社会人2年目 ボーナスの使い道、年金の追納か運用か?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。社会人2年目になり、1年目の支出を参考に予算立てて生活しています。無事38万円のボーナスをもらい、残高をみるとついつい顔がニヤけてしまいます。そこで、このボーナスの使い道について悩んでおります。ボーナスはないものとして予算立てしていたため、今は余裕資金として預金口座に残ったままです。ボーナスを使って、学生時代の未納の年金(学生納付特例)を追納すべきか、追納せずに投信などで運用すべきなのか。運用するのであれば、どれくらいの利回りを出せば、追納した場合と同等になるのか。追納すると、月々の年金額がいくら増えるのか。以上の3点を教えてください。国民年金の未納金は合計で52万円です。〈相談者プロフィール〉・男性、24歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:18万円・毎月の支出目安:15万円・総資産額:80万円
79歳まで続く住宅ローン、今後の資産運用どうすればいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。都内の会社で役員をしており、妻はパートで働いています。現在、家を建て直しており、9月には完工します。3,800万円のローンを79歳まで組むので、今後の資産運用について悩んでおります。現在の資産は以下の通りです。アドバイスよろしくお願いいたします。【現在の資産】・現預金:3,500万円・株式現物:320万円・投資信託:1,075万円・保険:420万円(ドル建て一時払)・年金保険:230万円(iDeco月2.3万円、定額年金200万円)・ANA旅行積立:60万円、他〈相談者プロフィール〉・男性、54歳、既婚(妻:パート)、子どもなし・職業:会社役員・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:90万円(夫80万円、妻12万円)・毎月の支出目安:55万円・総資産額:5,700万円
国民年金基金に未加入の50代自営業、老後資金の不足が心配…
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。50代で自営業をしています。現在、大学生の子どもがいるので毎月の収支は赤字になってしまうことが多いです。家計は妻に任せていますが、子どもが独立するまでの間、教育資金が賄えるのか、国民年金基金に加入していなかったので老後生活のための資産は大丈夫なのか、不安です。何か改善できることがあれば教えていただきたいです。〈相談者プロフィール〉・男性、58歳、既婚(妻:53歳、専業主婦)、子ども1人(大学1年生)・職業:自営業・世帯手取り月収:30万円(売上50万円、経費20万円)・預貯金:600万円・個人年金:65歳時点で300万円受け取り予定・親から1,000万円を相続予定(時期未定)【家計の内訳(32~33万円)】・食費:8万円(外食含む)・通信費:3万円(家族全員、固定回線含む) ・生命保険(夫):1.2万円(死亡保障500万円)・生命保険(妻):0.8万円(死亡保障200
iDeCoの投資先、何を基準に選んだらいいですか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。iDeCoの投資先が絞れません。何を基準に選んだらよいのか、アドバイスいただけないでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、45歳、未婚・職業:美容師・居住形態:持ち家(マンション)・手取りの世帯年収:276万円・毎月の支出目安:19万円
100年時代を生き抜く、50代からのお金の増やし方6つ
厳しい見通しの中で生きていくには
人生100年時代でいうと50代はまだまだ人生の追い返し地点ということになります。そこで気になるのはやっぱりお金のこと。2018年からは個人に影響する税金が続々増加します。いま改めて老後のお金について、準備していく必要があるのです。50代からお金を増やすには一体どうすればいいのか考えていきましょう。
退職金の受け取り方、お得なのは「一時金」それとも「年金」?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。来年、定年退職になります。定年退職に伴い、退職金等が入ってくるのですが、どのような受け取り方をすればよいか迷っています。また、老後の生活に向けて、住宅ローンの残額を一括返済したほうがいいのか、資産をどのように投資すればよいのかについて、アドバイスをいただきたいです。会社には再雇用制度があり、65歳までは働くことができます。〈相談者プロフィール〉・男性、59歳、既婚(妻:専業主婦)、子どもなし・職業:会社員・手取り世帯月収:40万円・ボーナス:120万円×年2回・退職金受取予定額:3,000万円 ・確定拠出年金受取予定額:500万円・預貯金:300万円・外貨預金:6万米ドル【家計の内訳(月40万)】・食費:10万円(外食費含む)・住宅ローン:10万円(残期間8年、住宅ローン残額600万円)・住宅管理費等:4万円 ・生命保険:1.2万円(夫:死亡保障500万円、70歳まで
