CFDはインフレ対策に有効なのか?積立投資家も知っておきたい仕組みやリスクを解説
先物取引とCFDの違いとは
2022年に入り、アメリカの利上げやロシアのウクライナ侵攻により、世界中でインフレ(物価上昇)が加速しました。一口にインフレといっても様々なパターンがあり、どのタイプのインフレにおいてもすべてに対応できる資産防衛策というのは、現時点では残念ながら存在しません。今回のインフレは各局面においては、ドル円などの為替、原油や天然ガスなどの資源を直接的に売買したかった、わかりやい動きをしていたという感想も少なからずあったかもしれません。このような環境下で、積立てを中心とする投資家が活用しやすいインフレ対策として、CFD(差金決済取引)を解説します。
日経平均2万8500円超えで好調も…上場来安値を更新した銘柄とは
トレードで覚えておきたい特徴
先週の日経平均株価は、前週末に比べ371円高の28,546円で引けました。終値で28,500円超えは、今年1月12日(水)以来となります。
一回の取引で大損も…なぜ英ポンドはここまで値動きが激しいのか
象徴する2つの大相場
今回は英ポンドです。通貨には通称がある場合があります。英ポンドの場合は、スターリング・ポンドとの呼び方もあるため、最も一般的な通称は「スターリング」でしょう。この「スターリング」、英ポンドは、米ドルの前の基軸通貨でした。英国経済の衰退とともに、英ポンドから米ドルへの基軸通貨交代となったわけです。そんな英ポンドは、今では主要な通貨の中では、相対的にボラティリティの高い、つまり値動きが活発な通貨として知られているようです。よく英ポンドについて、激しい値動きから一回の取引でも大損することもあるため、「じゃじゃ馬通貨や殺人通貨とも呼ばれる」といった解説を見ることもあります。その一方で、活発な値動きはトレード・チャンスと見ることもできます。このため、米ドル、日本円、ユーロなどの主要通貨の小動きが長く続く局面などでは、英ポンドの高いボラティリティが期待され、取引が増える傾向もあります。
個人資産は1000億ドル超え!投資の神様、ウォーレン・バフェットの投資先3銘柄
日本の5大商社への投資も話題に
「投資の神様」と呼ばれる方をご存知ですか? アメリカの著名投資家であるウォーレン・バフェット氏です。2020年8月に日本の5大商社である伊藤忠商事(8001)、三菱商事(8058)、三井物産(8031)、住友商事(8053)、丸紅(8002)にバフェット氏が投資した、というニュースで同氏のことを知った方もいらっしゃるかもしれません。
7.5億の資産を築いた投資家が明かす「伸びていく銘柄」を見つけるコツとは?
お金が増える投資術(3)
株式投資をする上では、将来的に期待できそうな株をどう探すかが重要になってきます。そこで、7.5億の資産を築いた投資家で実業家の八木エミリー( @emily_yagi )氏の著書『放置しておくだけでふつうにお金が増える投資術』(ビジネス社)より、一部を抜粋・編集して有望株を見つけるためのヒントを紹介します。
「借金して株を買っていた」。セゾン投信・中野晴啓氏×ウェルスナビ・柴山和久氏の投資の失敗談
相場に失敗はつきもの
失敗を防ぐコツはリスクとリターンのバランス。セゾン投信株式会社代表取締役会長CEO中野晴啓氏と、ウェルスナビ株式会社代表取締役CEO柴山和久氏に、投資の失敗談を聞きました。【前編】:「中長期的にはあるべき価格に収まっていく」セゾン投信・中野晴啓氏×ウェルスナビ・柴山和久氏が見る現在の市場【中編】:株価下落、円安、値上げ…、そんな時代に資産をどう作っていけばいいか。セゾン投信・中野晴啓氏×ウェルスナビ・柴山和久氏に聞く
下落相場の時に「つみたてNISA」を始めても大丈夫なのか−−7.5億の資産を築いた投資家の答えは?
お金が増える投資術(2)
コロナ禍でつみたてNISAの加入者が増えましたが、下落相場では「これから始めていいのか」と悩む方も多いのではないでしょうか?7.5億の資産を築いた投資家で実業家の八木エミリー( @emily_yagi )氏の著書『放置しておくだけでふつうにお金が増える投資術』(ビジネス社)より、一部を抜粋・編集して「つみたてNISA」について解説します。
投資の種類は4つしかない−−7.5億の資産を築いた投資家が明かす「稼ぐ能力」に関わる法則とは
お金が増える投資術(1)
最近、食料品や生活雑貨、電気・ガスなどの値上がりが続いています。この「インフレ」と呼ばれる状態になると、何もせずそのまま資産を保有していると、物価の上昇にお金の価値が追い付かず資産の価値が目減りしていくので、資産を守るためには投資が必要になります。そこで、7.5億の資産を築いた投資家で実業家の八木エミリー( @emily_yagi )氏の著書『放置しておくだけでふつうにお金が増える投資術』(ビジネス社)より、一部を抜粋・編集して投資の種類について解説します。
「中長期的にはあるべき価格に収まっていく」セゾン投信・中野晴啓氏×ウェルスナビ・柴山和久氏が見る現在の市場
目先の上げ下げは気にしなくていい
株安、円安、資源価格の高騰と波乱が続く2022年の相場。セゾン投信株式会社代表取締役会長CEO中野晴啓氏と、ウェルスナビ株式会社代表取締役CEO柴山和久氏に、現在の相場動向をどう見ているか伺いました。【中編】:株価下落、円安、値上げ…、そんな時代に資産をどう作っていけばいいか。セゾン投信・中野晴啓氏×ウェルスナビ・柴山和久氏に聞く【後編】:「借金して株を買っていた」。セゾン投信・中野晴啓氏×ウェルスナビ・柴山和久氏の投資の失敗談
上場企業より多い!6000以上ある投資信託からどう選ぶべきか、3つのポイントをFPが解説
投資信託選びのコツ
投資信託は、失敗しない資産形成のための3原則「長期・積立・分散」投資を実現する最も有効な金融商品のひとつです。しかし、実際何を選んだら良いのか迷ってしまう人も少なくありません。今回は、投資信託を選ぶ際の3つのアプローチをご紹介します。
日経平均が2カ月ぶりに2万8000円を超えた要因、それでも持ち株が上がらないのはなぜか?
