やゲーム依存の実態と、家庭での対応策を、子どものみならず大人にも適用する「インターネット・ゲーム・SNSなどの依存度チェックリスト」を交えながらお伝えします。
「あつ森」に続け!年末に向けてさらなる上昇も期待できるゲーム株の今
「巣ごもり消費」、新型ゲーム機発売が追い風に
最近の株式市場ではゲーム株に注目が集まっています。ゲーム株に注目が集まっている理由は、業績が好調なゲーム会社が多いことです。ゲーム各社が直近発表した第1四半期の営業利益の伸びを見ると、任天堂(7974・東証1部)が前年同期比5.3倍、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684・東証1部)が同3.4倍、コーエーテクモホールディングス(3635・東証1部)が同4.6倍、カプコン(9697・東証1部)が同39%増となり、バンダイナムコホールディングス(7832・東証1部)、コナミホールディングス(9766・東証1部)を含めたゲーム主要6社のうち4社が大幅増益になりました。好調な業績を背景に株価が上昇しているゲーム株が増えています。そこで今回は業績が好調なゲーム会社とゲーム株を紹介します。
ドバイが観光客受け入れ再開、それでも海外旅行は事実上不可能なワケ
自費でのPCR検査が必要に
今年の夏休みは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で海外旅行の計画を断念した方がほとんどなのではないでしょうか。感染拡大が一向に収まらず、いつになれば気軽に海外へ行ける日が戻ってくるのかが見えてきません。前回では航空券予約についての活用法を解説しました。観光が主要な産業になっている国にとっては大打撃となるため、しびれを切らして観光目的の入国者受け入れを部分的に再開している国も出てきましたが、現時点で観光目的の海外渡航は現実的ではありません。コロナ終息後、どうすれば海外渡航が“解禁”になるのかを考えたいと思います。※この記事は新型コロナウイルスの感染拡大が終息した後の海外渡航に必要な情報を紹介することを意図しています。いますぐに海外渡航をすることを推奨するものではありません。情報は8月16日時点の内容です。最新の情報はご自身で必ずご確認ください。
半数が「今年の夏は自宅で」、では旅行するドイツ市民はどこへ?
海や山に人が押し寄せる光景も
「今年の休暇はどうする?」例年であればこの時期のドイツは休暇の行き先や過ごし方の話題で持ち切りですが、今年は様子が違います。統計データのオンラインデータベースを提供するスタティスタが「旅行好き」と評するドイツ市民も、コロナ禍においては旅行に対して慎重です。ドイツ公共放送連盟が6月に実施したアンケート結果もこうした姿勢を反映しています。回答者の51%が「今年の夏は自宅で過ごす」と答え、夏の旅行を断念しました。一方「旅行に行く」と回答した人の場合も、行き先は「ドイツ国内」が多数を占めており、国境をまたぐ移動を躊躇する様子がうかがえます。国内の旅行先選びにもいつもと違う傾向が見られます。独ツァイト紙の報道によると、今年の圧倒的な人気はバルト海や北海、フレンキッシェ・シュヴァイツといった自然あふれる場所。それ対して、ベルリンなどの都市は苦戦を強いられています。
早期リタイアを実現した元技術者、「家計簿アプリ」をどう活用した?
