フランス人夫には理解できない?日本家庭の教育支出がフランスの4倍にも上るワケ
教育は無償であるべきか
ある日、フランスのエリート養成学校であるグランゼコール出身の夫を持つ日本人妻の友人が、嘆きながら私に打ち明けたことがありました。「パリの日本人幼稚園の授業料を、夫が理解しない。夫は『自分はフランスで最高の教育をタダで受けてきた。折り紙や塗り絵のために、なぜ高額な授業料を払うのか』と」なぜフランス家庭における教育費の負担は、低く抑えられているのでしょうか。その理由を紐解いてみます。
平均年収5000万円のハイスぺ男性を徹底リサーチ 女性の幸せを導く婚活塾の狙いとは
海外男性ともオンライン合コン
ハイスぺ男子総合研究所のメンバー女性の社会進出が進んでいる昨今。夫婦共働きが当たり前になった現代において、「お金持ち男性と結婚して玉の輿に乗りたい」という旧態依然とした女性の結婚願望はすでに現実離れしたものとなっています。実際に株式会社Parasolが運営する未婚男女のマーケティング研究機関「恋愛婚活ラボ」がマッチングアプリ「ペアーズ」に登録する男性人気会員トップ500人の年収を調査したところ、最も多かったのは「600~800万円(27.4%)」、続いて「400~600万円(24.9%)」という結果に。婚活女性が結婚相手男性に求めるリアルな年収が浮き彫りになりました。一方で、平均年収5000万円以上の“ハイスペック男性(ハイスぺ男性)”の生態や恋愛観をリサーチして、彼らと出会いたい女性受講生を支援する恋愛婚活塾「ハイスペック男子総合研究所(ハイスペ総研)」なるアカデミーがあります。時代の真逆をいっているように見えるこの婚活塾について、主宰する株式会社はんなりの取締役・柿添あいさんに聞きました。
世帯年収276万「義母から子どもを望まれるも、お金が不満で踏み切れません」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、27歳、自営業の女性。夫婦で事業を営んでいるという相談者。義母から子どもを望まれていますが、300万円を切る世帯年収と、産休・育休のない自営業のため、躊躇しているといいます。相談者の家計で子どもをもうけることは可能でしょうか? FPの氏家祥美氏がお答えします。義母から子どもをせがまれていますが、お金が不安で踏み切れていません。主人は自営業、私もその手伝いのため、収入は不安定です。具体的にどのくらいの貯金があったら安心して子どもを作れるか、目安を明確にしたいと思っています。主人にはお兄様がいらっしゃるので、介護などは必要ないと思っていますが、私の両親は貯蓄がないので、遠い将来介護(介護施設入居の費用負担)の可能性はあります。【相談者プロフィール】・女性、27歳、自営業、既婚・同居家族について:主人(32)歳は自営業、私はその手伝いです。役員報酬はそれぞれ15万円取っています。介護や病気などはありません。・住居の形態:持ち家(マンション・集合住宅)
朝礼拝に座禅、運針、志望校選びで注目すべきユニークな学校文化
中学受験の数字 モリの目タカの目 第26回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。中学受験のための情報収集で最も重要な場となるのが学校説明会です。一口に学校説明会と言っても、プログラムは様々。学校のカラーを実感する場でもあります。各校ともに、受験生に校風や学校文化を伝えようと、説明会に様々な工夫を凝らしています。今回は志望校を選ぶ上で参考にしたい学校文化について考えたいと思います。今回の中学受験に関する数字:8時15分
「不安で仕方がない」共働き夫婦の教育・住居・老後の資金計画をFPが見直し!