40歳独身男性、この先も“結婚をしない”前提のマネープラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。現在、ある程度まとまった資産がありますが、恥ずかしながら40歳独身のため、とりたててすぐに必要な支出の予定はありません。年収は650万円程です。来年からは、そこに不動産収入が年80万円ほど入る予定です。これは不動産投資を自分で勉強して得るわけではなく、家族との共同事業として、実家敷地内にテナントを入れ、そこから入ってくるものです。現在は月8万円程の貯蓄も含めて、収入の中でやりくりできているので、不動産収入はすべて投資に回そうと考えています。ちなみに住まいは月9万円の賃貸で、数年後、結婚を本格的にあきらめた暁には、一人暮らし向きのコンパクトな中古マンションを購入してもいいのかなと考えています。そこで、そろそろ老後を見据えて、本格的に資産運用を始めたいと思うのですが、本を読むほど選択肢が増え、何に投資すればよいのか判断できないという状態です。特に、企業型確定拠出年金とNISAをどのように活用していくべきかについて迷っています。アドバ
【第3回】自分にぴったりのiDeCo金融機関を選ぶ3つのポイント
利用できるのは1社のみ。始める前に必ずチェック!
iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)の仕組みもメリットもわかってやる気が出たなら、早速iDeCoの加入の申し込みをしましょう! まだキホンがわからないという方は前回のこちらを参照。次は「運営管理機関」と呼ばれる金融機関を選んで、そこでiDeCo専用の口座を開設します。そのとき注意したいのは、銀行や証券会社、保険会社などiDeCoが利用できる金融機関はたくさんありますが、その中で自分が選べる金融機関は1社のみであること。もし仮に別の金融機関に変更したい場合は、すべての運用資産を一度売却して現金に換えなければならなかったり、中には変更のための手数料がかかる金融機関があるなど、面倒な手続きがたくさんあるのです。そこで今回は、最初から後悔なく自分にぴったりの金融機関を選ぶために、ぜひとも押さえておきたい3つのポイントを解説します。
転職で年収が220万アップ、これを機に資産運用を始めたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。転職で年収が420万円から640万円に大きくアップしました。今までなかなか貯蓄できない状況でしたが、これを機に老後も考えた資産運用をしたいと思っております。現状は下記の通りです。職業:ITコンサルタント(前職はSE)年収:640万円(基本給592万円、手当48万円)住宅:賃貸10万円貯金:350万円個人年金:月13,500円(65歳満期で600万円)医療保険:月2,800円(掛け捨て)新しい会社では「持株会」と「確定拠出年金」が利用でき、下記の割合まで運用できると説明を受けています。【持ち株会】月々基本給の10%まで(1口1,000円あたり50円の利息)【確定拠出年金】月々基本給の6%まで現在は独身ですが、将来的に結婚したいと考えている女性はいます。ただし、子供をつくることは考えていません。資産運用は老後を目的として考えていますが、それまでに住宅を購入するかもしれないので、老後にならないと利用できない資産ばかりではマズイとも思っ
資産形成に「iDeCo」と「つみたてNISA」がすすめられる理由
2つの制度のメリット・デメリット
お給料が右肩で伸びない上に、預貯金の金利も超がつくほど低金利。加えて少子高齢化が加速しており、将来の年金不安は募るばかり……となると、なんとかお金を増やさなきゃと思っている人も多いことでしょう。イマドキのお金の増やし方の基本は、「税制優遇を味方につけつつ、効率よくお金を増やすこと」。そこで今回は今話題の「iDeCo」と「つみたてNISA」をご紹介します。
30代独身年収400万円、結婚しない場合のお金の運用法
お金を増やすために欠かせない2大知識
30代独身女性。一昔前であれば、ネガティブイメージが連想されたこともありましたが結婚に対する価値観が変化した現代においては、何もめずらしい人たちではありません。隠す必要もない、筆者もそのひとりです。今回はそんな30代独身女性が、これからを生き抜いていくために必要なマネー術を考えてみたいと思います。
