日本のバフェットが明言、投資をしない人が出世できない最大の理由
投資はビジネスの最良の教科書である
※本稿は、奥野一成 著『ビジネスエリートになるための教養としての投資』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。これから私が申し上げていくのは、「20年間持ち続けられる銘柄の探し方」といったような、株式投資のノウハウに関する話ではありません。今回の中心テーマは、投資をすることがビジネスパーソンとしていかに大事であるかということです。ここで言う投資とは、チャートとにらめっこして売り買いを繰り返すことではありません。それは「投資」ではなく「投機」です。ギャンブルとなんら変わりありません。私が言う「投資」とは、もっと大局的でビジネスの本質に関わるものです。誰もがいつかは必ずなんらかの形で働くことになります。自動車メーカー、各種部品メーカー、建設会社、金融機関、飲食業、その他のサービス業、通信会社など、さまざまな会社があって、そのいずれかに所属して働く人もいますし、なかには自分で会社を興す人もいますが、いずれにしても働くことによってお金を稼ぎ、稼いだお金で生活します。当然、より多くのお金を稼げる人は、その分だけ豊かな暮らしをすることが出来ます。では、どうすればビジネスの世界で成功できるので
不動産投資の1軒目、50万円からできる「地方高利回り投資」の注意点とは
「修繕スカウター」を発動させよ
不動産投資を始めるにあたって、まずはどのような物件を買うのがよいのでしょうか。自己資金が少ない場合、地方の物件から始めるという選択肢もあります。不動産会社での営業を経験し、自身も不動産投資で成功した黒崎裕之氏による著書『100万円からできる「地方・ボロボロ一戸建て」超高利回り不動産投資法』(日本実業出版社)より抜粋して紹介します。
安倍内閣の成功と失敗から考える、コロナ禍で投資が失敗した人のダメな点
曲がり屋に向かえ
猛暑だった8月も終わり、秋の気配もするようになりました。世間は、安倍首相が退陣するとの突然のニュースで持ち切りです。このコラムでは投資の世界で過去の失敗から学ぶ事が多いという話をしていますが、安倍首相も第一次内閣では、華々しい成果もあげられず、1年あまりで退陣しました。ただ、その失敗を糧に、第二次安倍内閣は憲政史上に残る長期内閣となったのです。
コロナ相場とどう向き合う? 資産2億円の兼業投資家が考える「買い時」
不動産投資と株式投資の今後
兼業投資家の東条駿介さんは、ITバブルやリーマンショックなど数々の暴落を生き抜いてきました。今回は、コロナ後の不動産・株式相場と、会社員や公務員だからこそ発揮できる強みについて聞きました。
不動産投資成功の秘訣、「業者とうまく付き合う」方法は?
担当者の心をつかむ
東条駿介さんは株と不動産投資で資産を2億円超に増やした兼業投資家です。前回に引き続き、コロナ禍で先行き不透明な状況における不動産投資のリスクと今後の戦略について聞きました。
資産2億円会社員、リーマンショック後に不動産投資を始めた理由
専業投資家より会社員が強い
本業がある会社員・公務員は不動産投資に向いている面があります。その理由について、新刊『超お買い得になった株と不動産で1億円つくる!』の著者で、元公務員の東条駿介さんに聞きました。
何年でセミリタイア可能?「頑張りすぎずに働きたい」夫婦の資産形成プラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、31歳、公務員の男性。ある程度お金が貯まったら、セミリタイヤを目指したいといいます。資産形成の方針は適正でしょうか。FPの伊藤亮太がお答えします。私たち夫婦は頑張りすぎないをモットーにしており、ある程度資産に余裕ができたら、互いに年収を落としても、近場で多少精神的に余裕のある職場へ転職しようと考えています。夫婦共にパートでも良いと考えています。今世アーリーリタイアというのが流行っているらしいですが、労働は辞めない予定です。現在の資産運用を続けたとしてあと何年で転職可能でしょうか?●高配当日本株:配当約33万/年 配当100万/年 が直近の目標 ●つみたてNISA:emaxisslim 全世界、全世界(除く日本)、s&p500 40万/年●iDeCo:ニッセイ外国株式インデックス、exe-i新興国ファンド、exe-iグローバル中小株式ファンド、ifreeダウインデックス、国内債券インデックス 14.4万/年●投資信託:sbi バンガード
ポイント投資をやってみたいと思ったけれど…何を基準にサービスを選べばいいの?
