iDeCoやつみたてNISAの使い分けと商品の選び方
運用するときのポイントは?
2018年は、「iDeCo(個人型確定拠出年金)とつみたてNISA」をセットで話す講演が多かったのですが、どこの会場に行っても満員。それだけiDeCoとつみたてNISAへの関心が高い人が多いということでしょう。ただ、残念なことに口座開設まではしたけれど、商品選びでストップしてしまい、なかなか1歩を踏み出せない…という方も多いようです。今回は、iDeCoとつみたてNISAを始めるにあたり、使い分けや商品選びのポイントについてお話します。
株式市場が動揺した時に確認すべきこと
「本物の美人」を長期保有で
2018年のグローバル株式市場を振り返ると、米中貿易摩擦などに振り回され、変動の激しい1年でした。2019年はいよいよ米中貿易摩擦が実体経済に影響を与え、世界経済が失速するのではないかと投資家は身構えているようです。そんな時は、まず株式などのリスク資産の配分が適切かどうかを振り返ってみるのがいいかもしれません。これまでもリーマン・ショックや欧州債務危機、チャイナ・ショック、英国のEU離脱決定といった経済や株式市場を大きく動揺させる出来事はあり、今後もこうした事態が起こる可能性は十分あります。今回は、経済や株式市場に大きな動揺が生じたときでも、これまでの生活や人生設計が変わらないよう、確認しておくべきことをご紹介します。
成功する投資の極意は「持続可能な成長への長期投資」
イベントレポート
2018年11月18日、品川・グランドプリンスホテル新高輪内の国際館パミールで開催されたイベント「お金のEXPO 2018」。本イベントでは、お金のプロが「お金が貯まる」「お金を増やせる」賢い方法や、お金に困らないための家計改善の方法、知っていると得をするお金の知識をお伝えしました。当日開催されたセミナーの中から、本記事ではコムジェストアセットマネジメント株式会社マーケティング&IRマネジャー渡邉敬氏によるセミナー、コムジェストが実践する「持続可能な成長への長期投資」についてご紹介します。
案外知らない、株式に投資するということ
株式ってそもそも何? 株主になるとはどういうこと?
近年はNISAに始まり、iDeCo、つみたてNISAと、株式投資にアクセスしやすい環境が整ってきています。資産形成に株式を組み込むことを考えている人も増えているのではないでしょうか。その一方で、株式とはそもそも何なのか、知っている人が案外少ないように感じます。株式を買う、というのは何を買っているのでしょうか。債券とは何が違うのでしょうか。
「運用で勝つ」ために知っておくべきリアルな現実
イベントレポート
2018年11月18日、品川・グランドプリンスホテル新高輪内の国際館パミールで開催されたイベント「お金のEXPO 2018」。本イベントでは、お金のプロが「お金が貯まる」「お金を増やせる」賢い方法や、お金に困らないための家計改善の方法、知っていると得をするお金の知識をお伝えしました。当日開催されたセミナーの中から、本記事ではアセットマネジメントOne株式会社投資信託営業本部 投資信託プロモーション第一部長 伊藤雅子氏によるセミナー、「“運用で勝つ”ために知っておくべきリアルな現実」についてご紹介します。
J.P.モルガン人気ストラテジストの資産運用講座!
