社会人の生活費は月いくら必要?貯金や保険の金額の目安は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、24歳、学生の女性。来年から新社会人生活がスタートしますが、生活費がどれくらい必要かわからないとのご相談です。FPの飯田道子氏がお答えします。来年から就職して社会人としての生活が始まりますが、新生活時期にはどのくらいのお金が最低限必要なのか不安です。食費や住宅費などの生活費は学生の頃と変わらないだろうと思っているのですが……。【相談者プロフィール】女性、24歳、学生、未婚同居家族について:なし居住地域:首都圏毎月の世帯の手取り金額:3〜5万円毎月の世帯の支出の目安:3〜5万円
高収入でも危険!投資や貯蓄型保険偏重で現金預金が少ない家計の問題点
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、44歳、会社員の女性。資産の大半が貯蓄型保険・投資信託・株・個人年金で、現金預金は少なめ。ここ数年はお子さんの教育費もかかり、ますます現金での貯金ができなくなっているといいます。適正なバランスはどのようなものでしょうか。FPの秋山芳生氏がお答えします。貯蓄の大半が預金ではなく、投資信託や株、貯蓄型の保険、個人年金です。預金での貯蓄金額、貯蓄割合を増やすべきでしょうか。増やすとしたら、どの程度が良いでしょうか。●毎月の貯蓄の内訳夫の自社株を毎月4万円ずつ購入(給与天引)夫の個人年金保険 月1万円妻が毎月1万円ずつ投資信託に積立(つみたてNISA)妻の貯蓄型保険 月1万円妻の企業型確定拠出年金 月1万円 ●ボーナスからの貯蓄の内訳長男学資保険 年払い 約20万円 満期400万長女学資保険 年払い 約26万円 満期500万円次女学資保険 年払い 約20万円 満期400万円 ここ数年は中学受験費用、入学資金が嵩んだり、入居10年以上が経過して設備を取り
42歳で長子誕生「定年と子どもの成人が重なり不安、このままの貯め方で大丈夫?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、42歳、会社員の男性。妻が妊娠し、今年11月に長子が誕生予定ですが、将来は定年と子どもの成人が重なり、ローンの返済も残っているため不安とのこと。FPの飯田道子氏がお答えします。出産後の家計が不安です。このままで良いかの相談です。住宅ローンは、借入額5120万円、金利1.34%、35年固定、残31年です。60歳定年後も住宅ローンは残る為、保険の積立で繰上げ返済予定です(60歳くらいに繰上げ返済予定)。また、11月に出産予定の為、定年と、子ども成人がかさなります。住宅ローン、教育資金、老後資金を平行で貯めていく必要があると認識してきますが、今のままの家計で良いかがわかりません。改善する必要がある場合、どこを改善すればよいかがわかりません。アドバイスをお願いします。【相談者プロフィール】男性、42歳、会社員、既婚同居家族について:妻、39歳。11月に出産予定です。その後は、仕事復帰予定。住居の形態:持ち家(戸建て)毎月の世帯の手取り金額:35万円ボー
慢性患者3億人の中国で生まれた「P2Pがん保障」は何がスゴイのか
アリババ「相互宝」の挑戦
仲間どうしで少額を出し合い、お互い助け合うことで成立する「P2P(ピア・ツー・ピア)互助」。長い歴史をもつ相互扶助の仕組みは、ITの進展によりその限界を突破しようとしています。これまで課題となっていたのが、高齢者、慢性疾患などリスクが高い人が加入できる保険商品が少なかった点です。本来なら一番サポートを必要とする人に対して、どのような保障を提供するのか。中国のアリババ・グループが発表した、慢性病患者が加入可能なP2Pがん保障を取り上げます。
「1時間で24億円分」中国ライブコマースで保険が“爆売れ”のワケ
ウィズコロナ時代の新しい販売チャネル
ウィズコロナの中、中国では保険会社がライブ配信で集客を開始しています。対面販売が規制される中でピンチをチャンスに変え、保険業界からのインフルエンサーの輩出を目指すなど、新たな販売チャネルとしても期待を寄せています。ただし、行き過ぎた宣伝などから監督官庁も警鐘を鳴らし始めるなど早くも問題も出始めています。
新型コロナの感染経験者は保険に入れるのか?検査費・治療費など気になる点も解説
コロナ時代の保険
