Go To トラベルは年明け再開?予算追加なしでも経済効果は7.1兆円の驚くべき効果
観光産業立て直しへ待ったなし
11月10日、衆参両院の本会議で岸田氏が改めて首相に選出され、第二次岸田内閣が発足しました。岸田首相は同日夜に記者会見を行い、世帯主960万円の所得制限を設けたうえでの18歳以下への10万円給付や、健康保険証や銀行口座との紐づけを条件とした最大2万円相当のマイナポイント付与などに加え、Go To トラベル事業を再開する方針も示しました。一部報道では再開時期は年明けとなる見込みです。今回はこのGo To トラベル事業が今後の日本経済に与える効果について考察してみます。<文:ファンドマネージャー 山崎慧>
資産1億6500万円を築いた49歳。リタイアして夢の世界一周旅行は実現可能?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、49歳、会社経営の方。総資産1億6,500万円を築くことができたため、リタイアして、世界一周の旅に出たいという相談者。ただ、その後の生活を心配しています。いくらくらい、旅行にお金をかけてよいのでしょうか? どんなプランなら実現可能? FPの飯田道子氏がお答えします。 会社を経営している、49歳独身です。貯金3,000万円、投資総額が1億3,500万円を貯めることができました。そこで、早期退職して、夢だった世界一周旅行に行きたいと思っています。ただ、世界一周旅行でお金を使ってしまった後、働かずに暮らしていけるのかが不安です。どれくらいお金をかけて大丈夫でしょうか?【相談者プロフィール】・49歳、会社経営、独身・お住まいの都道府県:神奈川県・住居の形態:持ち家(戸建て)・毎月の世帯の手取り金額:16万円・毎月の世帯の支出の目安:13万6,000円【毎月の支出の内訳】・住居費:5,000円・食費:3万2,000円・水道光熱費:1万円・教育費:9,00
月の生活費が予算通りでもなぜかお金が貯まらない…注意したい支出とは?
「臨時」支出を「予定通り」に変える方法
日々の食費や毎月の通信費など、生活費の節約に励んでいるのになぜかお金が貯まらないという人は、「今年は○○があったから仕方ない」という言い訳を、自分自身にしたことがないか振り返ってみてください。毎月の生活費以外に発生する「臨時支出」は、お金を貯めるためには必ず注目したい支出です。臨時支出をきちんと把握してコントロールできるようになれば、1年、3年、5年など、長期間安定してお金を貯められるようになるでしょう。
夫婦完全別財布。使えるお金は多いが娯楽やゲームで浪費をしてしまう夫
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、44歳会社員の男性。DINKSで、夫婦別財布。夫婦の貯金はできているものの、個人の貯金がまったくできないのが悩みだと言います。時には同僚から借金も…。家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』がお答えします。 妻と二人暮らしをしています。共働きのため、家計は完全に別々で、私は妻の支出についてはノータッチです。生活費や夫婦の貯金、住宅ローンは互いに半々にして出し合ってやっています。残ったお金が個人で自由にできるお金ということになるのですが、私の個人的な貯金ができません。クレジットカードなどはほとんど使わないので、キャッシングなどは利用しないのですが、時々お金が足りなくなり、同僚に1万円を借りたりすることがあります。自分の貯金から大きな買い物をしたいとも思いますし、その場しのぎなお金の使い方を改め、貯められるようになりたいと思っています。【相談者プロフィール】・男性、44歳、会社員。妻、43歳、会社員・手取り収入:相談者:31万2
