FPが考える20、30、40代の具体的なお金の貯め方
預金でお金を"貯める"より"増やす"に
日ごろの業務において、最も多い相談内容がズバリ、「お金が貯まらないので何とかしたい」です。お金を貯めたいその理由、圧倒的1位は「老後の資産形成」。筆者の元を訪れる相談者は女性が多いのですが、年齢は20代前半~50代後半までと様々な中、今回は20代・30代・40代の3通りで、FPが考える、お金の貯め方や考え方を書いてみたいと思います。
【第5回】定期預金、保険、投資信託…iDeCoの中身の選び方
どんな商品で運用するか、初心者向けに解説
iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)の口座開設が完了したら、いよいよ運用スタートです。その際、特に資産運用の初心者の方は、「商品選び」で悩むケースが多いようです。どんな商品を選んで運用するか、その選択しだいで将来受け取れる資産は大きく変わるのです。そこで今回は、iDeCoにどんな商品があるのか、具体的にどんな商品を選んで運用すればよいのか、初心者の方向けに解説していきたいと思います。
夫婦そろって保険に未加入、妊娠前に加入するべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は前野彩氏がお答えします。結婚2年目です。先日、たまたま友人と保険の話になり、私たち夫婦が「今まで何ひとつ保険に入ったことがない」と話すとびっくりされ、なんらかの保険に絶対入るべきだとアドバイスされました。でも、何に入ればよいのか、選ぶ基準も保険の種類もわかりません。保険には必ず入ったほうがいいのでしょうか。また、それはどうしてなのでしょうか。そろそろ子どもが欲しいと言うと、「保険に入るなら、妊娠する前に入らないと損するよ」と言われました。保険の仕組みが複雑すぎて、よくわかりません。アドバイスよろしくお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・女性、29歳、既婚(夫:39歳)、子どもなし
パート主婦が合法的にヘソクリ作りできる方法とは?
2018年度から税法上の扶養ルールが変更に…
2018年度から税法上の扶養ルールが変更になったのはご存じでしょうか?扶養という制度に対しては今後、外堀が埋められていく方向に進んでいくと思われますが、その中でもできることはやっておきたいものです。今回は、パート主婦が知っておくと役立つ扶養ルールについてお話しします。
「iDeCo」や「つみたてNISA」具体的な商品選びのポイントは?
商品選びでつまづいてしまった人のために
今年は、iDeCo&つみたてNISAに関するセミナー講師を務める機会も多いのですが、どこの会場に行っても満員。それだけiDeCo&つみたてNISAへの関心が高い人が多いということでしょう。ただ、残念なことに口座開設まではしたけれど、商品選びでストップしてしまい、なかなか1歩を踏み出せない……という方も多いようです。そこで今回は、iDeCo&つみたてNISAを始めるにあたり、商品選びのポイントについてお話します。
年金が減るかも!?国民年金保険料の「後納制度」は9月末まで
年金額アップのためには忘れず確認したい
「国民年金保険料を払ってないのですが…」自営業の方やシングルマザーさんより、よくご相談を受けます。国民年金保険料の納付期限は、2年以内であれば納付できますが、2年を過ぎると時効のため納付することができなくなってしまいます。しかし、国民年金保険料の「後納制度」を利用すると、過去5年以内に未納だった国民年金保険料を納めることができます。ただし、この制度も2018年9月末で終わるので注意が必要です。今回は、国民年金保険料の「後納制度」についてご紹介します。
お金を置く場所で年間数万円がお得に!賢い資産形成のススメ
税制優遇制度の拡大も追い風に
資産運用に興味はあるけど、お給料は銀行の預金口座に入れたまま……という人に伝えたいことがあります。実は、資産を置く場所によって年利0.1%の定期預金が年間数万円の利息を生み出す効果があるとしたらどうでしょう。その方法を知りたいと思うのではないでしょうか?今回は、そんなお得な資産形成を可能にするアセット・ロケーションという考え方についてお話ししたいと思います。
老後資金と教育費が重なる、晩産夫婦のマネープラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。夫があと数年で定年です。子どもはまだ小さいのですが、できれば同じタイミングで退職したいと考えています。老後資金はどのくらい必要になりますか。〈相談者プロフィール〉・女性、40歳、既婚(夫:53歳・会社員)、子ども1人(4歳)・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:150万円 (夫:年収1,300万円)・毎月の支出目安:15万円
