つみたてNISAを始めるなら月いくら?積立が継続できる家計づくり
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、老後資金のためにつみたてNISAを始めたいという38歳の共働き主婦。いまの家計状況で始めても大丈夫か、貯蓄のうちどれくらいを投資に回していいのか知りたいといいます。FPの三澤恭子氏がお答えします。老後資金のために、つみたてNISAを始めたいと思っていますが、今の家計状況で始めていいものなのでしょうか? また始めても問題ないとした場合、月いくらほど捻出していくべきでしょうか? 銀行に預金している分のどれくらいをそのまま残し、どれくらいを投資にまわすべきなのでしょうか?〈相談者プロフィール〉・女性、38歳、既婚(夫:39歳、会社員)・子ども2人:6歳(小1)、3歳(保育園)・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・毎月の世帯の手取り金額:56万円・年間の手取りボーナス額:177万円・毎月の支出目安:56万円【支出の内訳】・住居費:9.2万円・食費:9万円(外食代含む)・水道光熱費:1.5~2万円・教育費:7万円(10月から3.7万円減)・保険料:
明治維新以来といわれる「教育改革」はなぜ今、必要なのか
次期学習指導要領が求めているもの
グローバル化の進展やAI(人工知能)・ロボットなどの技術革新によって、今後、社会が大きく変化することが予測されています。こうした時代を生きる子供たちのために、明治維新以来といわれる教育改革が進められています。見直しの対象となるのは“学力観”そのもの。いったい何を変えようとしているのか、そして、なぜ今変革が必要なのかをひも解いてみます。
予算は5年で9000億円超、「教育のICT化」で恩恵を受けそうな銘柄は?
迫る「学習指導要領」の全面実施
9月25~27日の日程でインテックス大阪において開催されていた「【関西】学校・教育総合展」に参加してきました。会場は活気にあふれ、次世代の教育について可能性を感じさせるものでした。会場には「教育ITソリューションEXPO」「学校施設・サービスEXPO」「STEM教育EXPO」の3つの展示会がされていましたが、ほとんどの展示が教育ICT(情報通信技術)と関連するものであったことが印象に残っています。今、教育の現場において、劇的な変化が起こりつつあります。これまで教育現場にほとんど導入されていなかったICTの活用が推し進められているのです。こうした状況になると、関連銘柄のパフォーマンス向上が期待されます。教育分野のICT化で恩恵を受けそうな企業の顔ぶれとはどのようなものなのか、考えてみます。
高校3年間でかかる教育費用を徹底解説! 親の収入で変わる支援制度
高等学校等就学支援金から塾・大学の費用まで
国などの教育に対する支援制度も随時変更があり、令和2年度は私立高校に通う生徒を対象とする、高等学校等就学支援金の引き上げが予定されています。既に高校生のいるご家庭、または、これから子どもの進路として私立高校も視野に入れたいというご家庭のために、高校生にかかる教育費やぜひ知っておきたい支援制度についてお伝えします。
青天井の教育費で家計は火の車、ボーナス補填でしのぐ日々
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、子ども2人の教育費に家計が圧迫されているという47歳の共働き主婦。教育費に月20万円以上かかり、月々の収入でまかなえずボーナスから補填する日々です。家計を立て直すことはできるのでしょうか? FPの當舎緑氏がお答えします。子どもの教育費に家計が圧迫されています。月々の収入ではまかなえず、ボーナスから補填しています。いまの家計内容を見直したく、ご相談させていただきました。受験が終われば少しは落ち着くだろうと思っておりますが、その後も学費が発生するので、そこまでラクになるとは思っていません。老後にも不安を感じています。住宅ローンは残り3年ほどで完済予定です。保険料は、負担が大きいので見直しをしましたが、夫の保険は60歳払い込みのため、このままの方がよいといわれております。化粧品は以前のものよりランクを落としたものに変えました。通信費は格安スマホなどを検討してみたのですが、実家の両親との家族割などもあるため、大手キャリアのままにしたいと考えています。水