投資初心者も入りやすいポイント投資の選び方
買い物などでもらえるポイントを利用して行う「ポイント投資」が広がっています。「お金が減るかもしれない投資はちょっと……」と思っている方でも、現金・預金を一切減らすことなく投資ができると知ったら、きっと挑戦してみたくなるはず。今回は、ポイント投資サービスの概要と選び方について、紹介します。
投資信託っていつ売ればいいの?
自分の投資方針を見直そう
今年の7月14日、金融庁が公表した3月末時点における「つみたてNISA」の口座数は219.6万口座となっており、2019年末時点と比較すると3ヵ月で16%も増えたことになります。2月、3月は新型コロナウイルスの影響で株式市場が歴史的な急落に見舞われましたが、「やはり投資は怖い。危ない」という発想ではなく、「投資を始めるなら今がチャンスかもしれない」と考える人が多かったのでしょう。日本でも少しずつ浸透しつつある投資文化ですが、実はどのように始めるかの解説は多いものの、売るタイミングに関する記事はそれほど多くありません。今回は投資信託を売るタイミングについて書いていきます。
トランプ落選でテスラ株が上昇?バイデン政権が誕生すれば米国はこう変わる
欧米で投資拡大政策が相次ぐグリーンテクノロジー
11月3日の米国大統領選挙が迫ってきました。現職で共和党候補のトランプ大統領(74)に対し、民主党は8月17-20日の党大会で、オバマ政権時の副大統領ジョー・バイデン氏(77)を大統領候補として指名。副大統領には、数ある候補者の中からカマラ・ハリス上院議員(55)が選出されました。ハリス氏は両親がジャマイカとインドの出身で、バイデン氏が勝利すれば、女性で初の副大統領となります。民主党は黒人系女性の起用を党の多様性を反映する象徴として位置づけ、大統領選のカギを握る女性やマイノリティの支持拡大に繋げる心づもりでしょう。
プロが考える不動産投資の利点「他の投資に比べて“経営”に近い」
10年続けて成果がわかる
不動産投資のコンサルティングを行う株式会社アセットビルドの代表取締役であり、自身も投資のプロとして実績を積み上げてきた猪俣淳さん。前回までに聞いた「不動産のポートフォリオ」という考えは、その後の投資キャリアでさらに洗練されていったと言います。詳しく伺いました。
不動産投資歴20年、最初の2物件で身につけた「ポートフォリオ」とは
ローンが通らない苦労も
不動産コンサルタントとして活躍し、現在は株式会社アセットビルドの代表取締役も務める猪俣淳さん。23歳で自宅マンションを購入し売却益を得ていた彼は、39歳から本格的な不動産投資を開始しました。その初期にどんな物件を買い、どんな投資術を駆使したのか。当時の話を伺います。
月1万円から始める積立投資術、お金のプロは何を選ぶ?
FPに聞く初心者のための投資とは
一昔前は、投資というと、お金持ちがするものというイメージが強かったと思いますが、イマドキの投資は、お小遣い程度の金額があれば始めることができます。中には、100円から投資できるものもありますが、お金を増やすという点では、効果的な金額とはいえません。月に1万円なら、初心者の方でもトライしやすい上に、将来に向けて着実にお金を増やしていける金額ではないでしょうか。そこで、今回は、月に1万円から始める初心者にオススメの積立できる投資商品を紹介します。
23歳で購入した自宅は「2年でプラス300万円」、不動産投資を始めたきっかけは?