投資家が覚えておくべき「NT倍率」
先週末、8月5日(金)の日経平均株価は、今年6月9日(木)以来となる、28,000円を超えて終了しました。今年に入り、米国の金利上昇や原油高などの影響で株価は軟調に推移していましたが、ここにきて、強い動きとなっています。但し、読者の方の中には、「自分の持ち株は上昇していない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?理由をいくつか説明します。
米ドルに次ぐ基軸通貨・ユーロの問題点、導入国の中で最も注目すべき国とは?
屈指の低金利通貨はどう取引すべきか
欧州統一通貨の「ユーロ」は、1999年1月に誕生し、当初は欧州の11ヵ国で導入されました。それまでは、独の通貨はマルク、そして仏の通貨はフランでしたが、それらがユーロに換わったのです。そして、そんなユーロを導入する国は、2022年6月現在で19ヵ国まで拡大しています。このユーロ導入国の経済規模を合計すると、米国に次ぐものとなることから、ユーロは米ドルに続く「第二の基軸通貨」と呼ばれました。「第二の基軸通貨」の問題点ただ、このように複数の国で構成された通貨だけに、いくつかの問題も抱えています。例えば、一つの国の経済政策において、金融政策と財政政策は、前者は中央銀行が、そして後者は財務省が担うケースが一般的です。ところが、複数の国で構成されているユーロにおいては、中央銀行こそECB(欧州中央銀行)が作られたものの、財務省は各国にそれぞれに存在したままで、「欧州統一財務省」はありません。その危うさが問題として表面化したのが、2010年前後に起こった「欧州債務危機」でしょう。始まりは、2009年にギリシャ財政赤字の事実上の「粉飾」が発覚したことでしたが、その後債務問題は、イタリアやスペインとい
アメリカの格付けランキングトップ3の銘柄は?日本はトヨタが一強
国や企業の格付け、その基準とは?
「格付け」と聞くと、バラエティ番組などをイメージされるかもしれませんが、もともとは金融用語であることをご存知でしょうか?国や企業も格付けがされていて、そこには投資のヒントがあるのです。
2日で約5円の米ドル下落−−7月末の「円高パニック」が起きた原因と今後の見通し
外貨運用の難敵を緊急解説
7月末にかけて、一時132円台まで米ドル急落となりました。7月27日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)前後には137円台だったわけですから、たったの2日ほどで約5円もの米ドル下落、これは久しぶりの「円高パニック」ということになるでしょう。3月から記録的ペースで米ドル高・円安が進んだことで、FXも含めて外貨の運用を始めたという人は結構いらっしゃると思いますが、そういった人からするとほとんど初めて遭遇した「円高パニック」で不安になった人も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、「間違いだらけのFXトレード」を連載している立場として、不安解消の一助となるように、なぜこの「円高パニック」が起こったのか、そしてこの先どうなるか、という2つのテーマを中心に解説したいと思います。
経済の変化を織り込んでいくマーケット−−動かす3つの要素とは?
投資の教科書(3)
投資の売り時・買い時を判断するためには、マーケットがいつ動くかを見極めることが重要になります。そこで、経済評論家・佐藤治彦( @SatoHaruhiko )氏の著書『素人はボロ儲けを狙うのはおやめなさい 安心・安全・確実な投資の教科書』(扶桑社)より、一部を抜粋・編集してマーケットを動かす3つの要素について解説します。
広がるメリハリ消費での投資のヒント、狙い目は「ラグジュアリー」
馬渕磨理子が注目する業界は?
物価高騰を受けて、消費行動にも変化が見られます。自分が大切にしていることにはお金をかけ、それ以外の出費はできるだけ抑える、「メリハリ消費」というお金の使い方に注目が集まっています。企業も「あえて高価な商品」を相次いで発表しています。その狙いはズバリ「つぎ込む時は、とことんつぎ込む」という消費者心理です。ここに株式市場でも注目の動きがあります。
「PER」や「PBR」を理由に株式売買をしてはいけない理由
投資の教科書(2)
「資産形成」について話題になることが増え、将来に備え投資の準備を始める人も増えています。そこで、経済評論家・佐藤治彦( @SatoHaruhiko )氏の著書『素人はボロ儲けを狙うのはおやめなさい 安心・安全・確実な投資の教科書』(扶桑社)より、一部を抜粋・編集して投資において売り時・買い時の考え方を解説します。
日本で1億円以上の金融資産を持つ人の割合は?「億り人」を目指すために必要なこと
投資の教科書(1)
「老後2000万円問題」を機に、老後資金を用意できるか不安に感じる人が増えました。そこで、経済評論家・佐藤治彦( @SatoHaruhiko )氏の著書『素人はボロ儲けを狙うのはおやめなさい 安心・安全・確実な投資の教科書』(扶桑社)より、一部を抜粋・編集してお金が増えない理由について解説します。