親の元カレ元カノを知っていますか? 介護が始まる前にやるべきこと
「エイジング・リテラシー」と「親への理解」
介護支援ビジネスを手がける株式会社リクシスの副社長で、介護支援メディア『KAIGO LAB』編集長・酒井穣氏に、介護離職のリスクを伺った前回。質の高い介護のために必要なのは、「家族の愛」よりもプロの力。家族はプレイングマネジャーになってはいけない、というお話を伺いました。そして、酒井氏は介護が“当たり前”になる社会を目前にしたいま「私たち一人ひとりのエイジング・リテラシーをあげる必要がある」と指摘します。
高校・大学のダブル受験で家計が破綻?親子で考えるお金のこと
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、3年後に2人の子供の受験が重なるという43歳の共働き主婦。貯蓄は200万円、2人が私立になった場合に家計が破綻するのではと不安だといいます。FPのたけやきみこ氏がお答えします。3年後に子供が大学、高校のダブル受験を控えています。学資保険には加入しておらず、今のペースでは2人とも私立になった場合、確実に破綻するのではないかと不安です。家計を見直すために格安スマホも検討しましたが、光回線をセットで契約しているため難しいです。私の収入を増やすしかないと思い、正社員での転職活動を始めましたが思うようにいきません。何から手をつけていいかわからず、ご相談させてもらいました。よろしくお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・女性、43歳、既婚(夫:45歳、会社員)・子供2人:16歳(高1)、12歳(中1)・職業:会社員(契約社員)・居住形態:持ち家(戸建て)・毎月の世帯の手取り金額:42万円・年間の手取りボーナス額:150万円・毎月の世帯の支出目安:40万円
長時間、塾で過ごすのはかわいそう?中学受験のリアル
数字から読み解く中学受験:連載第12回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。中学受験といえば、その生活の中心となるのは塾通い。まだ小学生なのにかわいそう…と思う人もいるかもしれませんが、その通塾年齢は年々、低下しているともいわれています。一体、子どもたちは1日のどれくらいを塾で過ごすのでしょうか?今回の中学受験に関する数字…80×3×2+75×4×1
増える高校募集停止…都内難関校を志望する女子はどうなる?
数字から読み解く中学受験:連載第11回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。ここ最近、都内の公立中高一貫校、私立高校が相次いで高校からの入学者の募集停止を発表しています。特に豊島岡の高校募集停止は、難関校を目指す女子にはインパクトが強いものでした。相次いで高校募集停止をする理由とは何なのでしょうか。また、それにより、中学受験にどのような影響があると考えられるのでしょうか。今回の中学受験に関する数字…49/231
出産後も共働き前提、子ども何人までなら無理なく生活できる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、結婚式・新婚旅行などの大型出費が落ち着いた共働きのアラサー夫婦。これからも共働きを続けることを前提に、今後「子ども何人まで」なら無理なく生活できるかを知りたいといいます。FPの氏家祥美氏がお答えします。夫婦共働きで、お互いに正社員です。結婚式・新婚旅行などの大型出費が落ち着きましたので、今後の人生設計について考えていきたいと思っています。私たちの家計で、今後子どもを授かったとしたら何人までなら無理なく生活できるでしょうか。子どもができても今の職場で働き続けたいと思っています。貯蓄は大型出費が続いて預貯金が少なくなったので、700万円貯まるまで続ける予定です。その後、結婚前に時々購入していた米国ETFや外貨建てMMFの購入を再開しようと思っています。投資信託は、長期積立投資でアクティブ・インデックスともに行っています。毎月9.2万円積み立てて、ボーナス月は増額し、年間120万円のNISAの枠を満額使用しています。妻のみ、給与天引きで確定拠出年金に
大学進学時に使える「教育ローン」と「奨学金」何が違うの?