新型コロナウイルスの影響で、生活習慣や健康に関する意識が変わったという人も多いのではありませんか。緊急事態宣言が出ている間は、生命保険の対面での販売は自粛になりましたが、ネットでの申込が急増しました。「保険市場」のオンラインによる申込みは、2020年3月は、前年同期比で182.4%も急増したそうです。また、ネット保険を中心にしているライフネット生命も前年同期比約27%の増加だったそうです。そこで、このコロナ禍で保険に入れるのか? また、入った方がいいのか? など気になる点を解説します。
詐欺に遭い消費者金融から115万の借金「妻にバレずに1年で返せますか?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、30歳、会社員の男性。詐欺に遭い、消費者金融から借金をしてしまったとのこと。奥様にバレずに返済したいそうですが…。FPの秋山芳生氏がお答えします。詐欺にあって消費者金融から借金してしまった。115万円の返済を1年で払い終えたい(年利18%。詐欺にあって借金していることは誰にも言っていない)。3年後に借り入れして個人事業主として自営者予定(医療関係)。借り入れ前に借金を返済し、200〜300万円自己資金を用意したい。 現在週5勤務(正社員)。夜間に週2パートで勤務。 【相談者プロフィール】男性、30歳、既婚(妻32歳)職業:会社員子どもの人数:1人(0歳)同居家族について:妻は専業主婦。働いているのは私のみ。住居の形態:賃貸毎月の世帯の手取り金額:42万円年間の世帯の手取りボーナス額:60万円毎月の世帯の支出の目安:37.4万円 【支出の内訳】住居費:12万円食費:4万円水道光熱費:3万円教育費:1万円保険料:2万円通信費:1万円車両費:1万円お
32歳女性、結婚未定「親に保険を勧められるが入るべき?貯蓄の方針は大丈夫?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、32歳、会社員の女性。親御さんに保険を勧められているが、入るべきか迷っているとのこと。また、将来のための貯蓄のアドバイスも欲しいそうです。FPの鈴木さや子氏がお答えします。32歳女性独身。結婚未定。飲食店勤務。1)保険に未加入なのが気がかり。高額療養費制度があるので今一つ積極的になれない。・貯金が貯まっているが、保険は必要か?(親が保険に入れと言ってくるが、貯蓄額などは伝えていない)・入るならどのようなものが良いか?2)貯蓄の計画にアドバイスが欲しい。・年間生活費は200万程度。特別な支出が年20万以下の見込み。この状態から、預貯金の400万の内もう100万を投資に回すか迷っているが、客観的に見てどうか?今の預貯金は車用の資金に充てる可能性があるが、その目的で使用するのは少なくとも5年、長くて10年後と考えている。なのでインフレ等を考えると、貯金だけで10年運用するのは勿体ない気がする。(ただ、コロナの影響で、保有中の国内株式の評価が下落する可
夫がパワハラを受け56歳で退職。妻「再就職まで私一人の収入で暮らせる自信がない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、51歳会社員の女性。夫がパワハラを受け退職に追い込まれ、しばらくは相談者だけの収入で暮らさなければならないと言いますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。共働きです。夫が役職定年を迎えてから、社内でパワーハラスメントされるようになりました。1年ほど頑張ったのですが精神的につらくなり、引継ぎが終了したら退職することになりました。定年まであと4年だったのに、残念です。すぐに仕事が見つかるかわかりませんが、求職活動はすると言っています。夫が無職の間、私の給料だけで生活することになります。これから夫は退職金も貰うと思うのですが、老後資金のこともありますから、できるだけ貯金には手を付けたくありません。ですが、今まで別々に家計を管理してきたので、私一人ならやっていけた収入で、夫の生活費まで負担できるか不安です。自分は無駄がなくやってきたつもりですし、夫がどのように給料を使ってきたのかもわからないので、減らせる支出の見当もつきません。失業が長く続く可能性も