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、33歳、会社員の女性。今年第一子を出産した相談者。今後時短勤務で収入が減るなか、教育・住居・老後の資金計画に無理がないか不安で仕方がないといいますが…。FPの鈴木さや子氏がお答えします。今年頭に第一子を出産しました。そこで過去の記事なども参考に資金計画を立ててみましたが、今後時短勤務になって収入が減ること、教育費の増加、リフォームや親の老後を考えると不安で仕方ありません。計画に無理がないか確認していただけないでしょうか。子どもはできるだけ早いうちにもう1人希望しており、2人目を産んだ後は時短勤務を希望しています。上の子が小学校に上がるタイミングで義実家をリフォームして同居する予定です。リフォームには立地などの条件から2,000〜3,000万はかかると知り合いの業者さんには言われました。夫の退職後は在宅もしくは近場の職場でパートとして働き夫婦の時間を大切にしていけたらと考えています。・教育資金一人につき公立大学理系自宅外通学に必要な金額を用意した
子どもをインターナショナルスクールに入れて留学もさせたいが、いくらかかる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、33歳会社員の女性。現在第一子を妊娠中の相談者。子どもには可能な限り海外で活躍できるような教育をしてあげたいが、どのくらい費用がかかるのか心配とのこと。FPの山本節子氏がお答えします。子どもの教育費について相談させてください。夫婦とも産まれる子どもに、可能な範囲で教育を受けさせたいと考えております。今年結婚をし、現在第一子を妊娠中で、今後授かれたら子どもは二人を希望しています(できれば3年以内)。子ども一人あたり、どの位の金額を教育費としてかけれるものか検討がつかず悩んでおります。主人は将来海外でも活躍出来るように、可能なら早いうちからインターナショナルスクールに通わせたり、海外の学校に入れたい希望があるようですが、私自身は高額なため無理ではないかと思っています。私としては、家族の生活や老後の生活が無理なく送れる範囲で教育費をかけたいと思っています。家計をみて頂き、アドバイスを頂けましたら幸いです。以下、家計の補足や今後の支出の予定などを箇条書
新型コロナで感染不安を強く感じているのは大学生の親や幼い子どもがいる世代?暮らしはどう変化したか
加速するデジタルシフト
7月以降、全国的に新型コロナウイルスの感染が再拡大しましたが、8月末現在ではピークは過ぎたようです。しかし、秋冬にかけてはインフルエンザとコロナが同時流行する懸念もあります。現在、全世界でワクチンや治療薬の開発に取り組まれていますが、広く一般に普及するには、しばらく時間がかかるでしょう。このような中で、感染不安が強い人ほど、店舗の利用を控えて、ネットショッピングなどのデジタル手段の利用を増やすような傾向があります。ニッセイ基礎研究所の「新型コロナによる暮らしの変化に関する調査 」を使って、その状況を見ていきましょう。
東大クイズ王が子供に完敗!?進化する金融オンライン教育の最前線
QuizKnock vs 80名の子供たち
「問題です、『会社が借金をすることは法律で禁止されている』〇か×か。では30秒以内に答えてください、どうぞ!」モニターに映った大勢の子供たちが答えの書かれたスケッチブックを一斉に掲げます。問題を読み上げたのはTBSテレビ「東大王」にレギュラー出演するクイズ王 伊沢拓司さん。子供たちの回答をみて、不敵な笑みを浮かべます。これは不動産大手の森ビルが主催する「六本木ヒルズ キッズワークショップ 2020」の1コマ。マネックス証券と伊沢さん率いるQuizKnock(クイズノック)によるオンラインワークショップ『クイズミッション!人気ユーチューバー"QuizKnock"をたおせ』が開催されました。クイズ王と子供たちのオンライン対決、その内容はどのようなものだったのでしょうか?【写真】オンラインワークショップの舞台裏を見る
高収入でも危険!投資や貯蓄型保険偏重で現金預金が少ない家計の問題点
