はじめに
業界改革厳選ETF REITイベント・ドリブン(396A)
運用会社:シンプレクス・アセット・マネジメント
業界改革厳選ETF REITイベント・ドリブンの組成の目的は、割安に放置されたREITの価値向上に貢献することです。2025年6月10日現在、日本ビルファンド投資法人(8951)を除いたすべてのJ-REITはNAV倍率が1倍を割れています。NAV倍率とは、不動産を時価評価した純資産価値に対する投資口価格の割安度を表す指標です。 株式におけるPBR(株価純資産倍率)に似た指標です。NAV倍率が低いほど割安、高いほど割高と判断されます。中長期の資産形成を目的とする個人投資家にニーズがあるとして組成されました。
組み入れ銘柄は、野村不動産マスターファンド投資法人(3462)、日本プロロジスリート投資法人(3283)、大和ハウスリート投資法人(8984)、インヴィンシブル投資法人(8963)などが上位です。
アクティブ運用ETFのメリットは、低い売買コストや市場の時価で取引が可能なことです。現時点でのデメリットは、売買代金が少なく総資産が低いことが挙げられます。この商品自体を知らない個人投資家も多いように感じます。
※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
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