国民年金の未納分を後納したら、受給年金はいくら増える?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。年金の知らせが届いて確認したところ、ところどころに「未納」がありました。後納制度があることを知り、払おうと思ったら、半分ほどは期限の10年を過ぎており、払うことができませんでした。この場合、以下のどちらがお得なのでしょうか。(1) 後納が可能な半分ほどの未納分だけ支払う(2) 現状のまま未納でひとつも後納しない簡単に計算できる方法などありましたら、教えてください。(女性 30代 未婚)
投資初心者はまずはマネー本から FPおすすめの4選
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。投資をこれから始めたいと考えていますが、どういった情報をどのように集めればいいのかわかりません。投資をする上で、普段から注目しておいた方がいいことがあれば教えてください。〈相談者プロフィール〉・男性、25歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:18万円
【第2回】iDeCoに加入すると得をする「3つの節税シーン」
具体的にいくら得?金額をシュミレーションして解説
前回の記事「【第一回】そもそも「iDeCo」って何?老後のためにできること」で少しお話ししましたが、iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)の最大のメリットは「税制優遇が受けられること」です。それゆえにiDeCoを使うことで、節税メリットを生かして老後資金を効率良く貯めることができるのです。では実際のところ、iDeCoでどんな節税効果が得られるのでしょうか?これから具体的に見ていくことにしましょう。
扶養内で働くか、正社員で働くか。決め手は何?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。夫が2年後に60歳で定年になります。延長はしないと言います。子供2人のうち1人は独立しましたが、もう1人は留学中で、あと6年間は教育費が見通せない状態です。夫婦2人暮らしなので以前より時間に余裕があります。現在は地元の中小企業にパートとして働いていますが、今からでも会社を辞めて正社員の道を探すべきでしょうか。仕事は専門職なので需要はあると思うのですが、扶養から外れると年間50万円ほどの補助がなくなります。そうすると、せめて年収200万円以上稼がないと、慣れたパートを辞めて新しい仕事をする意味はありませんよね。住宅ローンは完済済みです。他に借金等はありません。私としては正直今の生活リズムを崩したくないので、夫に頑張って欲しいと思っているのですが……。〈相談者プロフィール〉・女性、55歳、既婚(夫:会社員)、子供2人・職業:パート・アルバイト・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:40万円・毎月の支出目安:20万円
給与明細の見方を解説!収入UPで健康保険、年金の天引き額は?
社会保険の「育児」「病気」「老後」に頼りになる制度
転職したり、時短からフルタイムで働いたりと、収入アップを目指す人も多いと思います。子どもの教育費や生活費のために、扶養範囲内で働く人も、フルタイムで仕事をする人も増えています。収入アップはうれしいものの、家計の面から社会保険や年金などの給与天引きの金額も気になるのではないでしょうか。今回は、給与明細の基本から「健康保険」「年金」などの社会保険についてご紹介します。
収入も支出も多い共働き夫婦、月収の6分の1を貯蓄に回して
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。教育・介護・老後の生活が不安です。現在、子どもが2人とも私立中学に通っており、大学までエスカレーターで進学させる予定です。奨学金は「子どもの借金」だと聞きましたので、絶対に使わせたくありません。また、夫婦2人とも長男・長女で、それぞれの実家も現在の住まいから近いので、ゆくゆくは親の介護が必要になるであろうと思っています。このような状況でゆとりのある老後生活を送るためには、今後どのようなペースで貯蓄していけばいいでしょうか。〈相談者プロフィール〉・男性、妻(会社員)、子ども2人(中学生)・職業:会社員・手取りの月収:62万円(夫30万円、妻32万円)・年間ボーナス:120万円※毎年恒例の家族旅行があり、ボーナスはほぼ全額家族旅行代に使い、残りは貯金・現在の資産:預貯金700万円・毎月の支出:42万(貯蓄5万円、住宅ローン返済10万円、保険料6万円、食費8万円、日用品費5
今からでもメリットはある?50代から始めるiDeCoの注意点
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。現在、53歳です。老後に備えてiDeCoに加入したいと思っていますが、年齢が気になります。今から始めてもお得になるのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、53歳、既婚、子供2人・職業:パート・アルバイト・居住形態:持ち家(マンション)