はじめに

高騰の裏にある警戒感

アマゾンやアルファベット(グーグル親会社)といった他の組み入れ上位企業も、それぞれ株価が上場来高値を更新しました。

アマゾンは、10月30日に公表した決算で、2025年7~9月期決算は、売上高が前年同期比13%増の1801億6900万ドル(約27兆7500億円)、純利益が38%増の211億8700万ドルとなりました。

7~9月期のAWS売上高は330億ドル(約5兆800億円)となり、前年同期比20%増加しました。伸び率は2022年末以来最大となります。

米アルファベット(グーグル親会社)も2025年7~9月期決算は、売上高が前年同期と比べ16%増の1023億4600万ドル(約15兆6500億円)、純利益が33%増の349億7900万と好調です。

四半期売上高で初めて1000億ドルを突破しました。主力の広告事業とクラウドコンピューティング事業がともに安定的な成長を見せています。

こうした巨大テック企業の安定的な成長が、国内のインデックスファンドの純資産総額の増加を後押ししていることがわかります。

しかし、10月30日には、ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモンCEOがAI相場の終焉に警戒感を示したとの報道もありました。この過熱感を無視せず、慎重に相場と向き合っていくことが、個人投資家にとって何よりも重要でしょう。

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