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、44歳、会社員の女性。資産の大半が貯蓄型保険・投資信託・株・個人年金で、現金預金は少なめ。ここ数年はお子さんの教育費もかかり、ますます現金での貯金ができなくなっているといいます。適正なバランスはどのようなものでしょうか。FPの秋山芳生氏がお答えします。貯蓄の大半が預金ではなく、投資信託や株、貯蓄型の保険、個人年金です。預金での貯蓄金額、貯蓄割合を増やすべきでしょうか。増やすとしたら、どの程度が良いでしょうか。●毎月の貯蓄の内訳夫の自社株を毎月4万円ずつ購入(給与天引)夫の個人年金保険 月1万円妻が毎月1万円ずつ投資信託に積立(つみたてNISA)妻の貯蓄型保険 月1万円妻の企業型確定拠出年金 月1万円 ●ボーナスからの貯蓄の内訳長男学資保険 年払い 約20万円 満期400万長女学資保険 年払い 約26万円 満期500万円次女学資保険 年払い 約20万円 満期400万円 ここ数年は中学受験費用、入学資金が嵩んだり、入居10年以上が経過して設備を取り
3人の子の塾代で手取り月52万でも赤字。長男の学費が払えなくなって本末転倒に!?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、3人の子どもを持つパートの女性。月の手取りは50万以上あるものの、高3・高1・中2のお子さんの塾代などで毎月数万程度の赤字になってしまうそう。家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。毎月赤字で、昨年からの1年間で社内預金が100万円減ってしまいました。貯金は社内預金のみでしています。高校3年生、高校1年生、中学2年生の子どもがおり、高校進学、大学進学も目前なのですが、進学資金が不足していることが気になっています。共働き夫婦なので、世帯収入は額面で1000万円を超えています。子どもの塾代などでお金がかかる時期ではあるのですが、他のご家庭と同じようにしているだけなので、やむを得ないと思います。ですが収入からいうと、もっと貯金ができていても良いのではないかとも思っています。普段は贅沢はしていないつもりですが、子どもはかわいそうな状況にならないよう、冷凍の食品や塾に持っていけるお菓子は余分に買っているかもしれま
「CSR教育を従業員にする会社」は株価パフォーマンスも好調なのか
企業の社会的責任を果たす姿勢が重要
企業が成長して利益を得るには、高い技術を持って良い製品を作る必要があります。とはいえ技術を蓄えたり、優れた製品を生み出すのは、そもそも“人”です。このため会社では良質な人材、その能力を引き出す組織作りが重要です。これが「企業は人なり」と言われるゆえんで、企業は優秀な人材を育てていく必要があります。1月20日の記事『社員研修に熱心な会社』は株価パフォーマンスも好調なのか』では、企業は人なりを実践して社員を育てる姿勢が強い会社の株価が高いことを紹介しました。今回の連載は、同じ社員教育でも一歩進んだ観点です。“従業員へのCSR教育を導入している企業”の株価について調べてみました。
毎年注目を集める東大合格者数、「東大への道」に秘策はある?
数字から読み解く中学受験:連載第22回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。中学受験において、志望校選択の基準として注目されるのが「大学への進学実績」。特に東京大学への合格者数は、毎年大きな注目を集めます。上位にはお馴染みの伝統校が並ぶ一方、近年急速に合格者数を伸ばしている学校もあります。そもそも「東大への道」は他の大学と大きく違うのでしょうか。合格者数の多い学校は秘策があるのでしょうか?今回の中学受験に関する数字…185人
夫の海外赴任に仕事を辞め帯同「夫年収700万+手当てだけで教育費と家購入費は大丈夫?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、31歳会社員の女性。夫が海外転勤になる可能性があり、仕事を辞めてついて行った場合、教育費や家の購入費に不安があると言います。FPの飯田道子氏がお答えします。我が家の家計で専業主婦になることは可能でしょうか。現在共働きですが、2021年度から主人が海外転勤になる可能性が高く、私は仕事を辞めて帯同する予定です。現在の貯蓄は、年間約350万増ペースで、預貯金1500万、株・投信が800万ほどです。主人曰く、海外転勤中は手当が出るため今のペースの貯蓄は可能とのことです。懸念点は、教育費と住居費です。私が働かずに年子の教育費に耐えられるのか。また、主人が今の会社に居続ける場合、45歳までは主人の社宅が利用できるため月3万に抑えられる予定ですが、45歳で家を買うとなったらどの程度の物件価格までなら購入可能なのでしょうか。転職するということも考えられるので、その場合、住居費が家計を圧迫することが想定され、今のペースでの貯蓄はできなくなります。主人の収入だけで
NISAやiDeCo活用で積極運用の年収1150万会社員「人生の3大支出への備えは万全?」
FPの家計相談シリーズ