自分の年金大丈夫?知っておきたい公的年金とiDeCoの仕組み
メリットデメリットを知ることから始めよう
年金不安が叫ばれる昨今、公的年金だけでは足りないと確定拠出年金(企業型や個人型iDeCoなど)を選択しようと考える人も増えています。また、年金制度は複雑でわからないという人も多いのも現状です。まずは公的年金の基本的な仕組みを知ることから始めましょう。
50歳になったら知っておきたい「定年後のお金」のリスク
待ち構えている5つのリスクと落とし穴
この先、人口の減少が急速に進む日本。ひと昔前のように「60歳で定年を迎えたら晴耕雨読でのんびり過ごそう」などと考えられる人は少数派で、大多数の人は定年後も何らかの仕事に就くことを想定せざるをえません。とはいえ、いま50歳前後の人にとっては、どの程度の収入を確保すればいいのか具体的にイメージしにくいため、不安を感じているのが実情でしょう。漠然とした不安でも、放っておくとだんだん大きくなってしまうものです。定年後の備えを考えるのに早すぎることはありません。まずは、近い将来に待ち構えている5つのリスク、落とし穴を知ることからはじめませんか。(本記事は日本実業出版社刊『定年後のトクする働き方・仕事の探し方 2018~2019』の一部を抜粋、編集して掲載しています)
外資系勤務、収入と貯蓄が平均より多くても老後資金が心配
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。外資系の会社に勤めています。世代で比較すると収入も貯蓄も十分にあると思うのですが、最近、子どもの大学費用や自分達の老後を考えると、もっと貯金をしなければならないのではと不安です。節約を検討したいのですが、現在の収入を維持するためには、一定の自己投資と趣味費はかかせません。どのくらいの貯蓄額を目標にがんばればよいでしょうか。アドバイスをお願いします。〈相談者プロフィール〉・男性、45歳、既婚(妻:43歳・専業主婦)、子ども2人(20歳・16歳)・職業:会社員・手取り月収:60万円・年間ボーナス:250万円×2回・預貯金:2,000万円・有価証券:300万円・確定拠出年金:600万円【家計の内訳】・住宅費:15万円(住宅ローン:残期間20年、全期間固定金利)・水道光熱費:2万円・生命保険:4.5万円(貯蓄型の死亡保険、がん保険、個人年金2万円)・生活費:20万円(妻が管理
仕事と資産をダブルで失う可能性も…持ち株会のリスク
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。転職で年収が420万円から640万円に大きくアップしました。今までなかなか貯蓄できない状況でしたが、これを機に老後も考えた資産運用をしたいと思っております。現状は下記の通りです。職業:ITコンサルタント(前職はSE)年収:640万円(基本給592万円、手当48万円)住宅:10万円(賃貸)貯金:350万円個人年金:月13,500円(65歳満期で600万円)医療保険:月2,800円(掛け捨て)新しい会社では「持ち株会」と「確定拠出年金」が利用でき、下記の割合まで運用できると説明を受けています。【持ち株会】月々基本給の10%まで(1口1,000円あたり50円の利息)<【確定拠出年金】月々基本給の6%まで現在は独身ですが、将来的に結婚したいと考えている女性はいます。ただし、子供をつくることは考えていません。資産運用は老後を目的として考えていますが、それまでに住宅を購入するかもしれないので、老後にならないと利用できない資産ばかりではマ
50代でアーリーリタイアをするにはいくら準備すればいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は高山一恵氏がお答えします。10年後、夫54歳、妻50歳くらいで会社勤めを離れたいと考えています。その後は、世帯月収10万円くらいの仕事をしながら、のんびり好きなことをして暮らしたいです。そのため、現在の資産で実現できるのか、または足りない場合はいくら不足するのかを知りたいです。資産の内訳は以下の通りです。現在は、住宅ローンがないので月15万円程は貯金できています。よろしくお願いいたします。【資産の内訳】・金融資産:1,200万円 ・自宅不動産:2,900万円(住宅ローンは完済)・IDeCo:月4.6万円(夫婦各2.3万円)・つみたてNISA:月6万円※iDeCoとつみたてNISAは今年の6月から始めました。〈相談者プロフィール〉・男性、44歳、既婚(妻:会社員)、子ども2人(高3・小6)・職業:アルバイト・居住形態:持ち家(マンション)・居住地:東京都・手取りの世帯月収:40万円・毎月の支出目安:25万円・総資産額:4,140万円
会社が企業型確定拠出年金を導入、どうしたらよい?