「老後は海外旅行を年2回、タイへの移住も」夢を叶えるのにいくら必要?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、58歳・会社員の男性。65歳で退職したら、夫婦で年2〜3回の海外旅行と、東南アジアでのロングステイを希望している相談者。どれくらいの老後資金が必要でしょうか? FPの飯田道子氏がお答えします。 老後の生活費の配分について、ご教示ください。気力、体力がある老後前半10年位は、年2~3回の海外旅行や、2~3年の東南アジア移住等も視野に入れ、できるだけアクティブに行動したいと考えています。上述のために必要な老後資金について、教えてください。海外移住先はバンコク都心で1LDKの小綺麗な賃貸マンション居住希望です。現金残高1,700万、投資信託評価額2,400万円、65歳退職まであと6年半、退職までに投資信託を年間600万円購入(6年半で予定3,900万円)、退職金1,200万円の予定。この他に認知症の母の預金残高約800万円、母の年金収入月20万円、我々夫婦の年金受給見込みは2人で額面で年340万円です。資金に余裕があれば、75歳位のタイミングで20坪
食費、日用品、趣味娯楽費…使いすぎを家計簿の機能を使って改善
Web版「マネーフォワード ME」を賢く使ってみよう
家計簿を使い始めたら、支出が多い…と気がつく人も多いでしょう。自分の支出がわかったら、次は何をすればいいでしょうか。今回は、パソコンで「マネーフォワード ME」のweb版をより使いこなして、支出を改善する方法を解説していきます。
ボーナスの使い道に意外なモノがランクイン?家計でのボーナスの扱い方
ボーナスは「不確定」と考えてそもそもアテにしない
ボーナスシーズンです。「今年は少なかった」「出なかった」といった声を多く聞かれます。一方で、業種や職種によっては「ボーナスが増えた」という人もいるかもしれません。ある程度金額が決まっている月収とは違って、ボーナスは実に「不確定」なもの。先行き不透明な時代だからこそ、これまでボーナスがコンスタントに出ていた場合でも、今後減ったりなくなったりする可能性があることを頭に入れておく必要があります。ボーナスに変化があっても慌てることのないよう、家計を整える考え方をお伝えします。
旅行消費の回復余地は12兆円以上?コロナ後の観光需要が追い風になる注目企業8社
ワクチン接種が進み、回復目前か
「海外と比べて新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が遅れている」と指摘されてきた日本でもワクチン接種が増えてきました。医療従事者や一般(高齢者含む)を対象とした日本国内のワクチンの接種回数は6月23日時点で累計3千5百万回を超え、6月には1日当たりのワクチン接種回数が政府目標の100万回を超えた日もあります。今年4月末頃のワクチン接種回数が1日30万回前後だったことを考えれば、日本でのワクチン接種状況は短期間で大幅に改善していると言えるでしょう。足下では企業内でワクチン接種を行う動きもあり、今後もワクチン接種が進むことによって、日本も海外同様に経済の正常化に向けた動きが強まりそうです。日本交通公社(JTBF)が今年1月に行った「コロナ収束後の旅行意向に関する調査」では、回答者の7割が「旅行に行きたい」とし、昨年10月以降では「これまで以上に旅行に行きたい」と回答した割合が増えています。このような調査結果も考えると、今後、経済の正常化が進むにつれて、観光や旅行といったコロナ禍で抑えられていた需要が回復する公算は大きいでしょう。そこで今回は、回復局面を迎える旅行消費と注目銘柄を紹介します
