はじめに
チェック④楽天証券でポイントを貯める
楽天証券では、楽天カードや楽天キャッシュを使って投資信託の積み立てを行うことで、利用額に応じたポイント還元を受けられます。
・楽天カード決済:月10万円まで積み立て可、0.5%〜2.0%還元(銘柄・カードの種類により異なる)
・楽天キャッシュ決済:月5万円まで積み立て可、0.5%還元
合計15万円までキャッシュレスで積み立てができ、資金移動の手間を省きながら、ポイントも貯められます。
チェック⑤ポイントを預けて増やす
貯まった楽天ポイントをさらに増やしたい方には、「楽天ポイント利息」や「楽天ポイント定期」などのサービスがあります。
・楽天ポイント利息
Rakuten PointClubのページで「貯めトクモード」をONにすると、年0.108%(月0.009%)の利率で毎月末の預入残高に対して利息ポイントが付与されます (通常ポイントのみが対象)。ポイントを使いたいときには、1ポイント単位で自由に引き出し可能です。引き出しは即時反映されるため、急に「やっぱりポイントを使いたい」となっても困りません 。
・楽天ポイント定期
預入期間は2年で、年利0.5%の利息がつきます。途中でポイントを使いたい場合は満期前でも引き出しが可能です(途中で引き出した場合利息はつきません)。
利回りは高くないため、増やすことを主目的にする場合は物足りませんが、「貯めておきたいけどあるとすぐに使ってしまう」方には有効です。筆者自身は、楽天ペイ利用の際に期間限定ポイントだけの利用がしやすくなったことがメリットに感じています。
さらに増える効果を期待したい場合は、ポイントで資産運用を行えるサービスも提供されています。
チェック⑥ポイント運用で投資の疑似体験
「投資はまだ不安…」という方は、現金を使わずに、楽天ポイントを使って運用することができます。
ポイント運用には、2つの運用コース(アクティブ/バランス)があり、リスクとリターンの異なる運用が選べます。2つのコースは実在する投資信託の基準価額に連動しており、運用状況に応じてポイントが増減します。手数料や税金は発生せず、100ポイント単位で追加・引き出しが可能です。
さらに本格的に投資を始めたい方には、以下のサービスもあります。ポイントだからこそ気軽に挑戦できる、投資の入り口になります。
・楽天証券のポイント投資:ポイントで投資信託を購入できる ※楽天証券の口座開設が必要
・楽天ポイントビットコイン:ビットコインの変動に合わせてポイントが増減
・ポイント楽天株:楽天グループ株式会社の株価に連動してポイント数が変動
ポイント活用は「使い方」も選ぶ
ポイントは「どう貯めるか」が注目されがちですが、「使ってこそ」価値があります。期間限定ポイントを失効前に使い切るのはもちろんのこと、自分の価値観に合った使い方を選ぶことで、満足度も高まります。
節約重視派なら、楽天モバイルなど他の楽天サービス料金の支払いや、楽天カードの引き落とし額へポイントを充当する方法が有効です。
楽しみのために使いたい方には、楽天ペイを通じてリアル店舗で気軽に使える利便性が魅力です。
さらに、ポイントは買い物や支払いだけに限りません。他社ポイントやANA・JALのマイルへの交換も可能なので、旅行を楽しみたい方にとっては有効な選択肢です。
楽天ポイントは、家計改善やインフレ対策にもつながるお金の味方です。日々の買い物や投資、ふるさと納税など、活用の幅は広く、少しの工夫で得られる価値に差がつきます。
ポイントを上手に活かすことは、小さな積み重ねで家計に安心感を生み出す習慣づくりの第一歩です。ぜひこの機会に、ご自身の楽天ポイント活用法を見直してみてはいかがでしょうか。