「住宅購入は子どもの入学前or退職後?」購入タイミングで予算はどう変わる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、現在2人目の子どもを妊娠中の34歳、会社員の女性。子どもに潤沢な資金をかけるために、自宅購入のタイミング、老後資金準備方法、保険について悩んでいます。FPの薮内美樹氏がお答えします。結婚してからもうすぐ2年。貯蓄ゼロからスタートしました。子どもにはできる限りよい環境を与えつつ、老後に金銭的な負担を与えないようにすることが一番の希望です。そのために、老後資金・住居・保険の3点についてアドバイスをお願いします。これといった趣味もなく、外食や旅行(年1回は沖縄へ帰省、そのほか年1回の国内旅行、2年に1回の海外旅行)が唯一の楽しみなので、できるだけ削りたくはありません。子どもの進路の選択肢は狭めたくないので、教育資金として1人600万円を目標に積立しています(月2万+児童手当)。また、老後については、夫婦で旅行を楽しみつつも子どもたちの負担とならないように、夫婦の老後資金分は用意したいと考えています。・老後資金について3000万円(ボーナスから毎年10
共稼ぎの世帯の生命保険の入り方、 妻が死んだ場合まったく保障がないことも…
気が付かない落とし穴
「夫には生命保険にキチンと入ってほしい」と思っている人は多いのではありませんか。でも、一方で妻の生命保険に関しては、意外と無頓着かもしれません。じつは、妻が死亡したときの方が保障は少ないというのを知っていますか? 共稼ぎ夫婦の場合は、夫と妻の2人の収入で家計を支えているわけです。もし、収入にそれほど差がなければ、同じリスクがあるはずです。しかし、住宅ローンを組んでいる場合は、団体生命保険が夫名義になっていたり、妻の死亡の場合には遺族年金がまったく出ない場合もあります。夫の死亡に比べて妻の死亡の方が保障は少ないと言ってもいいのです。今回は、妻の死亡と生命保険についてお話ししましょう。
50代の家計立て直し大作戦!保険を見直す時の3つのポイント
加入した時のままで安心していませんか?
新型コロナウィルスの影響で家計が厳しくなってきた人もいるのではないでしょうか。こんな時だからこそ、家計の無駄な支出を断捨離してみませんか。テレワークなどで夫婦で過ごす時間が多くなっているとしたら、話し合うには絶好の機会です。
貯金できない34歳独身「買い物や旅行は諦めたくない。マンションも欲しい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、旅行やバーゲンで散財してしまい、貯金が減ってしまうという34歳会社員の女性。年齢を考え、マンションの購入も考えているといいますが…。FPの秋山芳生氏がお答えします。今までバーゲンでの買い物や旅行など、貯金を気にせずに出費していました。その結果、貯金を取り崩す生活が続いています。貯金に手をつけずに、それらを賄えるようになりたいです。また家計を見直して普段から貯金ができるようになりたいです。どこから手をつけたらいいのでしょうか。また、そろそろ年齢を考えて、マンション購入の計画を立てるべきか悩んでいます。もし購入するとしたら、どんな準備をしておいた方がよいのでしょうか。【ユーザープロフィール】・女性、34歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:21万円・年間の世帯の手取りボーナス額:60万円・毎月の世帯の支出目安:21万円【支出の内訳】 ・住宅費:6.5万円・食費:3.5万円・水道光熱費:1万円・教育費:なし・保険料:1.3万
34歳自営業「マイホームを建てるならベストタイミングはオリンピック後?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、妻の夢であるマイホーム購入を検討している34歳自営業の男性。買うならタイミングはいつ? 子どもももう一人欲しいなどなど、お悩みが錯綜しているようですが……。FPの飯田道子氏がお答えします。妻の夢がマイホームを持つことのため購入できればと考えているのですが、以下の点において購入するかどうかで悩んでいます。また購入するにしても、時期をどうしたらいいのかアドバイスいただけないでしょうか。・子どもをもう一人増やす意向がある・来年オリンピックが開催されれば、そのあと住宅購入価格が下がるのではないかと考えている・そもそも自営業のため収入が不安定で、会社員より住宅ローンが借りにくいまた、今は投資というよりも貯蓄型保険で貯めていますが、これからは投資にシフトしていけたらと考えています。<ユーザープロフィール>・男性、34歳、既婚(妻:35歳、会社員、育休中)・子ども2人:3歳、1歳・職業:自営業・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:48万円(夫:40万円、