年収650万・貯蓄5000万・持ち家あり独身なら45歳で早期退職して旅行を楽しめる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は、45歳で退職したいという独身女性からのご相談です。現在は親の家で同居中の相談者。年収は約650万、貯蓄総額は5,000万円。仕事のストレスが大きいので、早期退職して旅行などを楽しみながらゆとりある暮らしをしたいと言います。希望は叶うでしょうか? FPの高山一惠氏がお答えします。45歳で早期退職したいのですが、可能でしょうか。年収は約650万円、貯蓄は約5,000万円、貯蓄の半分は投資信託です。退職金は1,100万円程度の見込みです。昨年、両親(73歳)が約2,700万円で戸建を購入し、同居しています。毎月5万円を生活費として入れています。この家は、私が相続する予定です。父親は軽い認知症を持っていますが、母は元気です。両親の貯蓄は約1億円程度あり、老後はそのお金で賄う予定です。弟は結婚して、家を出ており、両親の面倒は自分が見ることになりそうです。両親からは生前贈与を提案されており、私と弟はそれぞれ数年かけて500万円程度贈与を受ける予定です。両親が亡くな
競馬ファンも唸る「ウマ娘」、ゲーム収益にとどまらない爆発的ヒットの理由
配信開始から5日で100万DL、約2ヶ月で600万DLを突破
サイバーエージェント(4751)は4月28日に1~3月期の決算を発表し、前年同期比で売上高が+26.6%、営業利益が2.1倍と非常に好調な業績が示されました。<文:ファンドマネージャー 山崎慧>
マイカー所有はおトク?損?マイカー所有者1300人への調査で分かった意外な結果
所有者の3割が月間100キロ未満
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、移動に車を使う人が増えているそうです。カーシェアリングなども浸透しつつありますが、マイカー所有と各種カーサービスの利用では、どちらが良いのでしょうか。今回ご紹介するのは、月額定額カーリース「おトクマイカー 定額カルモくん」を運営するネイル株式会社の調査結果です。マイカー所有者の走行距離法や用途の実態が浮かびました。マイカー所有者の実態を知ることで、自分に合った車との付き合い方がイメージできるかもしれません。
柳楽優弥主演、モンゴルが舞台の映画『ターコイズの空の下で』がコロナ禍で響く理由
KENTARO監督インタビュー
今まで当たり前にあったこと、できたことが、コロナ禍によって手の届かないものになってしまいました。便利だと思っていたことが、使いづらいものになってしまいました。世界が急に変わってしまったときに、人はどうもがき、学び、糧としていくのか。科学技術と物質に頼り切った社会(東京)と、自然が主役として悠々と時間が流れる世界(モンゴルの草原)との対比を通じて、柳楽優弥さん演じる主人公・タケシの成長を描いた映画『ターコイズの空の下で』が、今年2月26日から全国で順次封切られました。新型コロナウイルスという運命を、私たちはどう受け止めればいいのか。同映画を撮ったKENTARO監督に、作品のこと、コロナのこと、そして監督が思う今後の映画について聞きました。©TURQUOISE SKY FILM PARTNERS / IFI PRODUCTION / KTRFILMS
1億円貯めれば可能?流行りのFIRE(経済的自立早期リタイア)術を実現する技術とは
学ぶべき知識とマインド
昨年、話題になった書籍「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」(ダイヤモンド社)をご存じでしょうか。著者であるクリスティー・シェン氏はカナダ国籍の女性で、31歳の若さで早期リタイアしました。この本は、「私は若くしてリタイアを達成しました」という自慢話でも、「稀有な才能や幸運の持ち主しか辿りつけない無謀なゴール」を語った内容でもありません。どのような考えでそこに至ったのか、気づき(マインド)と戦略と時間を駆使した、「生活のための知恵」を学ばせてくれます。早期リタイアは、決して無謀なチャレンジではないのですが、誰でも簡単にできるわけでもありません。今回は、FIRE(経済的自立早期リタイア)術とはどんなものなのか、ポイントを整理して解説します。(次回はどのようにして私たちの実生活に取り入れるべきかを解説します)
「地球の歩き方」は事業譲渡、「ロンプラ」もオフィス閉鎖、旅行ガイドブックはオワコンか?
