受取人の選択を誤ると悲劇!生命保険金を遺産争いの火種にしないために
生命保険は「お金の遺言」。うまい活用方法とは
現在、生命保険の加入率は男女ともに約8割。年齢層によっては約9割にもなります。しかし、生命保険と密接に関係するはずである相続の相談をしていると、保険の内容を把握していない方も多くいらっしゃいます。また、内容は把握していたが、相続における知識が少なかったがために、ご自身の想いや願いを叶えることができないこともあります。今回は、そんな事例をご紹介します。
コロナで一時給料3割減をどう乗り切る?積み立て投資はストップするべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、35歳、会社員の女性。新型コロナウィルスの影響で一時的に給料が3割減ってしまうという相談者。老後のために積み立てているつみたてNISAやiDeCoも一時ストップしようか迷っているそうです。収入減にどのような方法で対処すればよいでしょうか? FPの秋山芳生氏がお答えします。給与が来年3月までの間30%カットされる事となりました。コロナの影響で大打撃を受けている業種のためやむを得ないと思いますが、生活が大変厳しくなります。減収中は現金預金で足りない生活費を補填すれぱ生活はできるかと思いますが、毎月老後用に積み立てているつみたてNISAとiDeCoを一旦ストップすべきなのか迷います。なお、会社に減収中の副業について問い合わせましたが、副業は禁止とのことです。アドバイスをお願いします。 【相談者プロフィール】・女性、35歳、会社員、未婚・同居家族について:独り暮らし・住居の形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:21万5,000円 →3月まで13万の予定
77歳の母親が突然「施設に入りたい」と言い出して…介護保険の申請方法から介護サービスの選び方
誰にでも起こりうる老後の悩み
人生100年、老後2,000万円問題などメディアで取り上げられていますが、誰のお世話にもならずに元気で安心した老後を送りたいと思っている人も多いかもしれません。しかし、年齢を重ねるごとに避けては通れない健康と老いの問題。今回は、一人暮らしの女性が家族に「施設に入りたい」と言い出したことがきっかけでおこった介護保険の体験談をもとに紹介します。
「シェアハウスを出た後は賃貸か購入か?」シングルの住まいと保険はどうする?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、28歳、派遣社員の女性。年齢制限のあるシェアハウスを出た後の住まいと保険についてお悩みの相談者。シングルの住まいと保険はどのように考えればよいのでしょうか? FPの薮内美樹氏がお答えします。1)住まいについて現在シェアハウスに住んでいます。年齢制限のあるシェアハウスが多く35歳を区切りとして賃貸マンションに住むか中古マンションの購入かを検討しています。現在は老後のために年間80万程度貯金しており、目先貯金(医療費や職を失った際の生活費)として年間30万程度貯金しています。年収は300万〜350万程度で、大幅に上がることはありません。一生独身で生きたいとおもっておりますが、購入の場合頭金をいくらくらい準備すべきでしょうか。2)保険について現在は社保に入っておりますが、民間の保険には入っておりません。掛け捨てで入るべきでしょうか?おすすめがありましたら教えてください。【相談者プロフィール】・女性、28歳、独身、派遣社員・住居の形態:賃貸・毎月の世帯
給料は変わらないはずなのに手取りが下がった…健康保険料、厚生年金保険料、チェックすべき給料明細
社会保険料が変わったことが原因の可能性