イベントレポート
2018年11月18日、品川・グランドプリンスホテル新高輪内の国際館パミールで開催されたイベント「お金のEXPO 2018」。本イベントでは、お金のプロが「お金が貯まる」「お金を増やせる」賢い方法や、お金に困らないための家計改善の方法、知っていると得をするお金の知識をお伝えしました。当日開催されたセミナーの中から、本記事ではJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社グローバル・マーケット・ストラテジスト重見吉徳氏によるセミナー「J.P.モルガンの人気ストラテジスト重見による資産運用講座!」についてご紹介します。
投資初心者でも怖くない「長期・分散・積立」投資の始め方
イベントレポート
2018年11月18日、品川・グランドプリンスホテル新高輪内の国際館パミールで開催されたイベント「お金のEXPO 2018」。本イベントでは、お金のプロが「お金が貯まる」「お金を増やせる」賢い方法や、お金に困らないための家計改善の方法、知っていると得をするお金の知識をお伝えしました。 当日開催されたセミナーの中から、本記事では松井証券株式会社営業推進部 課長代理 古澤奈津季氏と営業推進部 課長代理 武藤正樹氏によるセミナー、「スマホで実践!ロボアドバイザーの活用法とコア・サテライト戦略」についてご紹介します。
安定的で配当率の高い「Jリート」初心者セミナー
イベントレポート
2018年11月18日、品川・グランドプリンスホテル新高輪内の国際館パミールで開催されたイベント「お金のEXPO 2018」。本イベントでは、お金のプロが「お金が貯まる」「お金を増やせる」賢い方法や、お金に困らないための家計改善の方法、知っていると得をするお金の知識をお伝えしました。 当日開催されたセミナーの中から、本記事では一般社団法人不動産証券化協会事務局次長 企画広報部長 不動産証券化マスター 一級建築士 本多一光氏によるセミナー「株式投資より安定的で配当率の高い「Jリート」初心者セミナー」についてご紹介します。
2018年に投資で損失を抱えてしまったあなたへ
損失は目的を取り戻す糧になる
2018年は上下の値動きが激しい年となりました。日経平均株価は、一時1991年以来の最高値である2万4,286円10銭をつける場面もありましたが、蓋を開けてみると2018年の終値は2万14円77銭となり、2017年末と比較しておよそ-12%、2,750円安という結果となりました。通年の騰落率がマイナスになるのは7年ぶりということもあり、初めて損失を抱えてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、投資で損失を抱えてしまったときに考えたいことについて検討します。
株価の行方が見える?「成人式」が投資のヒントになる理由
参加率と年末株価の意外な相関
本日、1月14日は成人の日。この3連休は各地で成人式が開催されています。実は、この成人式のデータから、その年の年末の株価が見えてくることがわかりました。いったい、どんなカラクリがあるのでしょうか。
イオンの復活劇、“投資のプロ”が見ると何が変わった?
視野に入った最高益の連続更新
イオンは株主優待が魅力的で、個人投資家に人気の銘柄です。ただこれまで、業績はイマイチというイメージが付きまとっていました。ところが、本業の儲けを示す営業利益は2018年2月期に前期比13.8%増の2,102億円と、過去最高を更新しました。続く今期(2019年2月期)の営業利益も会社予想ベースで同14.1%増の2,400億円と、最高益が続く見通しです。グループ会社の再編にコスト(特別損失)がかかるので、連結純利益の水準は低く、まだ最高益に届いていません。再編が完了すれば、いずれ純利益も最高益を更新すると予想されます。イオンは株主優待だけでなく、業績でも評価できる銘柄になったと考えています。いったい、イオンにどんな変化があったのでしょうか。
ウォーレン・バフェットが個人投資家に薦める投資法とは?
長期的に成長を見続けることが大事
以前の筆者記事で「ウォーレン・バフェット流の投資術」についてご紹介しました。それは簡単に言うと将来に渡って利益が伸び続けるであろう企業の株式を今のうちに買っておく、というものです。前提には「企業の業績と株価は長期的に一致する」という考え方があり、株価が上昇する銘柄を探すためには業績が伸びる銘柄を分析して見つけ出す必要があるということです。これは投資をする上で非常に重要な考え方ですし、ぜひ皆様にも覚えておいていただきたいと思います。ただし、企業の分析には一定の知識やスキルが必要ですので、ある程度時間を割いて真剣に分析しなければ思うような成果は得られないでしょう。さらに実はバフェット自身は、自分のやり方は誰にでもまねできるものではないし、自分の保有している銘柄をまねして買うこともやめたほうが良いと言っています。それでは彼は個人投資家に対してどのような投資法を薦めているのでしょうか?