不動産コンサルタントに聞く
代表的な投資のひとつである「不動産投資」。そのプロとして名を挙げた人は、どのように不動産投資のキャリアを積み上げてきたのでしょうか。今回話を聞いたのは、株式会社アセットビルドの代表取締役である猪俣淳さん。不動産コンサルタントとして知られる猪俣さんは、23歳にして自宅マンションを購入。実はその当時から「投資を意識した」と言います。その後のキャリアにつながるこの時期のエピソードを聞きました。
高収入でも危険!投資や貯蓄型保険偏重で現金預金が少ない家計の問題点
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、44歳、会社員の女性。資産の大半が貯蓄型保険・投資信託・株・個人年金で、現金預金は少なめ。ここ数年はお子さんの教育費もかかり、ますます現金での貯金ができなくなっているといいます。適正なバランスはどのようなものでしょうか。FPの秋山芳生氏がお答えします。貯蓄の大半が預金ではなく、投資信託や株、貯蓄型の保険、個人年金です。預金での貯蓄金額、貯蓄割合を増やすべきでしょうか。増やすとしたら、どの程度が良いでしょうか。●毎月の貯蓄の内訳夫の自社株を毎月4万円ずつ購入(給与天引)夫の個人年金保険 月1万円妻が毎月1万円ずつ投資信託に積立(つみたてNISA)妻の貯蓄型保険 月1万円妻の企業型確定拠出年金 月1万円 ●ボーナスからの貯蓄の内訳長男学資保険 年払い 約20万円 満期400万長女学資保険 年払い 約26万円 満期500万円次女学資保険 年払い 約20万円 満期400万円 ここ数年は中学受験費用、入学資金が嵩んだり、入居10年以上が経過して設備を取り
コロナ禍で「SNSを最も賑わせた投資銘柄」ランキング
1位は普段日の目を見ないあの銘柄?
コロナ禍では、オンラインミーティングツールを提供するIT企業等が思わぬ恩恵を受けた反面、旅行業界や航空業界が大きな打撃を受けるなど、セクターによって明暗が別れる展開となりました。各国の金融緩和の甲斐もあって、日経平均株価はコロナ禍前とほぼ同水準の22,000円代まで戻しています。しかし、新型コロナウイルスの第二波が再び日本経済に悪影響をもたらす懸念もあり、油断できない状況が継続しているといえるでしょう。業績見通しを非開示とする企業も出現するほど不確実性の高い相場環境では、第三者の投資家目線も投資判断のひと要素として取り入れる余地があるでしょう。
国策に売りなし?政策チェックで見えてきた有望な投資先とは
骨太方針2020を読む
政府は7月17日に「経済財政運営と改革の基本方針2020~危機の克服、そして新しい未来へ~」(略称:骨太方針2020)を閣議決定しました。この骨太方針とは、小泉純一郎首相が2001年に開始したのをきっかけに民主党政権下を除いて、毎年6~7月に閣議決定を経て発表されているものです。経済財政の基本方針を官僚主導ではなく、首相官邸が政治主導で予算を作ることを目的に始まりました。今後の政府予算の配分にも関わることから、株式市場にとっても重要な指針となっています。ウィズコロナやニューノーマル、新たな日常へとパラダイムシフトというべき大きな変化にある中、政策から見た有望な投資テーマを探っていきます。
コロナで二極化する株価、個人投資家の心理を探るには?
信用評価損益率の見方
日経平均株価は2万2,500円前後でのもみ合いが続いています。新型コロナウイルスによるロックダウンが多くの国で解消されて以降、経済再開に対する期待感は高まっていますが、国によっては新規感染者が再び増加するなど、投資家の警戒感は引き続き強い状況です。また、日本では第一四半期の決算発表がピークを迎えていますが、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中でも業績を伸ばし続ける企業がある一方で、緊急事態宣言による休業要請や、外出の自粛要請により赤字転落する企業も数多くあるなど、明暗が分かれました。このような中で、株価指数である日経平均株価は、経済再開や量的緩和による上昇圧力と、厳しい企業業績による下落圧力が交錯しあい、2万2,500円前後でのボックス圏の動きが続いています。そんな動きの中でも、個人投資家は活発に売買を行っています。個人投資家は総体としてみてみると、値下がりすると買い/値上がりすると売り、の逆張り志向が強いですが、前述したように株価が二極化する中で値下がりする銘柄も多いほか、信用評価損益率も8月5日時点で-10.21%(買い方)と比較的良好なため、活発に売買が行われているのです。このよ