振り込まれた給料が、先月より大きく減っている! 残業時間は先月と変わっていないのになぜ?と思われた方があるのではないでしょうか。その理由は、社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料)が変わったことが原因の可能性が大です。社会保険料は、給料の額に連動して上下しますが、その計算は原則年1回しか行われません。つまり残業時間が毎月大きく変動するとしても、1回決まった保険料は1年間同じです。その変更時期が毎年9月分の社会保険料からとなっているのです。今回は社会保険料の計算と、給料明細のチェックポイントをお伝えします。
教育費は毎月いくら貯めればいい?30代前半1歳4歳の子持ちファミリーの場合
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、32歳、会社員の女性。会社員の夫と1歳と4歳の子育て真っ最中の相談者。二人の子どものために、毎月いくら教育費を貯めていけばいいのでしょうか。溜め込み過ぎず有意義に使っていきたいという希望です。FPの氏家祥美氏がお答えします。教育費をいくら貯めれば良いかわからない。貯金も重要だと認識しているが、貯め込み過ぎずに有意義に使っていきたいとも思っている。そのためにも必要な月々の貯金額を知りたい。また、固定費削減のために、保険が最適かも知りたい。【相談者プロフィール】・女性、32、会社員、既婚・同居家族について:夫34歳、共働き夫婦と保育園児(1歳、4歳)の4人家族・住居の形態:持ち家(マンション・集合住宅)・毎月の世帯の手取り金額:57万円・年間の世帯の手取りボーナス額:未定(昨年は220万)・毎月の世帯の支出の目安:46万円【毎月の支出の内訳】・住居費:20万円・食費:3万円・水道光熱費:1万5,000円・教育費:2万7,000円・保険料:3万5,0
2021年火災保険・地震保険が値上がり、年内に契約をしておくのが得?地域によってバラつきも
火災保険・地震保険の値上げについて解説
2021年1月、火災保険と地震保険の両方が値上げになります。火災保険は、相次ぐ大規模な自然災害により、保険金の支払いが増大しているからです。地震保険は、2014年の東北地方太平洋沖地震より、3段階の引き上げの3段階目に当たります。火災保険は、平均で4.9%ぐらいの予定で、地震保険は5.1%ぐらいの値上げになります。火災保険・地震保険ともに家計負担になることは避けられないですね。今回は、火災保険・地震保険について解説をしてみましょう。
「収入が不安定で家計管理が難しい」家計を安定させて老後資金を貯めるには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、43歳、法人職員の女性。夫の給料が一部歩合制のため、家計管理が難しいという相談者。家計を安定させ、教育費や老後資金を効率よく貯めるには? FPの秋山芳生氏がお答えします。収入の一部が歩合のため月の家計簿管理が難しいです。家計簿管理を安定させたい。また教育費と老後のために貯蓄する方法を知りたい。 【相談者プロフィール】・女性、43歳、法人職員、既婚・同居家族について:夫(49)、住宅メーカー社員、固定給プラス歩合制、手取り13万円~60万円ぐらいでばらつきあり。子ども13歳、17歳・住居の形態:持ち家(戸建て)・毎月の世帯の手取り金額:50万円・年間の世帯の手取りボーナス額:100万円・毎月の世帯の支出の目安:46万3,000円 【毎月の支出状況】・住居費:5万円・食費:5万7,000円・水道光熱費:1万8,000円・教育費:6万円・保険料:7万円・通信費:2万2,000円・車両費:5万6,000円・お小遣い:3万円・その他:10万円 【資産状況
世帯所得730万円の壁はどうなる?不妊治療保険適用の議論ポイントと賛否の声
2022年にも実現?