見た目はまるで本物の督促状、よりリアルに騙そうとする架空請求が横行
オンラインセミナーに参加した人もターゲットに
いかに身に覚えのあることだと思わせて、相手を騙すかが詐欺の肝といえます。令和元年の架空請求の被害は深刻で、警察庁の発表では約97億6千万円にも上っています。この背景には、よりリアル感をもって騙すそうとする手口が出てきていることがあるでしょう。
月6万円の保険料が家計を圧迫、解約せずに保険料を減らす方法は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、貯金ができないため夫の生命保険を解約したいという34歳の主婦。今解約すると元本割れのリスクがありますが、家計が苦しいため支払い続けるか悩んでいます。FPの鈴木さや子氏がお答えします。 妻が時短勤務になり、貯金がまったくできません。そのため、夫の終身保険を思い切って解約したいと考えていますが、アドバイスいただけないでしょうか。現在、学資として貯蓄性のある生命保険を年間33万円、夫の生命保険(終身)を年間39万円支払っています。前者は、2015年から開始して、17年間で払込が完了、その時点で600万円近くの返戻金がある予定です。後者は、2012年に開始し、払込完了は夫が50歳時です。いま解約すると元本割れします。ですが、保険料の支払いが苦しく、継続すれば家計にとってさらに損失になるのではと考えています。もちろん、死亡時や三代疾病になると1000万円が支払われますが、夫婦とも退職金がないため、これからは老後のための貯蓄をしたいと考えています。住居は、
保険料が払えない…生命保険の新型コロナの特別対応措置は?支払い期間の延長やみなし入院も可
最長6ヵ月間の払込猶予期間の延長措置
新型コロナウイルスの影響で、仕事が激減した人、あるいは自宅待機の状態なっている人、さらには派遣切りにあって、収入が得られなくなった人などもいるでしょう。会社員であっても、ボーナスは予想以上に減ってしまう恐れがあります。なかには、今月の収入がゼロになったという人もいます。しかし生活費はどんどん出ていきます。住宅ローンなどの支払いなどがあれば、このままでは生活がどんどん苦しくなってしまいます。また、家計の支出で比較的大きいのが保険料です。保険を解約すれば、家計はずいぶん助かるので解約しようかな?と考えはじめた人もいるかも知れません。しかし、ちょっと待ってください。保険を解約すると保障がなくなります。考えたくありませんが、もし、新型コロナに感染して、死亡したとき保険金がないと、家族はもっと困った状態になります。生命保険の保険料の支払いが厳しくなったときの特別措置がいくつか発表になっています。新型コロナウイルスの対策として、各保険会社では、特別な取扱いとして払込猶予などの措置が始まりました。保険料の支払い猶予期間や貸付、みなし入院、検査費用などについて解説していきたいと思います。
「入院手術になっても給付金が出ない…」 “保険に無知”が招いた失敗
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、保険に加入しているのに、先日入院した時に給付金が出なかったという20代男性。夫婦に適切な保険や、入院のような特別支出があったときに対応できるようにするには家計のどこを見直したらいいのか知りたいといいます。FPの氏家祥美氏がお答えします。結婚してもうすぐ3年になります。2人とも働いているので、毎月の支出は気にせず過ごしていましたが、なかなか貯金できないことに不安を感じて、昨年末に妻と相談してお小遣い制にして家計簿をつけることにしました。ネットや本で自分なりに勉強し、まずは住宅購入のための貯蓄を始めました。個人的には、マイホームは若いうちに購入したいと考えていましたが、妻はよく考えて貯蓄してから購入したいとのことで、5年間貯蓄を頑張ろうということになりました。都内のマンション4000万円程度で考えていますが、金額的に中古になるのではという話をしています。貯蓄の中にはつみたてNISAも入れた方がよいという話を聞き、投資にもチャレンジし始めました。同時