日々の不安を減らし仕事に集中するための「お金の教養」
“貯蓄せざるを得ない”仕組みをつくる
皆さんは「お金の扱い方」を誰かに習ったことがありますか? 学校の授業で経済の仕組みや歴史は学んでも、お金の使い方は「自分の経験=自己流」と言う人がほとんどではないでしょうか?誰も教えてくれなかった「お金の正しい扱い方=お金の教養」を身につけてさえおけば、将来の不安が減り、仕事に集中できる環境が整い、給料の増減に一喜一憂しない。そんな理想的な状況を作り出すことも可能だといいます。特に社会人になって間もない若者や、いつまでたっても貯金ができないという方にとっては、重要なスキルです。そこで東京・大阪・ニューヨークでファイナンシャルアカデミーを運営し、これまでに30冊・累計130万部の著書を出版しているお金のプロフェッショナル・泉正人氏に編集部が話を聞いてみました。後編のテーマは「貯金の仕方」。 誰でも計画的に貯金ができてしまう、目からウロコの法則も紹介します。前回の記事はこちら。
共働き夫婦でも“育休中なら”配偶者控除が利用できる
手当以外の収入がなければ対象に
共働き夫婦にとって「配偶者控除」は関係ないと思っていませんか? 実は育休中はそうではありません。「配偶者控除を受けるなんて考えてもみなかった」と思われている方に知っていただきたい「育休中の配偶者控除」をご紹介します。しかも配偶者控除を受けることによって、復職後の保育料にも影響する可能性がありますよ。
月3万円のお金の貯め方 定期預金と投資どっちがいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。将来のために定期預金等を利用するか、投資信託に挑戦するか悩んでいます。仕事:私立学校職員月給手取り:17万円(賞与年3ヶ月分)家賃:5万8千円毎月の支出:平均13万円(家賃含む)貯金:約200万(定期預金なし・普通預金口座に貯めているだけ)毎月の給与から定期や投資に回せる金額は3万円くらいと考えています。最近転職をし、職場の給与天引きの定期預金(金利0.6%)に申し込むか、銀行のスーパー定期か、投資信託に挑戦するかで悩んでいます。株の知識は最近NISAが少しわかってきた程度です。もし投資をするとしたら、投資信託のインデックスファンドだと思っています。投資信託を始めるなら、若ければ若いほどよいと聞きます。26歳が早いか遅いかわかりませんが、独身でお金を自由に使える今がチャンスだと思っています。まだ取引はしていませんが、最近、試しに証券口座を開設しました。もちろんリスクがあるのは理解しています。株の知識が浅いので、手堅く定期に回すの
所得税の給与天引きは憲法違反? 納税制度のカラクリ
毎月給料から引かれている所得税の仕組
会社員のみなさんは毎月、給与明細を見ていますか?当たり前のように所得税が引かれているはずです。「そういうもの」と思ってやり過ごすこともできますが、少し立ち止まって考えてみてください。確かに「納税は義務」ですが、給料から天引きで納めなければいけない理由はどこにあるのでしょうか。青山学院大学法学部教授で、弁護士として法律をわかりやすく解説する本を多数執筆されている木山泰嗣先生の『教養としての「税法」入門』に、その答えが書かれていました。ここではそのポイントを説明していきましょう。
忙しい朝の時短に ミニマリストに学ぶ“仕事着の制服化”
服選びの煩雑さから解放される
毎日、毎日、仕事に着ていく服って悩んでしまいますよね。朝の時間は貴重だけど、なにを着ていくか悩んでしまう毎日……。その時間を短縮するよい方法をミニマリストから学んでみませんか? わずらわしいことから一歩抜け出して、本当に大切なことはなんなのか、自分に問う時間ができるかもしれません。
“子供の側にいたい”を叶える、ママのためのシェアオフィス
ワーママの「働く」をもっと快適に
「保育園に入れなかったけど仕事に復帰したい」「しばらくは子育て中心の生活だけど、ペースは落としても仕事は続けたい」仕事と育児の両立に葛藤するワーキングマザーに寄り添い、サポートしてくれるシェアオフィスがあります。
自律神経のパターンでわかる4タイプ 体と心の整え方
あなたはどのタイプに当てはまる?