お金を出して情報を買う意味
旅行する時、ガイドブックは買いますか?私は知らない国に行くとなると、ガイドブックを携えて出発しないと、不安を感じてしまいます。しかし、それも「古い」考え方なのかもしれません。先日、ダイヤモンド社の子会社であるダイヤモンド・ビック社が、学研ホールディングス100%新子会社である学研プラスに、『地球の歩き方』シリーズなどを譲渡することを発表しました。コロナ禍による海外旅行関連の事業環境の悪化が理由のようです。実は、英語版ガイドブックで高いシェアを誇るロンリープラネットも、今年4月に豪メルボルンと英ロンドンのオフィスを閉じました。もはやガイドブックは斜陽の媒体なのでしょうか。
鉄道旅、Go Toトラベル「地域共通クーポン」の利用と期間限定おトクなきっぷ
鉄道を楽しみたい人へ
国内旅行の喚起を目的とした政府観光庁の「Go To トラベル」事業では、旅行代金の15%の「地域共通クーポン(紙クーポンと電子クーポンの2種類)」が配布されますが、JR北海道では紙の地域共通クーポン専用のおトクなきっぷ2種類を発売しています。また、関西エリア最大の路線網を誇る近畿日本鉄道では、期間限定で近鉄全線が3日間乗り放題となるおトクなきっぷを発売しています。 「Go To トラベル」事業の利用者のみが使用できるおトクなきっぷに加え、「Go To トラベル」事業を利用して大阪・京都・奈良・吉野・伊勢志摩方面へ行く場合、近鉄電車と近鉄グループの関連施設が大幅な割引となる「近鉄全線3日間フリーきっぷ」を使ったおトクな旅も楽しめるというものです。北海道の旅では「Go To HOKKAIDO 乗り放題パス」や「Go To はこだてパスポート」を活用できます。写真は釧網本線を走る快速列車。※新型コロナウイルスの感染状況によって変更されることもありますので、使用前にご確認ください。
GoTo見直しで日本経済は?国内旅行者数と株価の関係を調べてみた
データを使うには工夫が必要
新型コロナの感染者が増加するなか、11月21日に菅首相がGoTo キャンペーンの見直しを表明しました。これを受けて一時的ですが、札幌や大阪ではGoToトラベルから外れることが決まりました。今後も新型コロナの感染拡大が続けば、GoToトラベルから除外される地域が増えるかもしれません。コロナ禍の影響で我が国の景気は厳しい状況にあります。しかし足元の政府発表からは “持ち直しの動き”が見られるようです。内閣府が発表する景気ウォッチャー調査は地域別の景気が捉えられるものです。そのなかで、GoToトラベルが地域経済の活性に貢献していることが述べられています。また景気の鏡と言われる株価ですが、日経平均株価が11月17日に29年5ヶ月振りに2万6,000円台を回復するなど堅調に上昇してきました。このように、景気は持ち直しを見せていますが、GoTo キャンペーンの見直しは、それに水を差すかもしれないと懸念されています。そこでこのGoToトラベルで回復を見せる国内旅行と株価がどの程度の関係があるかを実際に確認してみましょう。
夫婦で家計簿を共有「月収の3割ほどを貯蓄にあてられるようになりました」
円満夫婦のお金管理術
独身時代はお金の管理をしておらず、貯金も会社の制度の財形のみだったというJさん。結婚を機に、お金の見える化アプリ「マネーフォワード ME」でお金の管理を始め、数カ月の実績からみえてきた無理のない予算立てをベースに、本の知識も取り入れて、現在では月収の3割ほどを貯蓄にあてられているそうです。夫婦で築いていったという無理のない予算立ての考え方について伺いました。※お金の見える化アプリ「マネーフォワード ME」
クレカデータが示す、GoToトラベルキャンペーンがもたらした驚くべき効果
観光業はGoTo効果で”コロナ前”並に?
免許合宿や出張、そして高額な商品券付きの旅行プラン…。抜け穴を利用した様々な「錬金術」が話題となったGoToトラベルキャンペーンは、一種の社会現象となるまでに国民の関心を集めました。報道ではその使い方や問題点が多く取り上げられていますが、政策本来の目的である旅行業界にはどれほどの効果もたらしているのでしょうか。今回は民間のクレジットカード利用データから確認していきたいと思います。