政府が実現化に向けて動いている不妊治療の公的医療保険適用。子どもが欲しくても、なかなか授かることができないカップルを中心に、世間の大きな注目を集めています。実は、今でも不妊治療における特定の検査や治療には保険が適用されています。さらに、所得などの条件はあるものの治療費の助成を受けることもできます。今回は、政府が進めようとしている不妊治療の保険適用について。議論のポイントや課題、そしてネット上の意見などを紹介します。
定年後の保険の見直しはどうすればいい?医療保険やがん保険、今後起こりうるリスク
必要な保険と、いらなくなる保険
定年前後というのは、保険の見直しの必須タイミングです。60歳、65歳などの定年時期にあわせて、払込期間満了という契約をしているケースが多くあります。また、昔に契約をした「定期保険特約付終身保険」などは、主契約の払込期間満了で、医療保険などの特約の契約が終わってしまいます。医療保険がなくなってしまっては困るということで、保険の見直しになるのです。しかし、保険の契約更新や見直しといっても、保険営業員や無料の相談員の言われるままに契約をしていいのでしょうか?そこには、大きな疑問があります。そのような60代の保険の設計書を何度も見てきた経験から、言われるままに契約をするのは、正直言ってやめた方がいいです!せっかくの機会です、自分の入っている保険を見直して、よく検討してムダのない保険に切り替えてはいかがでしょうか?保険の見直しにあたって、どんなことに注意をして保険を選べばよいのかのポイントを紹介します。
外貨建て年金保険に加入を検討する41歳独身女性。メリット・デメリットは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、41歳、公務員の女性。外貨建て年金保険に加入を検討していますが、ベストな選択か迷いがあるそうです。改善点はあるのでしょうか? FPの鈴木さや子氏がお答えします。外貨建て保険で70歳から年2万ドルもらえるように計画しています。しかし、年金の免除申請期間が長かったことや、奨学金返済800万(育英会の借金は優良な投資だと思っています)に加えて、突発的な浪費癖もあり、今のプランが正解なのか不安があります。ガン家系ということもあり、健康保険も入るべきとは思いつつ、決めきれずにずるずると40 歳を超えてしまいました。ベストな選択が出来ているかどうか、改善点はどこか、プロの見立てを教えていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。【相談者プロフィール】女性、41、準公務員、未婚子どもの人数:なし同居家族について:なし住居の形態:賃貸毎月の世帯の手取り金額:32万円年間の世帯の手取りボーナス額:140万円毎月の世帯の支出の目安:22【毎月の支出の内訳】住
そもそも保険ってなんのために入るのか?保険の基礎知識
保険の仕組みができた理由
日本人の約9割(88.7%)※が「生命保険」や「医療保険」など何かしらの保険に入っています。この数字は、諸外国と比較するとかなり高い割合です。にもかかわらず、保険に嫌悪感を抱かれている方、もしくはご自身の加入内容を理解されていない方が大半です。ではなぜこのような状況になってしまっているのか、「そもそも保険ってなんのために入るのか」の本題に入る前に、まずは時代背景から簡単にお話していきます。※生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」参照
小遣いを増やしたい37歳子持ち男性「妻に内緒で株を始めたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、37歳、会社員の男性。子どもに恵まれ、マイホームも購入した相談者。お小遣いのために妻に内緒で株を始めたいといいますが…。FPの秋山芳生氏がお答えします。5万円からで小遣い稼ぎと経済の勉強に株を始めたいが、妻からは反対を受けているので、こっそり始められる物があれば知りたい。なお、つみたてNISA はやってます。 【相談者プロフィール】男性、37歳、会社員、既婚同居家族について:・妻(36歳)現在2人目妊娠中(10月末予定)、現在無職で復職予定なし・子ども(1歳)住居の形態:持ち家(戸建て)毎月の世帯の手取り金額:45万円年間の世帯の手取りボーナス額:85万円毎月の世帯の支出の目安:32万円 【毎月の支出の内訳】住居費:8万2,000円食費:10万円水道光熱費:2万円保険料:2万9,000円通信費:3万円車両費:1万円お小遣い:3万円その他:1万円 【資産状況】毎月の貯蓄額:5万円ボーナスからの年間貯蓄額:30万円現在の貯蓄総額:180万円現在の投
子どもをインターナショナルスクールに入れて留学もさせたいが、いくらかかる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、33歳会社員の女性。現在第一子を妊娠中の相談者。子どもには可能な限り海外で活躍できるような教育をしてあげたいが、どのくらい費用がかかるのか心配とのこと。FPの山本節子氏がお答えします。子どもの教育費について相談させてください。夫婦とも産まれる子どもに、可能な範囲で教育を受けさせたいと考えております。今年結婚をし、現在第一子を妊娠中で、今後授かれたら子どもは二人を希望しています(できれば3年以内)。子ども一人あたり、どの位の金額を教育費としてかけれるものか検討がつかず悩んでおります。主人は将来海外でも活躍出来るように、可能なら早いうちからインターナショナルスクールに通わせたり、海外の学校に入れたい希望があるようですが、私自身は高額なため無理ではないかと思っています。私としては、家族の生活や老後の生活が無理なく送れる範囲で教育費をかけたいと思っています。家計をみて頂き、アドバイスを頂けましたら幸いです。以下、家計の補足や今後の支出の予定などを箇条書
9月から厚生年金保険料が値上げ、影響あるのはどんな人?