自律神経研究の第一人者である小林弘幸教授によると、人間は、自律神経のパターンによって4つのタイプに分かれるそうです。自分はどれに近いかチェックしてみましょう。そしてそれぞれのタイプが、仕事や生活の質をよくするためにはどんな工夫をしてバランスを取ったらいいか、小林教授にアドバイスをいただきました。
フリーランスの資産運用 低リスク+節税を兼ねた手段で
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。今後の資産運用と娘の学資保険についてお聞きしたいです。今年の5月に娘が生まれました。0歳から学資保険に入ったほうが、掛け金も安くおすすめと聞きましたが、今からでも加入した方がよいでしょうか?また、貯蓄だけではもったいないと思っており、現在200万円ほどの資金で株式投資を試みています。あまりアクティブに運用を行うことはありません。IPOに申し込む、たまに株価が大きく下がったときに、大型株の売買を試すくらいで、株の利益はほとんどない状態です。今後のことも考え、資産運用の知識や株式投資の知識をつけていきたいと思っています。フリーランスで仕事をしているため、将来の不安などはありますが、今の仕事は好きですし、続けていけるならずっと続けていきたいです。そのためにも資産運用で少しずつ資金を増やせたらいいなと思っています。今から、どのように動いていったらよいのでしょうか?【現在の収入金額と支出の傾向】月平均60万円の収入、支出は月平均40万円【
奨学金、企業が負担 “全社員対象・支給額の上限なし”も
人材確保だけではない制度に込めた思い
優秀な人材を確保するため、新卒社員を対象に奨学金の返済を負担する企業が増えています。支給に一定の制限を設ける企業が多いなか、“全正社員対象”“上限のない総支給額”で奨学金の返済を支援する企業があります。新卒社員の囲い込みだけではない、奨学金支給支援制度を導入した企業の思いについて聞きました。
“終の棲家”の購入「冒険はできない」プロFPがピシャリ
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。東京で2日、名古屋で3日、仕事をこなしています。それぞれがパート勤務のため身分は不安定です。東京の仕事は名古屋の2割増しの時給単価になるため、東京での仕事を増やすほうが収入は明らかに増えます。そのため現在、住んでいる名古屋の賃貸から引っ越し、東京に部屋を借りようと思っています。そこで悩んでいるのが家を買うかどうかです。いまさら持ち家として東京で自分が買えるような古いマンションに手を出してもメリットはないでしょうか? 1DK以上の広さはほしいので、12万円以内でなんとか見つけようとしているところです。昨年の年収は600万円程度ですが、固定給で働いていたので、今後の収入はどうなるのか楽しくも恐ろしくもあります。一人暮らしで養育責任のある子供はいません。(50代後半 独身 女性)
人生100年時代、早期退職のためにはいくら貯めれば安心?
今後、必要になるのは高度な仕事スキル
7月、8月は、夏休みにお盆休みにと仕事から離れてのんびりできる時期ですね。のんびりした日々を過ごしていると、「早く仕事を辞めて、あとは好きなことをして日々過ごすのもいいなぁ」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。とはいえ、現実は少子高齢化が進み、お給料も右肩上がりにはならない時代。本当に早く仕事を辞めることができるのでしょうか?
