はじめに
エンタメやIPビジネス、通信技術で貢献する企業
バンダイナムコホールディングス(7832)は、大阪万博で「ガンダム・ネクスト・フューチャー・パビリオン」を出展し、機動戦士ガンダムの実物大模型を展示。本連載ではIPビジネスの文脈でも取り上げました。エンタメ系のコンテンツ出展として、改めて注目です。
西日本旅客鉄道(9021)は、交通系ICカード「ICOCA」のマスコットキャラクターであるカモノハシのイコちゃんとミャクミャクの万博コラボレーション商品を販売。インフラですので、観光客増の恩恵も期待できるのでは。
さらに、大阪・関西万博で使われる次世代トランシーバーアプリBuddycom(バディコム)の開発・販売をしているのはサイエンスアーツ(4412)。Buddycomは大手企業で導入が広がり、4年連続シェアNo.1を獲得しており、万博のみならず災害救助、大手航空会社、介護の現場とさまざまなシーンで導入が進んでいるようです。
サマーストック×万博の複合銘柄
サマーストックと大阪万博の両面で注目できる銘柄を探してみるのも良いかもしれません。
ヨコレイ(2874)は、冷蔵倉庫事業を手がけるサマーストック関連であり、夢洲に土地を保有している万博関連でもあります。
リベルタ(4935)は、冷感機能性ウェア「FREEZE TECH」や、冷感アイテムブランド「クーリスト」のヒットも記憶に新しい企業です。万博の「住友館」パビリオンでは、リベルタの冷感プリント技術と、住友化学株式会社が開発した世界初の固体ポリマー型温度調節材料「コンフォーマ(R)」を用いたオリジナルデザイン製品を販売しているとのことで注目を集めています。
この夏の銘柄物色や投資戦略を立てるうえで、参考にしていただけますと幸いです。
投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward HOME]