失敗しない運用商品を選ぶポイントとは…
「勤務先の会社が企業型確定拠出年金を導入することになったので、運用商品をどう選べばいいのでしょうか?」とご相談をいただくことがあります。そこで今回は、運用商品の選び方について考えていきたいと思います。
趣味の旅行に年70万、年金暮らしになっても続けたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。子どもが2人とも独立し、これから老後資金をしっかり貯めていきたいと考えています。しかし、家計は毎月赤字でボーナスから貯蓄をしている状況です。趣味の旅行を老後も続けていきたいのですが、今の貯蓄で足りるとは思えません。老後への備えとして、今年からつみたてNISAを始めたのですが、他にアドバイスをいただけますか。〈相談者プロフィール〉・男性、55歳、既婚(妻:54歳・専業主婦)、子ども2人(25歳・23歳)・職業:会社員・手取り月収:38万円・年間ボーナス:100万円×2回・預貯金:1,500万円・退職金(予定):2,000万円【家計の内訳(45.5万円)】・住宅費(賃貸):15万円 ・水道光熱費:1.5万円・生命保険:2万円(医療保障と死亡保障500万円)・食費:7万円(外食含む)・通信費:2万円(携帯×2、自宅回線)・教育費:2万円(一時的にかかる費用は貯蓄から)・日用
【第4回】押さえておきたい、具体的なiDeCo加入手続きの流れ
口座開設までの流れがざっくりわかる
iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)を始める金融機関(運営管理機関)が決まったら、早速加入の手続きをしましょう。ただ、初めての方にとっては、手続きを行う上で「どうしたらよいのだろう……」と悩んでしまうことが出てくるかもしれません。そこで、iDeCoの加入手続きをスムーズに進めるために、ぜひ押さえておきたい口座開設までの流れや大切なポイントについてご紹介したいと思います。
投資信託始めた後のリバランス、iDeCoやつみたてNISAの場合は?
みんなのお悩みQ&Aでポイント解説
前回の「投資信託を始めて…その後って放置のままでいいの?」では、投資信託(投信)を買った後の見直し、リバランスについて詳しく紹介しました。とはいえ、実際にやってみようと思うと、どうしたらいいのだろうと心配になることもあるかもしれません。そこで今回は、Q&Aの形式で、リバランスに際してよくありがちな質問に対してお答えしていきます。もちろん、一人ひとり、資産や環境などの状況が異なります。ここで紹介する回答が当てはまらないこともあるかもしれませんが、考え方のひとつとしてとらえていただければと思います。
支出の削減には限度あり、赤字家計を黒字化させる方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。小学生の子どもが2人いる4人家族です。子どもの大学費用や自分たちの老後資金を考慮し、計画的に貯蓄をしたいのですが、家計は毎月赤字です。ボーナスから貯蓄していますが、実はいくら貯まっているのかは把握できていません。どのように見直しをしたらよいでしょうか。NISAやiDeCoに興味があるので、できたら投資も始めたいと思っています。また、9年前に一戸建てを購入し変動金利で返済中です。来年、住宅ローン控除の期間が終了するので、固定金利に借り換えをした方がよいのか迷っています。アドバイスをいただけますでしょうか。〈相談者プロフィール〉・男性、40代前半、既婚(妻:専業主婦)、子ども2人(9歳・7歳)・職業:会社員・手取り月収:25万円・年間ボーナス:60万円×2回・預貯金:300万円【家計の内訳(31.6万円)】・住宅費:9万円(住宅ローン返済含む) ・水道光熱費:1.9万円・