“仕事を辞めて介護に専念”が最悪の選択になる可能性
担当編集者が語る書籍シリーズ
日常生活や生き方を通して、お金の価値観を考えるきっかけになるような話題の本をMONEY PLUS編集部がピックアップ。書籍の担当編集者に読みどころやこだわり、制作秘話などを語っていただきます。今回は、宮本剛宏 著の『介護危機 「数字」と「現場」の処方箋』をご紹介します。
仕事にも直結!? 知らないと困るオトナの接待マナー
その食べ方「NG」かもしれません
厳かな料亭や高級レストランなど、普段はあまり行き慣れない場所が指定されることも多いビジネス会食。そんな接待の場でどのように振る舞えば相手に好印象を与えられるのか気になるという社会人の方は多いのではないでしょうか?“食事マナー”というと堅苦しい印象も受けますが、もしかするとその場でのあなたの言動が仕事の成果を左右する可能性も――。そこで今回は、ビジネス会食やお酒をともなう宴席での振る舞い方のポイントや、意外と知られていない食事マナーについて、カリスママナー講師・西出ひろ子さんに教えていただきました。
「税金が払えない…」独立後、慌てないための基礎知識
住民税は1年遅れでやってくる
会社を辞めてフリーランスとして働く、副業が軌道に乗ってきたので独立する、起業してやりたい仕事がある……そんな方々に知っておいていただきたいのが退職後に発生する税金のことです。「こんなに税金がかかるの!?」と驚かれる方も多く、ぜひこの機会に税金について学び、退職後の資金繰り計画に生かしていただきたいと思います。
5人に1人はがんで退職 「治療しながら働く」は可能か
がんになったら、会社に言えますか?
「鶴を折るの、手伝って!」知人に頼まれ、ランチ後に突然始まった折り鶴タイム。聞けば会社の同僚が「がん」で入院することになり、みんなで千羽鶴を折るのだとか。乳がんを経験した私からすると、「がんを公表できる職場って素敵だな」と思うと同時に、治療を終えても戻って仕事ができる環境にある同僚が羨ましくなりました。皆さんの職場では「がん」になっても仕事を続けられますか?
「株は“ほったらかし”でも儲かる」人気ブロガーの投資術
老後不安から個別株投資を始めるも…
投資による資産形成は、始めるまでの心理的ハードルが高い。求められる知識やかかる手間、そして損失のリスクに、つい二の足を踏んでしまうものだ。しかし、今は順当に資産を築いている「投資の達人」も、最初は手探りだったはず。そこで、著名なインデックス投資ブロガーにインタビュー。投資のきっかけから現在の投資スタイル、そこにたどり着くまでの経緯など、「ビギナー時代」を中心に話を聞いた。今回お話を聞いたのは、日本経済新聞やマネー誌などに数多く取り上げられるインデックス投資ブロガーの水瀬ケンイチさん。IT企業に勤務しながら、堅実に資産を築いている。
休職中に資産1300万の55%を投資 これは危険?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。私の財産について、ぜひプロの方のご意見をいただきたく、よろしくお願いします。【海外投信】海外株式の投信を200万円で購入、毎月分配型で現在のところ分配金が23万円【国内株式】銘柄A(証券):100万円で取得、利益21万円銘柄B(資産運用):37万円で取得、損失19万円銘柄C(空運業):39万円で取得、利益5万円銘柄D(電気):67万円で取得、利益5万円銘柄E(不動産):18万円で仕入、損失8万円【米国株式】銘柄F(情報通信):58万円で取得、利益2万円【現金】590万円証券会社は地方の証券会社になります。どちらかといえば、言われたままに買っているかもしれません。ネット系証券及び、大手証券でCMを行っているファンドラップにも興味があります。今年58歳になりますが、会社は休職中で仕事を続けられるのか不安もあります。(50代後半 既婚・子供2人 男性)
仕事効率を上げる最強の休息法 今話題の本ランキング
アノ本の続編は2週間で10万部突破
6月の月間ランキング第1位は、2017年上半期ベストセラーでも総合第7位に輝いた『はじめての人のための3000円投資生活』となりました。これで8ヶ月連続第1位! 驚異的です。6月23日(金)には続編となる『3000円投資生活で本当に人生を変える!』が発売され、こちらも好調。発売から2週間で早くも10万部を突破しています。