シミュレーション大公開
仕事を早期にリタイアして、第2の人生は自分の好きなことだけをーー。誰もが一度は夢見るライフプランです。とはいえ人生100年時代、老後の生活資金の重要性はさらに増しています。早期リタイアは叶わぬ夢のようにも感じられますが、実現している人もいます。家計簿アプリ「マネーフォワード ME」ユーザーのなおさん(60)は4年前に早期退職を実現させました。「1年かけてしっかり準備しました」と話すなおさん。具体的にどのような準備を行ったのでしょうか。
来年の海外旅行をどう考える? 柔軟になった「航空券予約」の活用法
燃油サーチャージも無料に
いよいよ夏休みがやってきます。例年なら、空港が海外旅行客でごった返す時期ですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で海外旅行の計画を断念した方がほとんどなのではないでしょうか。緊急事態宣言こそ解除されたものの、東京で7月23日に過去最多となる366人の新規患者が確認されたように、国内では7月後半に新たに新型コロナの感染がわかった人が増えてきています。まだまだ予断を許さない状況が続いているため、海外旅行好きの方はみな「年末年始には」「来年のゴールデンウイークこそ」「いや、来年の夏休みまでは我慢かな…」と気をもんでいることと思います。いつになれば気軽に海外へ行ける日が戻ってくるのかは、残念ながら予想ができません。ですが、晴れて“解禁”を迎えたのちに少しでもお得に海外旅行に行くための準備はいまからでもすることができます。近い将来、再び海外旅行を楽しむために役立つ情報を前後編に分けて紹介します。※この記事は新型コロナウイルスの感染拡大が終息した後に海外旅行に行くための情報を紹介することを意図しています。いますぐに海外旅行をすることを推奨するものではありません。情報は7月28日時点の内容で
家の中を見まわして、今すぐできるプチ節約術!部屋や心をスッキリ
忘れがちな細々としたものを片付ける!
コロナによって、外出の機会が減り、家にいる時間が長くなりました。また、コロナにより収入が下がったり、ボーナスが減ったり、なくなったりという方もいるでしょう。今一番の関心ごとの一つに、「出費を抑えたい」そして「家にいる時間を快適にしたい」という方も多いのでは? 今回は、この2つを両方とも叶える方法に注目。部屋が片付いて、心もスッキリするようなことにつながるプチ節約術を4つお伝えします。
旅行代の半額補助だけじゃない「Go to Travelキャンペーン」活用法
投資の面でもチャンス?
新型コロナウイルスの世界的流行はとどまることを知らず、世界の感染者は1,000万人を突破しました。日本でも感染第2波が警戒されているものの、世界的にみると感染の程度は緩やかであり、少しずつ日常を取り戻しています。そんな中、さらなる消費の回復を後押しするべく、8月から政府主導の観光支援策「Go to Travelキャンペーン」が実施されます。このキャンペーンを投資で活用するにはどうすればよいでしょうか?
新型コロナで変わる消費、食生活や感染対策需要、旅行はどうなる?
ウィズコロナ、アフターコロナの消費
少しずつ経済活動が再開され、オフィスへの出社や外出が増えた方も多いのではないでしょうか。一方で、まだ新型コロナウイルスとの戦いは続いていますので、しばらくは「巣ごもり生活」をベースとした消費行動が続くのでしょう。4月に新型コロナの感染拡大を防止するために、緊急事態宣言が発令されたことで、旅行や外食などの外出型の消費が大幅に減る一方、家の中で使うモノやサービスなどの巣ごもり型の消費が増えました。具体的にどういった項目に大きな変化が見られたのか、総務省「家計調査」のデータを用いて見ていきましょう。そして、その変化は、これからも続くものなのかどうかを考えてみたいと思います。
大打撃の観光立国フランス、夏までに旅行はどこまで正常化するのか
試行錯誤する「ウィズコロナ」のツーリズム
夏休みに海外旅行を計画していた人にとって、今回のコロナ禍は大変やきもきさせているのではないでしょうか。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外出自粛となったゴールデンウィーク。残念ながら我慢が続く結果となってしまいました。人の自由な移動を制限するということは、観光産業で生計を立ててきた人々にとっても、苦労を伴う時期になっています。通常であれば大きな需要が見込まれる夏に向けて、世界一の観光立国として走り続けてきたフランスはどのように考えているのでしょうか。
映画館の休館を受けてオープンした「仮設の映画館」で注目される映画「精神0」
老いや病気と向き合う
新型コロナウイルスによる映画館の休館を受けてオープンした、インターネット上の「仮設の映画館」で、想田和弘監督の観察映画「精神0」が注目を集めています。岡山県の精神科クリニックの精神科医とその妻、患者たちをとらえたこの映画には、老いや病気と向き合いながら、私たちはどのように人生に希望を見出せばよいか、問いかけてくるような内容になっています。