報酬月額の平均が32等級に該当する場合
9月から厚生年金保険料が値上げになることはご存じでしょうか?新型コロナウィルスの感染拡大の影響で勤務時間の短縮や残業代がなくなり家計が厳しい人もいると思います。このような状況下で厚生年金保険料の負担が増えるのはどんなケースなのか?正しく理解しておきましょう。
「生命保険会社にダマされた…」その真相は? 一度も保険を見直したことがない人が勘違いしている契約
60歳定年を迎えたある人の「あるある保険相談」
「生命保険会社にダマされた…」。至急、保険の相談にのって欲しい。という依頼がありました。相談内容は、40年前に入った生命保険についてです。依頼者は、「2000万円の死亡保険に入っていたつもりが、200万円しかない」「追加の保険料は一切かからないといことだったのに、60歳以降の保険料を払えというのが届いた」「これはおかしい!」と、ずいぶんご立腹の様子です。では、保険の契約が途中で変わったのでしょうか? それとも、本当にダマされたのでしょうか?じつは、生命保険の保障内容の「ビックリ!相談」というのは、よくあるケースです。40年間、一度も保険の内容を見直したことがない。と言う人には、ぜひ知っておいてほしいことでもあります。そして、説明を受けたけど、よく確認をしないで契約をしてしまった人。「そういえば、心当たりがあります」そんな人にはぜひ読んでいただきたい話です。今回は、60歳定年を迎えたある人の「あるある保険相談」の真相に迫っていこうと思います。
お一人さま40代の理想の家計簿、年収500万円で老後資金や月の貯蓄はいくらを目指す?
都心で一人で暮らす、家賃や生活費をリアルに考える
「ご縁があれば結婚するかもしれないけれど、ずっと一人でいても大丈夫なように資金計画を立てていきたい」40代お一人さまのご相談で多いテーマです。今の生活に不自由はなく経済的にある程度自立はしていても、漠然と将来が不安なようです。また、貯金があってもいくらを目標にしていいのかわからないことも不安材料のひとつです。もし一生涯一人で生きていくかもと考えた場合、どのようにお金の計画をたてればよいのでしょうか? 年収500万円、都会暮らしのお一人さまの例を具体的に紹介します。
年収1000万38歳自営業の「65歳までに2億円貯まる」マネープランとは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、38歳、自営業の男性。危険な作業があるため、65歳までにはリタイアをしたいと考えていますが、今のマネープランで叶うでしょうか。FPの横田健一氏がお答えします。個人事業で建設業を営んでいるのですが、屋根上での作業が主なため、65歳までにはリタイアを考えていますが可能でしょうか?個人事業なので毎月の収入はばらつきがありますが、年収で毎年1000万程になります。10年後も変わらず同じ収入があるかはわかりません。毎月、小規模企業共済7万、iDeCo5万、国民年金基金1.7万、NISA3.3万、米国ETF4万 積立を優先して、残りは貯金しています。まとまった貯金ができると個別株かETFに投資しています。年金は厚生年金の加入は5年間、後は国民年金のみです。将来、母親の介護をする事になると思います。母親の年金は把握していません。リタイヤと同時に小規模企業共済を受け取り、なくなればiDeCoを解約するつもりです。【相談者プロフィール】男性、38歳、自営業(未婚