はじめに
次世代への投資「フィジカルAI」
ソフトバンクグループが今後期待する新規分野として挙げているのが「フィジカルAI」です。ソフトバンクグループは、2024年10月にスイスの重電大手ABBのロボット事業を総額53億7,500万ドル(約8,187億円)で買収すると発表し、2026年中の買収完了を目指しています。
孫正義会長は、「次のフロンティアは(ロボットや自動運転などの)『フィジカルAI』だ」と語っています。
また、ソフトバンクグループの投資先には、データ学習を基盤とする自動運転技術を開発するケンブリッジ大学発のイギリス企業Wayveなどがあり、2025年4月には日産自動車との提携を発表するなど、未来のAI技術への布石を着々と打っています。
11月14日現在、ソフトバンクグループの時価総額は日本企業で4位に位置しています。同社の時価総額を増加させた理由は、世界的な株高と感じます。今後、世界的に株価が下落する場面があれば同社株も下落することも予想されます。投資先の株価などのチェックは必要でしょう。
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