今回の相談者は、34歳会社員の男性。年収が1150万円もあり、さらに、ジュニアNISAやiDeCoやつみたてNISAで積極的に運用をしています。「人生の3大支出」への備えは万全でしょうか。FPの秋山芳生氏がお答えします。人生の3大支出への備えについてアドバイスをお願いします。・教育費はジュニアNISAで準備。・住宅費は401k.+退職金+iDeCoの一括受取で準備。・老後資金はつみたてNISA+特定口座で準備と考えています。資産配分目標はリスク資産8割、無リスク資産2割とかなり積極的に、リスク資産は全てインデックスファンドで運用しています。教育費(大学費用)はジュニアNISAだけで足りるのでしょうか?住宅は人口減少社会において、購入ではなく生涯賃貸でも選択肢になり得るのでしょうか?購入の場合は住宅ローン控除を使える現役時代に、購入する方がメリットが大きいでしょうか?老後生活は年金額の減少と年齢の先延ばしが予想されています。今現在どのような対策を取るのがいいと思われますか?<相談者プロフィール>・男性、34歳、既婚(妻、33歳、会社員)・職業:会社員・子ども:2人(3歳、5歳)・同居家族
「住宅購入は子どもの入学前or退職後?」購入タイミングで予算はどう変わる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、現在2人目の子どもを妊娠中の34歳、会社員の女性。子どもに潤沢な資金をかけるために、自宅購入のタイミング、老後資金準備方法、保険について悩んでいます。FPの薮内美樹氏がお答えします。結婚してからもうすぐ2年。貯蓄ゼロからスタートしました。子どもにはできる限りよい環境を与えつつ、老後に金銭的な負担を与えないようにすることが一番の希望です。そのために、老後資金・住居・保険の3点についてアドバイスをお願いします。これといった趣味もなく、外食や旅行(年1回は沖縄へ帰省、そのほか年1回の国内旅行、2年に1回の海外旅行)が唯一の楽しみなので、できるだけ削りたくはありません。子どもの進路の選択肢は狭めたくないので、教育資金として1人600万円を目標に積立しています(月2万+児童手当)。また、老後については、夫婦で旅行を楽しみつつも子どもたちの負担とならないように、夫婦の老後資金分は用意したいと考えています。・老後資金について3000万円(ボーナスから毎年10
日本の困難期を生き延びてきた、100年以上の歴史を持つ伝統校は何が違う?
数字から読み解く中学受験:連載第21回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。今回の新型コロナによる影響で、中学受験を控えたご家庭では、何を基準に子どもの学校を選べば良いのか悩んでいるのではないでしょうか。日本の学校教育は、明治初期から現在に至るまで、スペイン風邪や関東大震災、二度の大戦といった困難期にこそ発展を遂げてきました。今こそ100年以上を生き延びた私立学校を紐解くことで、私たちが求める"教育へのヒント"が見つかるのではないでしょうか。今回の中学受験に関する数字…102校
学校では教えてくれない「お金の教育っていつから始める?」
ベストなタイミングは小学1年生?
「子どもにお金の教育をして将来お金に困らない大人になってほしい」と考える親は、15年前まではあまりいらっしゃらなかったという感じがあります。そこにきて、ここ5年くらいは、メディア取材や講演の機会が倍以上に増えました。その理由は、親が関心を持つようになったからです。日本の社会の仕組みや各種制度が変わってきて、退職金制度が確定拠出年金に移行したり、手取りがなかなか増えないなど、身近にお金のことを感じる機会があったからかもしれません。また、親自身が生活や子育てをしていくなかで、多かれ少なかれ、お金について困ったり、悩んだりする機会が増えてきたのではないかと推測します。これからの働き方やら、将来の年金やら、何かと不安材料が尽きない現在だからこそ、お金については子どもに何か教育をしてあげたいなと、考える親が増えているのだと思うのです。
コロナで加速する「小中学生に1人1台端末構想」で恩恵を受けるのは?
端末だけでない幅広い活用先
新型コロナウイルスの感染拡大がさまざまなところに影響を及ぼしています。特に早期に影響を受けたのが教育現場です。3月2日から臨時休校要請を受け休校し、いまだ継続して休校状態が続いている地域もあります。そこで問題となっているのが、子供たちの学びの機会を保障することです。休校により学ぶ機会が奪われる地域がある一方、休校が解除されている地域もあります。学ぶ機会の平等性が損なわれることから、早急な是正が望まれています。その是正案として注目されているのが、ICT(情報通信技術)を活用した教育です。