大学進学には高3時にお金がかかる
子どもの教育費は余裕をもって準備してあげたいところですが、塾代や日々の生活費だけでも精一杯…特に大学進学のための塾代や合格後の入学金など大きなお金が一気に必要になり家計が回らない!という声もよく聞きます。今回は大学進学費用が万が一足りなくなったときの選択肢として「教育ローン」と「奨学金」を比較してご紹介します。
日本の比ではない?中国の受験競争を激化させる国際情勢の怪
教育ビジネスを後押しか
米中摩擦に改善の兆しが見られず、長期化への懸念が高まっていた6月7日。中国では「大学受験」(高考)が始まりました。一見関係なさそうに思われる、米中摩擦の長期化懸念と中国の大学受験。しかし個人的には、中国の大学受験に与える影響は小さくないとみています。その理由について、解説したいと思います。
アラフォーで出産、重なる教育費と老後資金「貯め時はいつ?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、今まであまり貯蓄をしてこなかったことを後悔しているという40代の共働き主婦。子どもを遅くに授かったため、教育費と老後資金の準備が重なるのに加え、親の介護費用も必要になる可能性があるといいます。FPの渡邊裕介氏がお答えします。子どもを遅くに授かりましたが、共働きで余裕があったため、旅行や買い物などに好きなようにお金を使っていたため、恥ずかしながら貯金があまりありません。その上、育休後は時短勤務になり収入が激減し思うように貯めることもできません。教育費に加え自分たちの老後資金の準備も必要な上に、親が高齢のため10年以内には介護が必要になるかもしれず、今後の家計を考えると貯め時を逃したことを後悔しています。保険は、出産前からのものに入りっぱなしで医療保険のみです。2人とも死亡保障を備えていません。私は3年前に手術をしているため、あと2年経たないと保険に入れません。夫の死亡保険は資料を取り寄せたものの、そのままになっています。老後は、夫の実家(ローン完
幼児教育・保育の無償化で教育費の負担はどのくらい減るの?
負担が減った分は将来の教育費に回そう
2019年10月から、消費税率の引き上げと同時に「幼児教育・保育の無償化」が始まります。3歳から5歳までのすべての子どもたちの幼稚園や保育所などの利用料が無償化されるため、多くの家庭で幼児期の教育費負担が減ることになります。それではいったい自分の家庭ではどのくらい負担が減るのでしょうか。「対象となる施設は?」「上限はあるの?」など、幼児教育・保育の無償化のポイントを紹介します。
私立中学、子どもに行かせたいのは「男女別学」それとも「共学」?
数字から読み解く中学受験:連載第9回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。初夏が近づくにつれ、今年も私立中学における学校説明会が増えてきました。子どもに向いている学校は、「男女別学か、それとも共学か」と悩むご家庭も多いと思います。親の考えと子どもの考えが違うケースもあることでしょう。中高の6年間を過ごす場所だからこそ、学校で過ごす友人が同性か異性かで人格形成にも大きな影響を与える可能性があります。実際、別学と共学には、どのような環境の違いがあるのでしょうか。お二人に紐解いてもらいます。今回の中学受験に関する数字…男子校47校、女子校93校
私立中学への進学、受験準備も含めるといくらかかる?
数字から読み解く中学受験:連載第8回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。中学受験の話題と切っても切れないのは「お金」に関する事。中学受験の準備に要する期間は約3年。その間、通常の塾代だけでなく、テキスト代や講習費、受験費用など様々な場面でお金が必要となってきます。そして、晴れて合格し私立に進学した場合、公立に進学するのに比べ高額な負担が必要となります。中学から6年間、私立で学ばせる場合、どのくらいの教育費を想定しておけば良いのでしょうか。今回の中学受験に関する数字…年間約100万円
「未経験者歓迎」の求人に応募したら…指導なく罵られる日々
会社の待遇を訴えることは可能?
未経験者ながら、プログラマーになる夢を叶えるべく転職したAさん(20代・男性)は、現在会社の待遇に憤りを感じています。不満の理由は給与ではなく、会社の教育体制。求人には「未経験者歓迎。実務でしっかりと指導していく」とあったのに、業務について全く教えてもらえません。それどころか現場の上司から「なぜこんなことがわからないんだ」と罵られる日々。Aさんは「教育を受けられると思い入社したのに」と不満を感じ、なんらかの訴えを起こせないかと考えているそうです。Aさんは会社を訴えることができるのか。企業法務に詳しい高島総合法律事務所の「高島秀行弁護士」にお聞きしました!
小学校1年生の交通事故が突出、GW明け下校時に要注意!
長い休み明けは事故が増える?
新年度が始まり、今年もおよそ100万人の新小学校1年生が誕生しました。行動範囲が急に広がり、友達同士で行動するようになるこの時期、気をつけなくてはいけないのが交通事故です。特に、小学校1年生は、他の学年と比べて突出して交通事故による死傷数が多く、少し学校生活に慣れてきた5月以降の休み明けに多いことが知られています。GW明けは、学校が始まる前にもう一度、一緒に通学路を確認するのがよいかもしれません。