投資信託で踏み出す「投資」へのはじめの一歩
分散投資は投資の基本
これまでの連載2回で投資を始めるにあたっての心がけや注意点を紹介しました。今回からは投資について具体的な話を書いていこうと思います。投資には、様々な金融商品があり、その種類は毎年増えていっています。どの金融商品を選択するのかは、それぞれの目標や性格などにもよって変わってくると思いますが、今回は個人投資家の中でも最も多いであろう兼業投資家(本業とは別に投資をする人)が有効活用している投資信託の基礎知識をまとめます。難しい言葉も出てくるかもしれませんが、極力わかりやすい言葉で補足説明しますので、じっくり読んでみてください。
52歳男性「年齢を考えたら投資は再開しないほうがいい?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。20代のころから積立投資をしていたので、それなりの資産を形成することができました。子供ができてからは毎月の投資をやめて普通預金に積立貯金をしています。ただ、先取り貯蓄の金額を見直さずにきたため、最近は月々赤字の状態で、ボーナス補填をしています。月々の収支を見直して、先取り貯蓄の金額を減額した上で投資を再開するべきか、年齢を考えて投資は再開せずにいくべきか、アドバイスをお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・男性、52歳、既婚(妻:47歳・専業主婦)、子供1人(3歳)・職業:会社員・手取り世帯月収:35万円・手取り年間ボーナス:80万円・預貯金:1200万円・確定拠出年金:680万円・有価証券:2150万円(投資信託5:持株2:社債3)【支出の内訳(37.5万円)】・住居費:9.3万円(賃貸マンション)・保険:2.1万円・教養・教育:1.1万円(新聞、雑誌)・通信費:
投信業界で大増殖、「割安テーマ型ファンド」人気化のワケ
何が運用会社を引きつけるのか
いくつもの新規商品が組成された、2018年の投資信託業界。年初にスタートした「つみたてNISA」の影響もあって特に人気が集まったのが、相対的に低コストが魅力の「インデックス型投信」でした。実に、昨年だけで50本以上の新規ファンドが組成されたインデックス型投信。その中でも設定本数が急増したのが、特定のテーマに関連した指数への連動を目指した「テーマ型インデックスファンド」です。大和証券投資信託委託や三菱UFJ国際投信、三井住友トラスト・アセットマネジメントなど、複数の運用会社が数種類の新規ファンドを設定しました。なぜ、ここに来て各社が力を入れ始めているのでしょうか。
REITの絶好調は今年も続く? 2019年の相場見通し
狙い目のジャンルはどこか
主要な金融商品の2019年相場について専門家に聞く短期集中連載。最後となる4回目は、オフィスビルやマンションなどの賃料収入を投資家に分配するREIT(不動産投資信託)です。世界経済の不透明感から幾度も急落した株式市場をしり目に、2018年は好調なパフォーマンスを見せたJ-REIT。新しい年の見通しについて、REIT市場の分析を手掛けるアイビー総研の関大介代表に聞きました。
運用先を見極めるチャンス? 2019年の投資信託展望
値下がり投信への向き合い方とは?
主要な金融商品の2019年相場について専門家に聞く短期集中連載。3回目は、投資のプロに運用をお任せできる「投資信託」です。つみたてNISAのスタートとともに幕開けした2018年でしたが、年後半は世界的な株安に巻き込まれ対象商品の多くで運用成績が悪化しています。不透明な相場環境での活用方法や新しい年の投資信託のトレンドについて、楽天証券経済研究所・ファンドアナリストの篠田尚子さんに聞きました。
高校生の頃からコツコツ貯めた1300万、積極的に運用したい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横田健一氏がお答えします。高校生の頃からアルバイトをして、コツコツとお金を貯めてきました。人生まだまだ長いので、もっと資産運用したいです。投資にとても興味がありますが、まだまだやり方が分かりません。普通口座にある預金を投資に回すべきか、そのまま置いておくのか、もっと他に投資できるものがあるのかなども分かりません。よく、投資と預金のバランスを考える必要があると聞きますが、どういうことでしょうか。現在の投資は、iDeCoに月1.2万円、積立投信(NISA)に月2万円、株に20万円、過去に購入した投資信託10万円です。〈相談者プロフィール〉・女性、29歳、未婚・職業:公務員・住居形態:実家で親と同居・手取りの世帯月収:18万円・毎月の支出目安:10万円・貯金額:1,250万円・投資:50万円