はじめに

いざ計算!

  • ポケモンGO年間売上予想=2000~3000億円
  • プラットフォーマーへの手数料30%=600~900億円
  • (株)ポケモンへの使用料3%=60~90億円(この32%が任天堂の利益)
  • 差し引き1340~2010億円=ナイアンティックの収入

ゲーム運営等経費を収入の4割(パズドラ等参考)と考えると、ナイアンティックの利益=804~1206億円。

アメリカの法人税率を簡潔に40%とすると、ナイアンティックの純利益482~724億円。

ここから、任天堂の出資分を2割とすると→96~145億。そして、(株)ポケモンの持分利益=19~29億。

合わせると……任天堂の年間利益=115~174億円となりました!

付属品「ポケモンGOプラス」や「ポケモンGO」制作協力の売り上げも!

「ポケモンGOプラス」はゲームをプレイしやすくなる付属品のようなもので、35ドルで販売する予定だそうです。ゲームのヒット具合をみると、世界で1000万個くらいは売れそうです。

  • 売上=35ドル×1000万=350億円
  • 利益率を4割とすると=210億円
  • 税引き後利益=126億

また、かなり不透明な売り上げとしては、ナイアンティックからゲームの制作協力費がもらえるかもしれないということです。あったとしたら、数十億程度?いや正直わかりません(笑)。

結論!ポケモンGOは任天堂の純利益を相当に押し上げる!

ざっくり計算の結果、「ポケモンGO」によって、年間純利益200~300億円程度増える可能性があると出ました。今期の純利益予想が350億円ですので、かなりの押し上げ効果があると思います。

このほか、改めてポケモンのゲームが売れるなど相乗効果も期待できます。

また、「ポケモンGO」に続くソーシャルゲームへの期待も高まっています。任天堂は、マリオやゼルダ、ドンキーコングなど世界的に人気なコンテンツを保有しているので、今回の成功で、投資家の任天堂を見る目が一気に変わったはずです。第2第3の「ポケモンGO」を早くも期待してしまいます。

ただし、ここまで今世紀最大規模の大金を巻き込んでの急騰となっていて、率直にいうと短期マネーゲーマーたちの鉄火場と化しています。高値掴みの任天堂株をGETだぜしないよう、お気を付けください。

https://youtu.be/EmhyG_d1QKU


※記事には個人の見解も含まれています。情報に間違いがある可能性がありますので必ずご自身でご確認し、投資判断は自己責任でお願いいたします。

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